ブログトップ

唄と旅がメインの日記ブログ。音楽は歌姫系・アニソン・アイドルからハードロック・メタルまで幅広く取り上げてます。
相互リンク及びブログ固定客大募集中。リクエストも基本的に大歓迎。たくさん更新してますのでよろしくお願いします。
コメ欄の匿名コメントは内容によっては削除する場合があることをご了承下さい。

2016年9月29日木曜日

[ライブレポ]  Electric Lady Loud 2016(Disqualia、Mardelas、ANARCHY STONE)

(前記事はこちら)

・Disqualia

2015年に結成された5人組ガールズハンド。ギターとドラムは元DESTROSE。
ボーカルのIBUKIさんは一児の母らしいです。会場はライブ開始前の時点で既にほぼ満杯という人気。
このバンドは事前に予習した時の期待通り良かったです。BEEASTのインタビュー通り。
>Disqualiaの音楽性自体が、メタル好きな人たち以外の方々にも受け入れられやすい。
 歌メロを表現の中心軸に据えているのも、幅広い層の人たちに伝えたいという気持ちもあってのことですし
本当にそういう音楽をやっている。メタルを軸にしながらも様々なアプローチを見せてくれて、
なおかつ歌メロが良い。なのになぜ幅広い層の人たちが聴いてくれないのか、
不思議に思えてならない。知る機会が無いのか、それとも・・・
これは近年の大多数のハードロック・メタル系女性Voバンドにも同じことが言える。
最後まで見たかったがMardelasのステージを見に行くため途中で抜けることに。




・Mardelas

[セットリスト]
・神風
・千羽鶴 -Thousand Cranes-
・Cheers
・Loner
・Day Break
・Eclipse

元DESTROSEのボーカル、蛇石マリナさんを中心に結成された4人組ハード・ロック・バンド。
マリナさんはDESTROSE時代にライブで生歌唱を聴いたことがあったのですが、
このバンドになってから観るのは初めて。前バンドで聴いた時以上に圧倒されました。
ハイトーンやロングトーンやビブラートを交えたコテコテの歌唱が最高、
今回の出演者の中でも一番歌が上手い!と書くはずだったのですが、
4曲目あたりでトラブル?が起きて声が出なかった部分があったのが惜しかった。
これに関しては後のMCにてマリナさん自ら、ゲップが出そうになったと告白。
女子がそれを言うか! しゃべりを聴いた感じでは、先日のNAONのYAON(レポはこちら)にて
主催と司会を務めた、SHOW-YAの寺田恵子さんみたいなお方だなと。ポスト姐さん。
だがそんなマリナさんをフォローするかのように、ベースのhibikiさんが
「本当は可愛い子なんですよ」と一言。このステージからは想像がつかない(笑)
そしてMCの後には楽器隊の男性陣が「ソロバトル」と題して、
ギターソロとベースソロを交互に披露。テクニカルな速弾きはさすがの一言。
さらにドラムの弓田さんはGacharic SpinのまいちゃんTシャツを着て登場し、
音楽界一のまいちゃんファンであることをアピール。
メンバー4人全員に活躍する場面があったのは良かったですね。
既にメジャーデビュー済みのバンドなだけにもっと躍進して欲しいところですが・・・




・ANARCHY STONE

千葉出身の3ピースガールズメロディックパンクバンド。
こちらは途中から見るという形に。会場に入った時にはMC中で、
先日4年ぶりにニューアルバムをリリースしたという話が。MCが長い。
だがその後に披露された計2曲を聴いた限りでは良かったです。
単調なガールズパンクはあまり好みではないだけに聴く前までは不安だったが、
このバンドは歌メロがしっかりしていた。
既に10年以上活動しているそうですが今まで全く知らなかったですね・・・


(続く

2016年9月27日火曜日

[ライブレポ]  HELLOWEEN、AMARANTHE「JAPAN TOUR 2016」

9月21日(水曜日)大阪・なんばHatchにて開催された、HELLOWEENのジャパンツアーに行ってきました。
本来であれば6月22日に開催予定だったはずのライブでしたが、
ドラマーのDani Loeble(ダニ・ルブレ)さんが急病で入院となったため延期。
それから3ヶ月後、ようやく待ちに待った来日ライブが実現となりました。
さらに「VERY SPECIAL GUEST」としてこのライブへの出演が決まっていたAMARANTHEも
当初の予定通りに来てくれました。よくスケジュールを合わせてくれたものですね。
実は洋楽アーティストのライブに行くのは今回が初めて、それも洋楽アーティストで
初めて大好きになったバンドのライブに行くということで、本当に楽しみにしてましたよ・・・




・AMARANTHE

スウェーデン出身、クリーンボーカルの男女とスクリームボーカルの
計3人のシンガーを擁する6人組若手HR/HMバンド。

まず1曲目からいきなり一番大好きな曲「Digital World」をやってくれて感激しました。
トランス・デジタル要素を加えた洋楽ハードロック・メタル系の楽曲、
これを最初に聴いた時は今まで味わったことのないような興奮に包まれただけに・・・
日本のアーティストの曲で例えるならば、洋楽テイストのメロディを持ったGacharic Spinといったところか?
さらに3曲目には代表曲の「Hunger」を歌うなど、期待していた曲を次々と披露。
女性ボーカルのElize Ryd(エリーゼ・リード)さんはとてもセクシーでしたね。
曲が終わった後に日本語で「ありがとうございます」としゃべった場面にも萌えた。
歌唱の方も計3人のボーカルの中で一番上手いと感じました。これぞ歌姫だ。
それに対して男性ボーカル2人は時折ヘドバンを見せながら歌い上げる。
スクリーム担当のHenrik Englund(ヘンリク・エングルンド)さんが
長髪を振り乱してヘドバンしているのを見ると、同じく一緒にヘドバンしたくなりますね。
周りでやってる人はあまりいなかったけど。自分はメタル系のライブに行くと必ずするのに。

メンバー6人ともにステージ上を駆け回ったりするような場面は無く、
曲展開ごとにそれぞれ歩いて立ち位置を入れ替えるようなステージングだったのは意外。
だがその分、地に足がついたとでも表現できるような貫禄を感じられるライブでした。
アンコールも含めて全12~3曲ほど披露。もはや実質2マンライブ。
これがゲスト扱いってベリースペシャル過ぎるだろ・・よくぞはるばる来てくれました!




・HELLOWEEN

[セットリスト]
・Eagle Fly Free
・Dr. Stein
・My God-Given Right
・Steel Tormentor
・Mr. Torture
・Waiting For The Thunder
・Straight Out Of Hell
・Heroes
・Where The Rain Grows
・Lost in America
・Power
・Forever and One (Neverland)
・Halloween~Sole Survivor~I Can~Are You Matal?~Keeper of the Seven Keys
(アンコール)
・Before the War
・Future World
・I Want Out

全16曲




ドイツ出身、ジャーマンメタルを代表する大ベテラン5人組バンド。
メロディックスピードメタルを作り上げたバンドとも呼ばれるだけに、
まさにレジェンド。今までのライブ記録全集の中でも一番の大物に違いない。

まず1曲目からいきなり代表曲の「Eagle Fly Free」をやってくれて感激しました。
間奏部分ではテクニカルなギターソロが炸裂、1曲目からここまで飛ばすか!?と驚き。
ボーカルのAndi Deris(アンディ・デリス)さんはとても表情豊かな
ボーカリストだなと感じました。歌い方はもちろんとして顔の方も。

なおライブではサビの部分を観客たちも含めて合唱することが多いという評判を
事前に聞いていましたが、彼らのライブに関してはそれも見事なコーラスとなる。
もしこれが他のアーティストだったならば、ボーカルが歌ってる時に
観客は歌わないでくれと思ってしまうのだが、HELLOWEENのボーカルのアンディさんは
声量抜群、たとえ観客がいくら歌おうが声がかき消されたりはしない。
アンディさんを中心とした会場全体の一体感がそこにある。
このバンドはメタルにしては明るめの曲が多く(中にはダークネスな曲もあるが)
聴く者に勇気を与えてくれるような曲が多いだけに、なおさら一体となって盛り上がれる。

8曲目に昨年リリースの最新アルバム「My God-Given Right」から
「Heroes」をやってくれたのは、この日一番嬉しかったです。
サビの歌詞通りの「俺たちはみんなヒーロー、英雄なんだ!」という一体感。
ライブだとそれをより一層感じられる。こんな弱虫な俺だってヒーローになれるんだって思える。
さらに11曲目には、生まれて初めて洋楽の曲で大好きになった曲である
「Power」も歌ってくれました。これもまた嬉しかった。
魂のこもったボーカル、魂を揺さぶるような楽器隊のサウンドにのせて
「俺たちにはパワーがある!」「王座につくのは俺たちだ!」といった力強いメッセージが
会場一体に響き渡る。そして観客たちもそれを合唱する。
この一体感、これぞ最強の名にふさわしい音楽だ。
さらに13曲目にはメドレーとして、代表曲クラスの傑作ナンバー計4曲を次々と披露、
あの曲もこの曲も生で聴けてしまうの!?という興奮が止まらなかったっすよ・・・
アンコールも含めての全16曲、完全燃焼いたしました!


