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2018年5月2日水曜日

[ライブレポ]  NARA MINARA IDOL FES VOL.1(Cure。、桃色革命、マジカル・パンチライン、柳瀬蓉)

4月30日(月曜日)奈良にオープンしたばかりの大型商業施設「ミ・ナーラ」
にて開催された「Nara Minara Idol Fes vol.1」に、28日に続いて行ってきました。
こちらの前記事に書いた通り、計3日間開催の1日目にして伝説となったアイドルフェス。
2日目は他の予定があったため行けずでしたが、ツイッター検索などによると
1日目よりは改善されたという評判から、あらためてこの目で見てみたいと思い
最終日となった3日目、この日は13時半頃終了予定の柳瀬蓉さんまでは
いけるということで行ってきました。やっぱり家から近いし駐車場が無料だから
気軽に行けるというのが本当にありがたい・・・果たしてどこまで良くなったのか?


まず1日目にして板が割れるなどのステージ崩壊を起こした3階吉野ステージが
1階の玄関前に移動していた。計3日間で全部違う場所に設置された急造ステージが
最後の3日目にしてまともな形のライブステージへと進化している!
さらにマイクや音響のトラブルもなく、どのグループもほぼ予定時間通りに
ライブができていたし、有線マイクを持って踊らされるグループもいなかった。
極めつけは、ステージの前にタイムテーブルが貼られている!
当たり前だろと思われるかもしれないが、1日目はこれすら無かったんですよ。




・Cure。 (1F・吉野ステージ)

大阪を拠点に活動するちょうどいいラウド系アイドル。結成5年目にして
初の奈良遠征だとか。前回見たのはDRAGON GIRLS CARNIVALでしたが(レポはこちら)
その時と同様に今回もステージからフロアに降りて観客を巻き込みながらの
ライブパフォーマンスを見せてくれました。お子様に声をかけたりする姿も。
歌唱力が上がっているように感じられたのは良かった。楽曲はもうちょいかなぁ。
なお後ろの方には柳瀬蓉さんがいました。約2時間後にこのステージに登場予定でしたからね。



・桃色革命 (1F・平城ステージ)

人気アイドルの小桃音まいさんを中心に2016年結成されたグループで
前日もこのフェスに出演し、ツイキャスでライブ配信をするなど活躍。
可愛くも勢いのある楽曲とライブパフォーマンスでこの日も盛り上がりました。
ライブ中のファンからのコールで「魚をさばける」という声があがったのには笑った。
メンバーには肉食系ならぬ魚食系女子もいるということか?
MCではメンバーの相沢美玲さんが、奈良出身であるということで観客から歓声が上がる中、
ミナーラフェスで奈良のイメージを良くしたいなどと語っていたのが印象的でした。
1日目の時点では逆効果だっただけによくぞ言ってくれた。
さらに小桃音まいさんはライブ以外で奈良に来たことがあるそうで、
その理由が加護亜依さんのファンで同じ空気を吸ってみたかったからという話には
会場に微妙な空気が流れる。なおミナーラフェスの感想は思ったより全然普通、
2時間遅れと聞いてたからどうなることかと思ってたという話もありました。
桃色革命は2、3日目のみの出演だから良かったんですよ。1日目ならえらいことになってた。



・マジカル・パンチライン (1F・平城ステージ)

〔セットリスト〕
・マジカルジャーニーツアー  [公式PV]
・108煩悩bomb
・パレードは続く  [公式PV]
・私が私を燃やす理由  [公式PV]
・万里一空 Rising Fire!
・Magiかよ!? BiliBili☆パンチライン  [公式PV]

魔法をコンセプトとしたアイドルグループ。
まず1曲目「マジカルジャーニーツアー」から幻想的かつドラマチックな曲展開が
詰まったポップソングを披露。まるで大冒険が始まったかのように
ワクワクさせらせる楽曲とライブパフォーマンスを見せてくれた。
3曲目の「パレードは続く」も1曲目同様クサメロ全開の曲で素晴らしいし、
さらに5曲目「万里一空 Rising Fire!」は一転してロック系の名曲で
これらどの曲もアニソンに起用されても良さそうな曲ばかり。
ミナーラで初めて見たグループの中では一番の新たな収穫になりました。
こういうグループこそが楽曲派に評価される流れにならないものなのだろうか?
クサメロ好きのメタラーからは評価される曲なのかもしれませんけどね。



・柳瀬蓉 (1F・吉野ステージ)

計3日間全部出演の京都発和風シンガーソングライター。
この日は2曲目に披露されたバラード曲も幻想的な歌謡曲で名曲だなと感じた。
時折座りながら踊り歌うライブパフォーマンスもお見事。
前の方の観客の皆さんは、後ろの人がステージを見やすいように
座り込んで聴いていたのも気配りができていていいなぁと思ったし、
これには当ブログ管理人も正座して聴き入ってしまった。
4曲目には1日目のライブでも披露された「alive」で盛り上がりまくり。
さらにこの日は通りすがりの買い物客と思われる80歳ぐらいのおばあちゃんが
ステージを見入っていたのも印象的だった。本当に老若男女に幅広く受け入れられる
楽曲とパフォーマンスを持っている歌手だし、もっと人気が出てもいいはず。
少なくとも和楽器バンドと同じぐらいは売れてもいいはずなのにと感じました。
このミナーラフェスではツイッター上にて見やすいタイムテーブルの作成に始まり、
さらにはミナーラ内にオープンしたテーマパーク「NINJA TOWN」のレポなども
やってくれたりで(参照)計3日間通して大活躍、私の中では文句無しの総合優勝。
物販に行く時間が無かったのが悔やまれる・・・アルバム買いたかったけど今や売り切れ寸前だなんて。



以上でございます。1日目は何もかもがあまりにも未熟だったアイドルフェスが
最終日にはここまで良いフェスに成長して本当に良かったなぁと・・・
まるでアイドルが成長していくのを見守るアイドルファンのような気持ちに
なってしまった。ツイッターにてミナーラで検索すると最終日は概ね好評で
これからも開催して欲しいという声が多く上がっていたのもホッとした。
伝説の音楽フェスといえば、フジロックの第1回目も
いわゆる失敗フェスだったわけだし(こちらは主に台風のせいだけど)
ミナーラフェスも果てはTIFなどと並ぶアイドルフェスの代表的存在まで登り詰めて
あの伝説の第1回を体験したんだぞと自慢できるぐらいのフェスになって欲しい。
どうやら司会者の吉田豪さんの話によると、ミナーラの運営サイドは
このフェスを続けていきたいとコメントしたそうで、これは朗報の一言。
なんせまだまだ伸びしろがある。公式サイトの文面通りに、
第2回開催では屋上ステージと巨大モニターを設置したステージも期待したい。
来年もまた当ブログでライブレポが書けることを願いたいですね。



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