世界中にその名が知れ渡る、まさにワールドチャンピオン級のバンドを、
こんなにも間近な、今にも手が届きそうなところで約1時間半も見られたというのは、
もはや世界最高級の贅沢ではなかろうか。今まで様々なアーティストの
ライブに行ってきた中においても、この日は歴史に残る1日でした。
はるばる日本まで来てワンマン(実質ツーマン)ライブを開催してくれたことに
感謝の気持ちしかないです。本当にありがとうございました!



2016年9月25日日曜日

[ライブレポ]  水樹奈々「NANA MIZUKI LIVE PARK 2016」

9月22日(木曜日)阪神甲子園球場にて開催された、水樹奈々のワンマンワイブ
「NANA MIZUKI LIVE PARK 2016」に行ってきました。

行き慣れたはずの甲子園球場も、この日ばかりは違った景色に見える。



[セットリスト]
・アオイイロ
・POWER GATE
・It's Only Brave
・Naked Soldier
・SCARLET KNIGHT
・アンティフォーナ
・POP MASTER
・76th Star
・summer sweet
・コイウタ。
・The NEW STAR
・Faith
・TRANSMIGRATION
・熱情のマリア
・STARTING NOW!
・レイジーシンドローム
・7COLORS
・STAND UP(新曲)
・MASSIVE WONDERS
・ETERNAL BLAZE
・アパッショナート
・BRAVE PHOENIX
(アンコール1)
・Fun Fun★People
・六甲おろし(サックス演奏)
・ミラクル☆フライト
・恋想花火
(アンコール2)
・JET PARK

全28曲




まずはオープニング映像がステージ左右に設置された巨大スクリーンに流れ、
舞い上がる風船と共に奈々様がステージ最上段に登場。
ライブの超定番曲「POWER GATE」など計3曲を立て続けに披露した後、
MCでは甲子園球場でライブをすることが夢だったと、思わず泣きそうになりながら
みなさんありがとうと、会場のファンなどに向けての感謝の言葉が。なおその中には
「タイガース一筋でブレないデイリーさんが号外を作って下さってありがとうございます」
というデイリースポーツへの感謝の言葉もあったのが特に印象的でした(笑)

これはもう永久保存版ですよ・・・
球場の外にて200円で売ってましたがそれ以上の価値があるプレミアものだ。
プレミア12ならぬプレミア7。

6曲目の「アンティフォーナ」の後にはバンドメンバー「チェリーボーイズ」の紹介が。
今回は甲子園仕様ということで、野球チームの選手に扮したメンバー達の映像が
巨大スクリーンに流れる。ユニフォームを着てバットの素振りなどをする姿は
揃いも揃って似合ってなかったが(笑)しかしこの映像内で披露された
チェリボナインの歌はすごく良かった。「タッチ」のオマージュらしいですが
オリジナル曲かと思うほどだった。なんならシングルのC/W曲に収録してもいいぐらい?

メンバー紹介の後に、奈々様が浴衣姿で再登場。そして7(奈々)曲目となる
「POP MASTER」の前に、この日の入場者全員に配られたジェット風船を飛ばすことに。
いつもの阪神戦7回裏開始前に流れるジェット風船飛ばしの音楽が流れた後、
一斉に約37000の青い風船が空へと放たれる。この光景は圧巻でした。
曇り空をかき消すかのような青。いつもは黄色メインなだけに違った景色だ。

ライブ中盤にはこの日のために作られたオリジナルのショートムービーが
巨大スクリーンに放映されました。奈々様やチェリーボーイズの皆さん、
さらにはスペシャルゲストとして上坂すみれさんも登場し、
公園のゴミを拾い集めてリサイクルアートに挑戦。最後には恐竜のアートが完成。
このスペシャルムービーの終了とともに、奈々様が恐竜の化石を模った乗り物に乗って登場。
今回もまた超豪華。そして場内一周で観客たちに手を振りながら
「STARTING NOW!」「レイジーシンドローム」「7COLORS」と立て続けに3曲を熱唱。
近くまで来て歌ってくれた時はこちらも手を振り返しましたよ!

そして曲終了後はMCで、ショートムービー撮影の時に蚊に刺されまくった話や
すみぺを起用したのは不思議な人という配役にピッタリだったと思ったからという
裏話を立て続けに披露。すみぺに出演依頼をした際に返ってきた答えは
「裸になる以外なら大丈夫です!」さすがすみぺだ(笑)セリフが簡単に脳内再生できる。
さらに、12月21日にニューアルバムのリリースが決定したという重大発表には
会場から大きな歓声が。これには驚いた。先行シングルがまだ1枚の時点で
アルバムが出るとは予想してなかっただけに、嬉しいニュースでしたね。
そして次の曲にてアルバムに収録される新曲「STAND UP」をいち早く披露してくれました。
甲子園のイメージにも合う曲という紹介通りの名曲。スクリーンに表示された歌詞も良かった。

そしてライブはいよいよ終盤のクライマックスに。「ここからは熱い曲になりますよ」
という紹介の後に「MASSIVE WONDERS」「ETERNAL BLAZE」「アパッショナート」
の3連発にはこの日一番テンション上がった。やっと大好きな曲が、それも次々と来てくれた!
「ETERNAL BLAZE」ではステージから火柱が上がる演出にも圧倒された。
だが「アパッショナート」が終わった直後、ここまで何とか持ちこたえていた天気が
一気に崩れ、大雨が降り出すというまさかの事態が。
これには観客たちも慌ててレインコートを着るなど対処に追われることに・・・

だがその後に披露された本編ラスト曲「BRAVE PHOENIX」にて
滝のような雨に打たれながら歌う奈々様の姿には、たまらなく心を揺さぶられた。
何とも幻想的でセクシーでエモーショナルで・・・
こんなにも歌うには辛い状況の中で、最後の力を振り絞るかのように
胸に迫りくる歌唱を聴かせてくれた。ラストにしてこんなステージを見せられると、
この降りしきる雨もまた演出だったんじゃないかとすら感じた。奇跡の演出だ。

アンコールでは「Fun Fun★People」にて、なんとサックス演奏に挑戦。
甲子園球場といえば高校野球の応援のブラスバンドということから
サックスに挑戦することを決めたそうで、練習開始からわずか4ヶ月ほどで
このステージに立ったとのこと。バンドメンバーの話によるとそもそもサックスは
簡単に音が出せる楽器ではないらしいです。それだけにスゴいという言葉が。
さらにもう1曲ということで、次はサックスで「六甲おろし」を演奏するという
俺歓喜のステージが実現(笑)さすがタイガースファンを代表する女性芸能人だ!
球場全体が黄色のサイリウムに包まれる中でサックス演奏を熱演、
依然として雨が降る厳しい条件だったこともあり一部音が出ていない部分もありましたが、
それでもよくやり遂げてくれた。少なくともオマリーの六甲おろしよりは音程合ってた。

続く「ミラクル☆フライト」ではトロッコに乗って再び場内一周。
この曲をやってくれたのは嬉しかった。そしてアンコールのラスト「恋想花火」では
次々と空に舞い上がる打ち上げ花火をバックに歌う姿に、思わず感動。
この曲の時だけは雨がほぼ止んでいたのも何気に奇跡的だ。

伝説のライブの目撃者になれた。本当に行って良かった。
後半の「MASSIVE WONDERS」からアンコールの「恋想花火」までの展開は
まさに神懸かり的。天をも動かした。今まで私が行ってきた中でも
ここまでドラマチックなライブは見たことがない。これぞ筋書きのないドラマだ。
ライブ中盤まではシングルA面曲が少ないセットリストで、
個人的にはもっと他に聴きたい曲があるのになぁと思っていたのが全て吹っ飛んだ。
雨でビショ濡れになったものの、自分はそんなことどうでもいい。
奈々様とチーム奈々の皆さんが風邪を引いてしまわないかは心配でしたが・・・
来年の1月からは全国ツアーも決定、また素晴らしいステージを見せてくれることを期待したいです。



2016年9月23日金曜日

[CDレビュー]  Gacharic Spin「確実変動 -KAKUHEN-」


Gacharic Spin「 確実変動 -KAKUHEN-(初回生産限定盤Type-B)」
(2016/9/7)

1. KAKUHEN
2. Friendship
3. シャキシャキして!!
4. ゴー!ライバー
5. 最後のピース
6. パラリヤハッピー
7. 恋愛スイッチ
8. 胸を張ってもいいんだよ
9. シナリオ
10. 白がこの街と僕を染める
11. リスキーリスキー
12. アルブスの少女
お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10)




Gacharic Spinのメジャー2ndアルバム。
先行シングル「シャキシャキして!!」がCMソングとして大量オンエアされたこともあり
ようやく少しづつ知名度が上昇、そんな中でリリースされた今作は
より多くの人に聴いてもらうことを意識した、歌もの中心の作品になったというメンバーからの紹介が。
空前の大傑作だった前アルバム「MUSIC BATTLER」(レビューはこちら)と比べて
どう変化したのか注目してましたが、良い意味で予想通りな作品でした。

まず1曲目「KAKUHEN」はダンサブルなデジロックサウンドにのせて
チャレンジャーとしての魂がこもったメッセージを歌う、これぞガチャピンの王道曲。
ボーカルに所々エフェクトをかけたり、1番終了後の間奏で意図的に音を歪ませたりと
随所でグルーヴ感を演出、細部まで編曲にこだわりに感じられる。さすがリードトラック。

2曲目「Friendship」は今作の歌ものポップ路線を象徴するような曲。
伸びやかで良質なメロディとボーカル、ピアノをうまく絡めた編曲、
これを他のアーティストが出していたならば絶賛していたレベルの曲だが
ガチャピンにとってはこれぐらいは当たり前のレベルなんですよね。

3曲目「シャキシャキして!!」はこちらのシングル感想で書いた通りの名曲。
しばらくは代表曲としてライブでも歌い続けられるに違いない。

4曲目「ゴー!ライバー」はライブで盛り上がることを歌った曲。
デジタル色強め、曲全体から楽しい雰囲気が満ち溢れてる。
「♪大人たちもキッズたちも 手を上げ一緒に」といきたいですね。
だが実際のガチャピンのライブだとキッズの方はあまり見かけないのはなんでなん・・・

5曲目「最後のピース」は別れを歌った哀愁疾走パンクナンバー。
サビで一気に加速、今作の曲の中では最もドカンとくるものがあった。

6曲目「パラリヤハッピー」はコミカルでおちゃらけたポップソング。
「♪バンザイアップラキラキベッチュメロディーーー!!」って何なんだこれは、
酔っ払いか!?(笑)たとえアラサーだろうがアラフォーになろうがこの遊び心はずっと持ち続けて欲しい。
こんな歌詞でもサビのハイトーン歌唱は何気に上手いから、聴いていて気持ちいい。

7曲目「恋愛スイッチ」は今作の中では最もラウド・メタル色の強い曲で
イントロからその高い演奏技術に圧倒させられる。
だがこの曲でボーカルをとるTOMO-ZOさんの歌声はどうものっぺりしてる印象がある。
はな兄さんが歌っていたらもっと迫力を感じられる名曲になったんじゃないかなと思う。
それでも「好きよ」というセリフを曲中で囁かれると萌えるんですよ。

8曲目「胸を張ってもいいんだよ」では再びポップなデジロック路線に。
前向きな歌詞、サビのはな兄さんとオレオ様のツインボーカルのリレー、
間奏で飛び出すベースソロにキーボードソロ、エフェクトを加えたCメロ、
これら全てが印象的。ポップな中にもガチャピンらしさがてんこ盛りの名曲。

9曲目「シナリオ」も伸びやかでポップ。こういう曲こそアニメタイアップをと思う。
今まではせっかくアニソンに起用されてもガチャガチャダンサーズ名義の
「溶けないCANDY」、サビメロの抑揚の少ない外部提供曲「Don’t Let Me Down」、
この2曲では訴求力が低かったんじゃないかと思ってしまうんですよね。

10曲目「白がこの街と僕を染める」は今作唯一となる切ないバラード曲。
悲壮感をぶつけたオレオ様のハイトーンボイスがとんでもないことになっている。
ライブで光るブラジャーをつけてキーボードの上に仁王立ちしてる人が歌ってるとは思えない。
そもそもキーボード本業なのにこんなに歌が上手いって冷静に考えたらスゴいことだ。

11曲目「リスキーリスキー」はEDMにバンドサウンドを融合、ディスコ風の曲でノリがいい。
ガールズバンドでこんな曲を作るバンドは唯一無二ではないだろうか。

12曲目「アルブスの少女」はこちらのシングル感想で書いた通りの名曲。
パワフルな中にも女性らしさがある、この曲がラストナンバーとはガチャピンらしい。

シークレットトラックとして77曲目に収録されている「ニコリン星の通勤ラッシュ」は
TOMO-ZOさんのワンマンライブにて披露されたことのあるインスト曲。
ロックバンドとしての実力が伝わる演奏。これを聴くだけでも決してイロモノバンドではないことが分かる。

よくぞここまで百発百中レベルで歌メロの良い曲を作ったものだと感心させられた。
今作は歌もの中心と宣言しただけに有言実行といえる。
その分アルバムオリジナル曲の2曲目や8~10曲目などを中心に、
水樹奈々やMay'nや西沢幸奏などが歌うアニソン系パワーポップに近い曲も増えた印象で、
こうなるとあらためてガチャピンにはアニメタイアップで一発ドカンと当てて欲しいと
思わずにいられない。ラスベガスみたいに一気に躍進できる可能性はあるはず。
一方でガールズバンド離れした凄腕を次々と見せつけるといった場面は
前アルバムと比べるとやや減った印象で、楽器隊の演奏で耳に残るメロディも
前作の方が多かったように思う。そもそも前作があまりにもスゴ過ぎたから・・・
それでも編曲レベルの高さは相変わらず最高クラス。耳馴染みの良い歌メロが
組み合わさったデジロック作品は、このバンドの入門編としてぜひおすすめしたい1枚。
ライブだとこれらの曲はどんなステージを見せながら聴かせてくれるのか、
ガチャガチャダンサーズの2人のパフォーマンスも含めて楽しみにしたいです。







2016年9月19日月曜日

[ライブレポ]  Electric Lady Loud 2016(がんばれ!Victory、SORAMIMI、Zwei)

(前記事はこちら)

・がんばれ!Victory

[セットリスト]
・WONDER JOURNEY
・ラリラリラ
・Booing!
・夢のつづき
・青春!ヒーロー
・ボクラノミライ
・KGSD


当ブログ的にはすっかりおなじみ、おそらく今年一番多くライブステージを
観ているのではないかと思う。野球ユニフォーム姿がトレードマークの5人組バンドル。
だがこの日はステージに登場するなり驚いた。ユニフォームを着てない!
さらにMCもほぼ無しで、ライブ終盤にベースのしのぶさんから
今回のフェスではMC無しという新しい試みに挑戦したという説明が。
ということはユニフォームを脱いだのも・・・果たしてこれから先はどうなるのか、
もしかすると野球女子という設定が外されてしまうのではと不安な気持ちになったが、
だがあらためて見てみるとユニフォーム以外の衣装姿も可愛いなと思いました(おい)

何よりこの日は持ち時間計35分の中で全7曲を披露してくれたというのは
1曲でも多くがんビクの曲を聴いて欲しいという、メンバー達の熱い思いが伝わってきた。
今回も盛り上がる曲ばかりで最高に楽しかったライブステージでした。
さらにそんな中で前回行った大阪でのワンマン(レポはこちら)では聴けなかった
「夢のつづき」を歌ってくれたのは嬉しかった。何度聴いても感動的な青春ミドルバラード曲。

ボーカルのあやきさんは喉の不調のため先月から1ヶ月ほどライブ出演を休止し、
この日が復帰試合ということでしたが、歌唱を聴いた感じではやっぱりちょっと不安だなぁ・・・
前出演バンドの下山さんもといゲザンさんの声量がスゴ過ぎたせいで
そう聴こえてしまったのかもしれないが。どうか喉の方はお大事にして欲しいです。
まだまだこれから先に日本シリーズ級の大一番を控えているはずのバンドなのだから・・・




・SORAMIMI

2014年結成の4人組ガールズバンド。デビュー作はアニソンカバーアルバム。
その後はオリジナル曲中心の活動へとステップアップということで楽しみなバンド。
まず1曲目「恋愛警報発令中」のせっせっせのよいよいよいが可愛かったですね。
振り付けを交えて歌ったり、ギターとベースがテクニカルな演奏を見せたりと
前半から魅せてくれるものがありました。「FREE BIRD」がぜひ聴きたかったが
Zweiを見るために前半2曲聴いたのみで途中退場。次の機会こそはフルで観たいです。




・Zwei

[セットリスト]
・Red Zone
・GATEWAY LOVE
・純情スペクトラ
・恋ガレヨ
・H-A-R-D-E-R


名古屋でライブを行うのは10年ぶりというハイブリッドロックユニット。
今年6月のNAONのYAON(レポはこちら)と同様に1曲目は最新曲の「Red Zone」を披露、
そして「恋ガレヨ」では観客たちと一緒にわっしょいコール。
その他の計3曲をライブで聴けたのが新たな収穫でした。
今回もまた、滅多にライブをやらないとは思えない程の見事なステージ。
その中でもラストナンバーで披露された「H-A-R-D-E-R」は
デジMETALサウンドと称した楽曲ということもあってか、とりわけ熱狂させられた。
ボーカルのAyumuさんはステージ右端の柱の上に登って歌うというパフォーマンスも
見せてくれたりしたから尚更。だが手持ちのマイクの音響はステージの右端まで届かなかった。
それでも地声を必死で張り上げて歌う姿に会場は盛り上がりました。

持ち時間は17:50から18:25までの計35分でありながら、
ライブが終わったのは18時19分。あともう1曲できましたよね・・・
その残り6分で、聴きたい曲が他にもいっぱいあった。
「拡張プレイス」「イナンナの見た夢」「infinite wish」なども聴きたかったし、
思い切って初期の曲から「Movie Star」か「Dragon」でもやってくれたならば感謝感激だったのに。
前回の時も書いたがやはりもっとライブ活動して欲しい。このCD売り上げ実績とこのライブ実績で
12年間ずっとメジャーにて活動できているだけで奇跡的ともいえるが・・・


(続く

[ライブレポ]  Electric Lady Loud 2016(METALLIC SPIN、G∀LMET)

9月18日(日曜日)名古屋・Electric Lady Land、ell.FITSALL、ell.SIZEの
計3会場にて行われたサーキットフェス「Electric Lady Loud 2016」に行ってきました。

Gacharic Spinの主催により、今年で第5回目の開催となった
ガールズロック&ガールズメタルの祭典。2014年から3年連続で参戦し
(過去のレポはこちらこちら)今やフェス系ライブの中では
最も楽しみなものとなりました。私の中では日本一のフェスです。
今年は動員数が過去最高だったそうで、開演時間の16時直前にメイン会場の扉を開ければ
中は既に人でいっぱい。そして目の前にはHERe:NEのデッド子ちゃんがいました(画像)
いきなりこれが目に飛び込んできたらビックリするだろ!(笑)




・METALLIC SPIN

[セットリスト]
・Hellion~Electric eye
・Bark At The Moon
・Separate Ways
・Spotlight Kid
・Battery


トップバッターを務めるのは北欧からやってきた外タレ5人組バンド。
80年代メタルの魅力を伝えるために来日してくれたそうです。
楽器隊の皆さんは、見れば見るほどメンバー全員Gacharic Spinに似てるなと思いましたが
もちろん別人らしいです。バンド名まで似てるしこんな偶然ってあるものなんだな!
ボーカルのゲザン・サツポーロさんはどんな方か知らなかったので検索したみたところ
上から3番目にSABER TIGERの下山武徳さんのツイッターアカウントが出てきました。
いったい何の関連性があるのかは不明。それにしてもボーカルが男性で
楽器隊が全員女性というバンドは珍しいですね。逆ならよくあるのに。

セットリストは全曲が洋楽カバー曲。洋楽メタルには全く詳しくない私でも
その魅力が存分に伝わってくるステージでした。3曲目に披露された「Separate Ways」は
スポーツ番組の挿入歌などでよく聴いたことのある曲だったので(原曲はこちら)
これには特にテンション上がった。それ以外の曲もボーカルのハイトーンボイスは魂に響き、
楽器隊の演奏もズシズシと響いてくる。その中でもギタリストのカワイ・トモーゾさんという
Gacharic SpinのTOMO-ZOさんによく似たお方のギターの腕前は、
女性ギタリストとして世界レベルにあるのではと思えてくる。外タレだけに。

MCではメンバー全員が片言ながらも日本語を一生懸命しゃべっておられました。
まずはギターのトモーゾさんがMETALLIC SPINの音楽について、
私達はコピバン、他人の曲を歌うからBABYMETALみたいなもの、
だが古い曲を歌ってるからベビーメタルではなくババアメタルなどと説明。
しかしこれを聞いたキーボードのオレオ様もといアナーキー・ストッキングさんは
「ババアメタルはS〇〇〇-〇Aだよ」と一言。
このトンデモない失言には会場から笑いが起こり、他のバンドメンバー達からは
次々とツッコまれる。その後に慌ててアナーキーさんが観客たちに向けて、
この発言が本人達に知られたら怒られるから決してSNSなどには載せないでとお願い。
なので当ブログでもこの部分は伏字にしておきます。でないとNAONのYAON主催者に怒られますからね!
さらにボーカルのゲザンさんの話によると、今回のフェスの出演前にて、
なんと自分だけ楽屋が用意されてなかったという事件が起きていたらしいです。
Gacharic Spinの楽屋はあったがMETALLIC SPINは無い、俺の楽屋が無い、
俺は出演者の中で一番年上なのにどうなってるんだ!と憤慨する姿に、
会場は再び笑いに包まれる。このゲザンさんの発言には、ベースのKOGAさんもとい
チョパコ・ガーエフさんから「キャラがブレてるよ」というツッコミが(笑)
確かにこれは大御所的な存在であるSABER TIGERの下山さん・・じゃなかったゲザンさんに対して失礼過ぎるスタッフのミスだ。

MCだけ聞けばコピーバンドというよりコミックバンドだが、
演奏を聴けばガールズバンド離れしたド迫力。こんな外タレまで連れてきてくれる
Gacharic Spinはあらためて最高のエンターティナー集団であると実感。
本当こういう面白いバンドがもっと評価されて欲しい。高い技術があってこそできるのだから。




・G∀LMET

当ブログのライブレポではこれまでも何度か登場したことのある(初出はこちら)
メロディックデスメタルを奏でるガールズバンド。
まずは可愛らしい声で「ギャルバンなのに~こんなに重くていいのか~ 頭ふるふる~♪」
これに萌えた直後にデス声で「ギャ゛ル゛メ゛ッ゛ト゛デ゛ーーーース!!」
この自己紹介からして面白いし、曲の方もぜひ聴いてみたいとワクワクさせられる。
前半3曲まで聴きましたが、相変わらずどの曲も王道のメロデスナンバーばかりでブレないバンドだなと実感。
ボーカルのみっき~さんはこの歌い方でよく喉を壊さないよなと。あらためてスゴい。


(続く

2016年9月17日土曜日

[私的名曲ランキング]  2016年8月度 マイベスト10

恒例企画、サブコンにより選ばれた月間私的名曲ベスト10を紹介いたします。
今回も相変わらずパワーポップ中心の選曲、10年前からずっとそうだったというのはさておき
同じJ-POPでも、おそらく今まで一度も当ブログで取り上げたことがない系統があるというのは(音楽通には人気のシティポップとか・・・)
「ジャンルなんて関係ない」をモットーに掲げる者としてはふさわしくないのではと
自分でも思ったりする。過去にはラップ曲が1位、加藤ミリヤが3位などといったことも
あったものですが、果たして今回はそのような意外な選出があったのでしょうか?いってみましょう。





第10位 THE ORAL CIGARETTES「DIP-BAP」 [公式PV]

地元奈良出身のバンドでありながら今まではどうもハマりきれないでいたのだが
今回の曲はTHE BOOMの曲のような祭囃子っぽいメロディに惹かれるものがあった。
ボーカルの歌声も宮沢和史さんっぽく聴こえてきたのは自分だけか?





第9位 LiSA「Brave Freak Out」 [公式PV]

先日のアニサマ(レポはこちら)でも大活躍。ソリッドなロックチューンを歌うには最高ともいえる声の魅力が健在。




第8位 カノエラナ「シャトルラン」 [公式PV]

佐賀県唐津市出身、がんばれ!Victoryやたんこぶちんと同じ出身地から
またしても期待の女性歌手が現れた。これまたがんビクっぽい曲だ(良い意味で)
グラウンドで輝く部活女子の曲といった感じでそりゃもう好きになる曲ですよ。





第7位 Cocco「有終の美」 [公式PV]

これだけ多くのアーティストの中にあっても、やはり歌声とメロディの美しさは別格だと感じられる。
タイトルはこれまた不安になるが・・・何度でも復活してくれるはずだ。





第6位 May'n「Belief」 [公式PV]

ピアノエモ風のイントロからして一気にもっていかれた。
歌唱も相変わらず素晴らしい。これまでの実績も抜群、
「キミシニタモウコトナカレ」などはパワーポップ系楽曲のレジェンド級傑作だと思うのだが
なぜこういった曲が大好きだという音楽ファンはなかなか見かけないのだろうか・・・
てか今回の曲はSALTY DOGが楽曲提供したとはビックリだ。
この後登場の和島あみにはグッドモーニングアメリカが提供したりと、
最近はロックバンドがアニソン系アーティストに楽曲提供することが多くなりましたね。





第5位 KOTO「舞踏遊戯」 [公式PV]

ただでキャッチーで中毒性のあるデジタルポップなのに、
それに加えて間奏でベースソロ、キーボードソロが次々と飛び出すという
まるでGacharic Spinみたいな面白い曲展開にハマりまくった。
ライブでは間奏部分で華麗なダンスを見せてくれるんだろうなぁ、行ってみたい。





第4位 キバオブアキバ「サクラメンタル」 [公式PV]

いつの間に女性ボーカリストがメンバーに加わってたんだ・・・?
てかこのバンドが男女ツインボーカルバンドになったらFROZEN CAKE BARとキャラがかぶってしまうではないか。
とか言いながらも上位に入れてしまうんですけどね(笑)
デスポップバンドと名乗るだけあって曲構成が面白いし、何よりサビメロが良い。





第3位 チームしゃちほこ「ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL」 [公式PV]

ド派手なアレンジが炸裂する楽曲に加えて、歌唱力自体は足りないものの
メンバー達の全力の歌いっぷりには、タイトル通りのスーパーベリーパワーがある。
こういった曲が次々と出てくるからこそ近年のアイドルシーンは面白いと感じられる。
ライブではヘドバンもありで盛り上がること確実なのがPVからも伝わってくる。
こんなの見せられたらぜひ行ってみたい。名古屋発のグループか、またまたライブで名古屋に行くことに・・?





第2位 和島あみ「永遠ループ」 [公式PV]

これぞ歌手になるために生まれてきた声の持ち主だ。
まだ2ndシングルなのにその他大勢のガールズロック歌手との格の違いを感じられる。
今回の曲もCメロ部分で限界突破の高音に挑戦するところはスゴいっすよ本当に!
PVのショートバージョンでは聴けない部分ですけどね。





第1位 エレファントカシマシ「夢を追う旅人」 [公式PV]

とにかく豪快で、聴いていて最高に気持ちいい!
「さぁ行こうぜ~!」「どでかい明日へ~」「POWER~!」
この歌声だけで1位でいいっすよと思えるほどだ。同じく夢を追う者として励まされる。
高音が裏返ったりナヨナヨしたりしないところも良い。自分もこういう歌唱がしたい。
初期の頃には「孤独な旅人」という傑作曲も世に送り出したバンドだったが
あれから約20年後に、旅人というテーマでまたしてもこんな素晴らしい曲をリリースしてくれるとは・・・





(次点)
・鈴木このみ「Love is MY RAIL」 [公式PV]
こちらも先日のアニサマで聴いたばかりの曲。難曲揃いのこのみんの曲にしては
ずいぶんストレートに感じられるポップソングだが、こういう曲でも表現力豊かな歌唱が生きている。

・FLOW「風ノ唄」 [公式PV]
こちらもまた先日のアニサマで聴いたばかりの曲。
風が吹き抜ける大地をイメージさせられるかのようなスケール感溢れるアレンジに加えて
ツインボーカルの歌いっぷりも相変わらず素晴らしい。このバンドはもっと音楽的に評価されるべきなのに。

・Hysteric Lolita「Cry No More」 [公式PV]
こちらは今年のNAONのYAON(レポはこちら)でライブを体験したバンドの曲。
ポストCyntia的なメロディアスガールズロックバンドと感じただけあってか、
バラード曲でもいい曲出してくれましたね。
今にも壊れそうな危うさを感じさせつつもその中で美メロが輝いている。

・風男塾「NOIR~ノワール~」 [公式PV]
今作はなんとElements Gardenプロデュース。アニソン系アーティスト以外にも楽曲提供とは
朗報にも程がありますよ、こういうことが簡単に実現してしまうからこそ
近年のアイドルシーンはボーダーレスで面白いと感じられる。
歌劇団のような曲を得意とするグループにはそりゃ合うに決まってる。

・ゆくえしれずつれづれ「ニーチェとの戯曲」 [公式PV]
またしてもBiSの影響を受けた?ロック系アイドルが現れたみたいだ。
自分用メモということでここに入れておこう。こんな次点の使い方でいいのか。

・PAN「ギョウザ食べチャイナ」 [公式PV]
今月の食べ物ソング枠、餃子は好きだし曲のノリも良いので上位候補だったのだが、
何度か聴いてると全体的な曲の雰囲気が四星球「鍋奉行パエリアに挑戦」に似てることに気が付いた。
これはパクリジナルということでしょうか?この両バンドはライブのノリも似てるからなぁ。



2016年9月15日木曜日

[ライブレポ]  FROZEN CAKE BAR「ONE MAN DUNGEON -BATTLE OF GUILDE-」

9月11日(日曜日)名古屋・ell.SIZEにて行われた
FROZEN CAKE BARのワンマンライブ「ONE MAN DUNGEON -BATTLE OF GUILDE-」に行ってきました。

このバンドのライブがどうしても見たくて、はるばる山形まで行ったという
あの日から約2年(レポはこちら)。東北を拠点に活動するバンドが、
ついに日帰りで行ける範囲にてワンマンライブをやってくれた。
この日をずっと待ち望んでました。会場の名古屋・ell.SIZEは収容人数100人ほどの
小さなライブハウス。そこに集まった観客は約70人ほど。
かつては滋賀で一般客が5人ぐらいしかいない対バンライブを見た者としては(レポはこちら)
よくぞここまで集まってくれた!と思いましたよ。しかも客層が若い、
さらに女性客も3割ぐらいいる、もはやこれだけで新鮮に感じてしまう。
この客層なだけに実際この後の盛り上がりはスゴかったですからね。



まずは最新シングル曲の「トラブルパレット」からスタート。
会場前列のギルメン(ファン)達は曲に合わせてサイリウムを振ったり
ヘドバンしたりと、このバンドならではのゴチャ混ぜなスタイルで盛り上がる。
彼らの曲はロック、メタル、デジタル、アニソン、アイドルなどといった様々な要素を
ミクスチャーさせた音楽を、まるで声優歌手のようなくりざべす(以下ざべすちゃん)の歌声と、
BAWさんのシャウトによる男女ツインボーカル形式にて聴かせるという、
まさに自分の好きな音楽全てを1つにぶち込んだかのような、夢のような音楽。

2曲目には「PAIN」、3曲目は「ベクトライズ」と立て続けに重厚な曲が続く。
ライブだと楽器隊の演奏の迫力が段違い。バックの音がゴリゴリな分、
ボーカルのざべすちゃんの声が埋もれてしまうのはどうにかならないのかなぁと
今回も思いつつも、でもざべすちゃんの歌う姿はとっても可愛いから応援したくなる。
MCでのしゃべりも相変わらずアニメ声で可愛いですからね。

続いてデジロック色の強い「horizon」では客席前列がサークルモッシュで盛り上がる。
「九十九咲く可憐は雪解け華」はBAWさんの激しいシャウトが響くメタルコアから、
サビではざべすちゃんが和傘を手に取り、花びら舞い散る中で
歌謡曲風のメロディにのせて甘い歌声を聴かせてくれる。独特の展開美が良い。
そして「凛」の後にはこちらも新曲の「ダメ男追放計画」。この曲ではざべすちゃんが
ピコピコハンマーを取り出し、さらに会場のお客さんに向けても小さなピコハンを
3つほど投げ入れるというファンサービスが。
そして歌いながらBAWさんや(ドラムの)サラヤンの頭をピコピコ(笑)
これには前列のお客さんも一緒に来た人の頭をピコピコと叩いて盛り上がる人が・・・

曲終了後にはざべすちゃんが、このピコハンは笛としても使えるように
なっていることを説明。取っ手の部分に穴がいくつも開いているようでした。
そして笛を吹いた後、そのピコハンを会場に投げ入れるというサービスが。
これを見事キャッチできました! ありがとうございます!

 ざべすちゃんが吹いた後の笛をキャッチ・・いや何でもない。
なおせっかく頂いたにもかかわらず、その後のモッシュで吹っ飛ばされた時に
ピコピコの片方部分が取れてしまいました・・・
その片方が落ちてるのを見つけてくれたお客さんにはあらためてこの場を借りてお礼を申し上げます。

中盤には楽器隊の皆さんが一旦退場し、ざべすちゃんのソロコーナーがスタート。
曲はもちろん、バンドとしては前代未聞(?)のキャラソンとしてリリースされた
「ktkr★ハッピーENDルートでしょ!?」。
華麗なダンスを交えながら披露してくれました。アイドル風キャラソンに萌えた。

そしてざべすちゃんが退場し、楽器隊の皆さんが再び登場。
まずは全員無言でマジックショーを披露し、たっくんがスプーン曲げなどに挑戦。
続いては謎の覆面男によるベースソロやギターソロなどで盛り上げてくれました。

後半戦は「re:back」でメンバー全員が文字通りステージにカムバック。
さらに続いて2ndアルバムの曲から「ParkA」をやってくれたのは嬉しかったです。
ひたすらパーカーの魅力を語った曲。こんな面白い曲が生で聴けて最高と思いきや、
なんと1stアルバムから「視界と音」もやってくれました。これにはもう感激ですよ!
この曲は「scream」と並ぶ彼らの最高傑作なのではないかと思う。
男女ツインボーカルであることを生かした曲という点ではscream以上だと思いますし。

ギターのさりぃさんによる自作MAD動画も完成度の高さを感じる。

MCでは、ベースのたっくんが名古屋弁を覚えてきたという話を披露。
普段はコワモテ山形弁キャラなのに。そしてざべすちゃんに向けて、
名古屋弁でお湯が沸騰している状態のことを何と言うかというクイズを出題。
するとざべすちゃんは答えを知ってるというにもかかわらず、言おうとしない。
仕方なくドラムのサラヤンに耳打ち。するとその答えはなんと「ちんちんと言ってる!」
どうやら本当に名古屋弁ではそう言うらしいです(参照)
ここでサラヤンは、このライブ会場が沸騰してるということで、
お客さん達に向けて大きな声で、おちんちんしてるか!?と言ってみろという
無茶ぶりを要求。もはやセクハラだ! これにはざべすちゃん困惑。
しかしお客さんからも押される形で、結局最後には・・・「おちんちんしてるか!?」 
言っちゃったよ! こんな恥ずかしい言葉がざべすちゃんの口から出るとは!
その直後には「くりざべすはFROZEN CAKE BARに入って、汚されました」という一言が。
「でもそんなメンバー達のことが好き♪」 これには萌えた。

続く「tRiBaL」ではダンサブルなビートにノリノリだったにもかかわらず
ギターの機材トラブル?でハウリングが起きてしまったのが残念。
だが曲終了後もノンストップで次曲の「scream」へと突入。
これには大丈夫なのか!?よりにもよって一番大好きな曲で!
と思いましたが何とか乗りきりました。あらためてこの曲は最高傑作。

さらに「カゾエウタ」「刹那」とロックバラード曲が2曲続いたが
こういった曲でもヘドバンありで盛り上がる。
そしてこのバンドを知るきっかけとなった曲「パンデミック。」を
本編終盤にやってくれたのも嬉しかったです。試聴してみてあまりの素晴らしさに
即CDを買ったなどというのは今までにも滅多に無いことでしたからね。


アンコールでは最新シングルに収録されなかった新曲を披露。
続くMCでは、ざべすちゃんがたっくんの実家に遊びに行き
たっくんママからカレーを食べさせてもらったなどといった微笑ましい話が。
さらにたっくんパパはお寺の住職らしいですが生臭坊主と呼ばれてるようで、
ヘルスばかり行ってる、携帯電話のメモリーにも「出張ヘルス」という文字が
入っていたという話には、不覚にも爆笑してしまいました。
まぁおそらく作り話でしょうけどね!たっくんパパの名誉のためにはネタだということにしておかないと。
そしてアンコールラストは、今やライブに欠かせない定番曲となった「夏ときどき悪魔」。
Bメロで土下座ヘドバン、さらにサビではオリジナルの振り付けで盛り上がり、
会場がダンスホールと化しました。激しさと可愛さのゴチャ混ぜ感が最高。


ライブ終了後は、入場の際にドリンクチケットと一緒に頂いた2ショットチェキ券を使い、
ざべすちゃんと一緒に記念撮影をさせて頂くこともできました。
このワンマンライブを体験できたことへの感動と興奮のあまり、
チェキ会の会場に並んでいたメンバーの皆さんに向けて、この日を待ち望んでました!
こちらこそありがとう!と思わず叫んでしまった。それぐらい念願でしたからね。
12月には東京でワンマンライブもやるということなので行きたいと思うが残念ながら平日だ・・・
どうかワンマンで全国ツアーが開催できるぐらいのバンドになって欲しいし、
メジャーデビューしてアニソンも歌って欲しい。いつかその日が来ることを願いたいです。



2016年9月10日土曜日

[CDレビュー]  田所あずさ「It’s my CUE.」


田所あずさ「 It’s my CUE.(初回限定盤)(Blu-ray Disc付)」
(2016/7/6)

1. Come on,A-Z!!(before the CUE)
2. It’s my CUE.
3. Fighter’s high
4. spit out
5. 君との約束を数えよう
6. 孤毒ディストレス
7. 夜はいつか朝になる
8. 世界が終わったあとの夜
9. ALERT from THE END
10. アンソリティア
11. 英雄なんていない
12. DREAM LINE (CUE mix)
13. Straight Forward
14. Boom! Boom!
15. 純真Always
お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10)




田所あずさの2ndアルバム。声優歌手の作品でありながら今作はロックにこだわって
制作されたそうで、まず1曲目「Come on,A-Z!!(before the CUE)」のテンポの速さには
まるでUNISON SQUARE GARDENの田淵さんが提供したLiSAさんの曲みたいだなと思いきや、
本当に田淵さん作曲だったのか!とクレジットを後から見て笑ってしまった。
アルバム前半の楽曲を中心にLiSAっぽい曲が多いなと感じたものの、
7曲目以外は全てアップテンポ曲なので聴いていて盛り上がれる作品。

作曲家の陣容はアニソン系アーティストの作品でよく見る名前がズラリと並ぶだけに
どの曲も安心して聴ける。その中でもとりわけ目立った曲を挙げると、
まずは元Elements Gardenの中山真斗さん作曲の8曲目「世界が終わったあとの夜」。
前半バラード調から曲が進むにつれ勢いを加速していくアコースティックロックナンバーで
展開美を存分に感じられる編曲が素晴らしい。哀愁漂うサビメロの良さも印象的で、
これほどまでの曲が作れる作曲家がエレガを辞めたとはチャレンジャーだ。ぜひこれからも活躍して欲しい。
9曲目「ALERT from THE END」はアニサマにも出演したギタリストの山本陽介さん作曲。
これはLiSAさんというよりもどちらかというと黒崎真音さんのアルバムに入ってそうな
エモロックナンバーで、悲壮感漂わせながらも必死に突き進むかのように歌う姿が
たまらなくカッコいい。曲後半のCメロも良い。「消えたいのかい」のリフレインは
一度聴けば耳から離れない。今作の曲の中では一番のお気に入り。
14曲目「Boom! Boom!」は俊龍さん作曲のパンキッシュなタオル回しソング。
ライブで聴けばもっと好きになるんだろうなと思う。サビのキャッチーさはこの曲が一番。

その一方で今作では5、12、15曲目に収録されたシングル曲が弱く感じたのは
何とも惜しいところで、全体的にもやはりLiSAフォロワーという域を出ていない。
歌唱の方はアルバム後半の曲にてハイトーンボイスを張り上げたりと
頑張っているのは伝わってくるが、やはりLiSAさんの声質の強さに比べると
現状ではまだ歌手としてこれといった特徴が無いような気がする。
声優歌手によくある、曲ごとに歌声が変わるといったことも今作には無かっただけに・・・

これからは歌手としてどういった進化をしていくのかに期待したいところ。
8~11曲目の流れが良かっただけに、こういったアニソン系アーティストの曲ならではの
スケール感のある曲展開を持ったロックやパワーポップ中心でいってくれれば嬉しいですけどね。







2016年9月9日金曜日

[CDレビュー]  GLIM SPANKY「Next One」


GLIM SPANKY「 Next One(初回限定盤)(DVD付)」
(2016/7/20)

1. NEXT ONE
2. 怒りをくれよ
3. 闇に目を凝らせば
4. grand port
5. 時代のヒーロー
6. 話をしよう
7. NIGHT LAN DOT
8. いざメキシコへ
9. 風に唄えば
10. ワイルド・サイドを行け
お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10)




GLIM SPANKYの2ndフルアルバム。長野県出身の男女2人組ユニットの作品。
70年代洋楽ロック風の曲やブルース調の曲を基調にした音楽性から
先行シングル曲などを聴いた当初はポストSuperfly的な存在かなと思ってましたが
いざ今作を聴いてみるとそれだけではない魅力を持った作品でした。

このユニットの楽曲の大きな特徴は、旅情を感じさせる曲が多いということ。
人生という名の旅の途中ですれ違う景色や人間模様などを描いた曲の数々は、
ドライブや鉄道旅行などで田舎の牧歌的な風景や、海辺の風景を眺めながら聴きたくなるような曲ばかり。
ボーカルの松尾レミさんのハスキーボイスが楽曲に荒涼感を加えているのも良い。
今作はまず2曲目「怒りをくれよ」がカッコ良さ抜群のアッパーチューンで
一気にもっていかれた。映画版ワンピース主題歌として作られたシングル曲で、
夢を追う冒険者たちの衝動と情熱に溢れた曲。
「♪馬鹿は馬鹿げた夢 追うしかできねえんだ」がたまらなく好き。
曲の雰囲気はアニソンっぽくないが歌詞にはアニメ的スケール感も詰まってる。


3曲目「闇に目を凝らせば」は真夜中に旅立つ者をテーマにした
シブいブルースを聴かせてくれる。実際に真夜中の車で流すとブルーな気持ちになりそうだが。
4曲目「grand port」は海辺の街で暮らす絵描きの姿を歌った曲で
のどかな港町の風景が目に浮かぶかのよう。しかしそれと同時によく歌詞を読むと、
この曲は海を超えて大きな夢をつかみにいけというメッセージソングでもあることに
気が付かされた。一歩が踏み出せない者の姿を絵描きに例えた、歌詞の比喩表現がお見事。
5曲目「時代のヒーロー」はミドルテンポ曲ながらこちらもまた雄大さを感じられる。
大空をひとっ飛びしてどこかへ行けたら気持ちいいだろうなと思えてくる。


アルバム中盤の曲では、6曲目「話をしよう」が人間愛に溢れたバラード曲で素晴らしい。
「♪声無き声に勇気を 口に出せる勇気を」
「♪ただ思ってるだけじゃ何も無いことと同じさ ほら」
こんなこと優しく語りかけてくれる人がいたならばどれだけ嬉しかっただろうか・・・
子供の頃からそういった話をする勇気が無かった者としてはとりわけ心に響く。

アルバム後半では、8曲目「いざメキシコへ」で海外にひとっ飛び。
今作の曲の中でもとりわけ荒涼感があり、なおかつ洋楽テイストの強いミドルチューンで、
岩がゴロゴロ転がっている半砂漠の荒れ地を走るハイウェイで聴きたくなるような
異国情緒満点の曲。こんな風景はおそらく日本には無さそうだ。
かと思えば9曲目「風に唄えば」では景色が一転、牧歌的なアコースティックバラードを
聴かせてくれる。「♪のどかな草原超えて」という歌詞がピッタリはまってる。

そして、旅情と愛情に溢れた今作の総決算ともいえる曲が
10曲目「ワイルド・サイドを行け」。2曲目と同じぐらいの勢いを感じられるほどの
アッパーチューンにのせて、皆と一緒に未来へ突き進めと高らかに歌い上げる。
「♪人とつるむのが下手同士も 同じ涙で繋がれるんだ」
「♪仲間とこじ開ける未来は絶景さ」 これはなんて希望と愛に溢れた世界なんだと・・・
ぜひ自分もその仲間に入れて欲しいと思えてくる。この歌を通してGLIM SPANKYの2人と
心を繋げられる。ライブではさぞかしみんなで盛り上がれるだろうなぁ。
ラストナンバーにしてこれほどまでの傑作曲に出会えるとは予想してなかった。
ちなみにこの曲も2曲目同様ワンピース主題歌に起用してもいいのではと思える歌詞ですね。


期待以上の作品でした。まずボーカルの松尾レミさんが描いた歌詞がこれほどまでに
素晴らしいとは驚き。さらに曲調の方もそれなりに多彩な一面を見せてくれたので
大人のロックといった感じのミドルテンポ曲はあまり好みではない自分でも
今作は十分楽しめました。欲を言えば2、10曲目のようなアッパーな曲が
もうちょいあればなお良かったが、それでも人生という名の旅の途中と名乗る当ブログで
CDレビューを書くにふさわしい作品に出会えたことは何より嬉しく思う。
次はライブも体験してみたいと思える、そんなユニットに出会えて良かったです。



2016年9月8日木曜日

[ライブレポ]  Animelo Summer Live 2016(鈴木このみ、Girls Dead Monster、LiSA)

(前記事はこちら)

・鈴木このみ

[セットリスト]
・Beat your Heart
・Love is MY RAIL 
・Redo 

第5回全日本アニソングランプリで優勝、2012年に15歳にしてデビュー。
今回のアニサマのステージでも「Beat your Heart」「Redo」といった
歌いこなすには難易度の高い、劇的かつダイナミックな曲を立て続けに披露。
生歌を聴く機会は今回初めてだっただけに楽しみにしてましたが、期待通りスゴかった。
これぞ近年のアニソン系アーティストの楽曲及び歌唱のレベルの高さを実感できるライブだ。
MCはデビュー直後から今まで毎年ずっとアニサマに出演させてもらえたことへの
感謝の言葉が中心でした。さすが10代中盤からこの大舞台を経験してきただけある。
ワンマンライブも行きたいと思えるほど良かったですね。




・Girls Dead Monster
[セットリスト]
・Crow Song

まず中央スクリーンの大画面に、アニサマのトリを務めるLiSAさんの紹介映像が
流れたかと思いきや、すぐさま画面にGirls Dead Monsterのロゴが。
そしてLiSAさんとほぼ同時に、marinaさんもステージに登場し、
ガルデモの曲の中でも一番好きな曲だった「Crow Song」を披露してくれました。
アニサマ名物のシークレットゲストによるライブステージにて、まさかガルデモ復活ライブを
見られることになるとは思わなかった。これには会場の盛り上がりも最高潮。
サビでは座りながらジャンプしてしまいましたよ。立ち上がるのが禁止の席だから・・・


・LiSA

[セットリスト]
・Brave Freak Out
・oath sign
・シルシ

本日のトリを務めるのはもはや説明不要、若手アニソン系アーティストのトップランナー。
新曲「Brave Freak Out」に「oath sign」と今回も期待通りの盛り上がり。
近年のアニソン系歌手の中でも、ガールズロック歌手としての歌声の魅力が抜群。
そしてMCでは6年前にアニサマへ初出演した時の話に始まり、そこから今年のアニサマに
至るまでの思いを、感極まって泣きそうになりながらに語っていたのが印象的でした。
近年はロックフェスなどに出演することも多くなっていただけに、
ここまでアニサマに特別な思い入れを持っていたとは意外でビックリさせられた。
その直後にアカペラでバラード曲「シルシ」を歌い始めると、
途中からはバンドの音も加わり、会場全体が暖かい空気に包まれる。
てっきりラストナンバーは「Rising Hope」で盛り上がるのかと思いきやこうやって締めてくれるとは。

エンディングでは出演者全員がステージに登場し、2016年のアニサマテーマソング
「PASSION RIDERS」を歌ってライブ終了となりました。
ステージを立ち去った後、通路にてスタッフの皆さんとハイタッチをしている出演者達を
ステージサイド席から見ることができたとは、この席唯一の収穫か?



今まではNHKBSでしか見たことが無かったアニサマを初めて生で体験できて本当に良かった。
これぞ最高の贅沢。ステージの演出は超豪華、楽曲はアイドルソングからハードロックまで
非常に幅広い上にどれも質が高い、そして出演歌手みんな歌が上手い!
特に終盤はオーイシマサヨシ、鈴木このみ、LiSAと立て続けに圧巻の歌唱でしたからね。
ただ声優歌手の中には歌がとんでもなくアレな人もいるそうなので(参照)
あくまで自分が聴いている範囲のアニソン・声優歌手のみが抜群に上手いのかもしれないが
それでもアニサマに出演する歌手の皆さんは大舞台にふさわしい実力を持った方ばかり。
会場が遠いのでまた来年もとは簡単に言えないが、それでも機会があればまた行きたいものです。



[日記]  歌ネタ王決定戦2016の感想

歌と笑いの融合、今年で第4回を迎える歌ネタ王決定戦。昨年度もこのブログでは
歌ネタ王決定戦2015の感想を書いており、今回も楽しみにしてたのですが
だが今年もこの番組は関西ローカルでしか生放送されてなかったんですね。
夜8時から2時間も放送されていると全国ネットの番組なのかなと思ってしまうんですよ。

今回はまず審査員に大友康平さんがいるというのが良い人選だなと思いました。
「水曜日のダウンタウン」では自身の歌をネタにされてましたね! (参照あの放送を見て一気にファンになってしまいました。なんて魅力的なボーカリストなんだと・・・
なのでカバーアルバムも聴きましたよ。「遠くで汽笛を聴きながら」のカバーが最高でした。
まぁそれでもやっぱり一番好きな曲はアニメ「MAJOR」主題歌でおなじみの「RIZE」なんですけどね。「♪終わらない夢を~」



[1stステージ]

・トット
「仏教アイドル」 アイドルネタの正統派漫才。
近年は本当にいろんなアイドルが世に出てきてるだけに、
魔界からやってきてファンに土下座させるアイドルなどを見てきた者としては(レポはこちら)
こういう仏教キャラのアイドルも普通に有りなんじゃないのと思ってしまった。
ボケに意外性が足りなかったからかなぁ・・もっと飛びぬけたものが欲しかった。


・シャンプーハットこいで
「許せない犬」 今年のR-1と同様のスケッチブックネタで歌ネタという感じがしない。
肝心のネタの中身も、ガブっと噛むというボケ頼みで結局ワンパターンだし、
何より最後のオチは自分が審査員なら0点つけてたと思うぐらい気持ち悪かった。
R-1ぐらんぷり2016の感想にも書いたがどうも自分にはこのお方のイラストネタは合わない。
つけ麺屋さんの相方と漫才だけやっていて下さい!


・かまいたち
「受験」 実際に受験会場であんなに声出して歌ったら退場させられますよね!
B'zの曲の「♪ヘイ!」に「ケ」をつなげて平家にしたり
ドラえもんの歌から墾田永年私財法に無理やりもっていったりしたのには
腹抱えて笑ってしまった。3組目でやっと面白いのが出てきてくれた。


・まとばゆう
「手短に名作アニメ」 女性ピアニストとしての経験と実力をこれでもかと感じられる。
こういう出場者を待ってたんですよ、これぞ歌ネタ王決定戦にふさわしい。
テンポの良いピアノ弾き語りネタに思わず聞き惚れてしまいました。ポスト清水ミチコ。
審査員の中にはもっと緩急が欲しかったと言っておられる方もいましたが、
テレビ初出演でこれだけやれれば十分でしょう!ファイナルステージに行って欲しかったですね。


・ゆたかな真也は一の介
「取り立て」 ザ・吉本新喜劇。子供の頃から見慣れたコテコテの大阪のお笑い。
審査員のヒロミさんは関東出身なので生で初めて見て面白かったと高評価でしたが
実際関東の視聴者に見せたらハマる人とハマらない人とでくっきり分かれると思う。


・チョコレートプラネット
「見たことないやつ」 もはや歌ネタではなく小道具ネタ。
靴を履くというやりとりだけて笑いをとろうとするのは物足りない。


・どぶろっく
「言いたい事がある」 貫禄のステージ。今回はボケが面白いという以上に、
ミュージシャンとして良いなと・・シブくてカッコいい、これはライブにも行ってみたい。
ちょうどサブコン2016年8月度シングルでこの曲を試聴したばかりでしたが
あらためて聴くと、江口さんのボーカルは8月度エントリー歌手の
他のどの男性ボーカルよりもいい味出してるのではと思ってしまいました。

会場の笑いの量が少なかった気がした時点で今回は厳しいのかなと思いましたが
それでもファイナルに行って欲しかったですね。
しかし審査員のハイヒールリンゴさんの下ネタ期待してた発言には笑ってしまった。
前回とは逆に1stで下ネタをやってファイナルでゴールデン向きのネタをやれば優勝できたのでは?


・2700
「ツネ免許試験所」 ドリカムの未来予想図を歌ったことぐらいしか覚えてない。
500本もネタを持ってるというのであれば今回は選択ミスだったとしか思えない・・・


・ラニーノーズ
「音楽性の違い」 ツインギターで登場、普段はお笑い以外にバンドもやってるとのこと。
こういう出演者こそが歌ネタ王にふさわしいんですよ。
恋愛キャラと社会派キャラの2人という設定勝ちですね。
肝心のボケ自体はベタに感じたが、それを歌とキャラ設定でカバーしてたというか。



[ファイナルステージ]

・ラニーノーズ
「ラップバトル」 1stステージと全く違う音楽性で勝負してきた。
それでいてこのラップのクオリティ。中国語ネタをやってる芸人って本当に中国語を
しゃべってるのかというのは微妙に気になるのだが、よくぞここまで器用にネタをできるものだ。
ディスるラップというのは苦手なのだがこのネタはそれなりに楽しめましたね。


・ゆたかな真也は一の介
「バンド練習」 芸歴50年近い島田一の介師匠が必死にボイスパーカッション(?)を
やっているというだけで面白いじゃないか・・・
もはやこれは反則だ。肝心のボケ自体は全然大したことない。


・かまいたち
「替え歌」 1stステージのネタが歌ネタとして出来過ぎだっただけに
それに並ぶ歌ネタは無いんじゃないかなと思ってましたが案の定・・・
ファイナルステージが全て終わった時点ではラニーノーズ優勝だなと思ったものでした。



優勝はかまいたち。おめでとうございます。だがこれには正直ビックリしてしまった。
純粋にお笑い芸人としての実力だけならば賞レースで優勝してもおかしくないものを持ってるが
歌ネタ王という観点からだと・・・どぶろっくが一番王者感あるように思うのだが、
ただ仮にファイナルに行ったとしても最後は下ネタに走って自爆するのが見えてるので(笑)
私の中ではまとばゆう優勝です。歌手デビューも期待したいと思えるピアニストでした。
なので1stアルバムが出れば当ブログで感想を書くかも・・・ってさすがに気が早いですかね?



2016年9月4日日曜日

[ライブレポ]  Animelo Summer Live 2016(TRUE、OxT、内田真礼)

(前記事はこちら)

・TRUE

[セットリスト]
・Divine Spell


前半の部に続いて登場。こちらの方が聴きたかった曲でした、
最新曲の「Divine Spell」。スリリングかつクサメロ満載のデジロックチューンで、
もちろん歌唱力の方も抜群。最高のステージでした。
2000年代前半に唐沢美帆という名前で歌手活動していた頃よりも歌声が若返っている。
まるで時空を超えたかのよう。年を重ねるにつれ、徐々に大人しい作風に
なっていくなんてことが無いのがアニソン系アーティストの好きな所なんですよ。
1stアルバムの感想の記事にも同じことを書いてましたね(参照)




・OxT (オクト)

[セットリスト]
・Clattanoia
・STRIDER'S HIGH


オーイシマサヨシとTom-H@ckの2人によるユニット。
まず1曲目は「Clattanoia」。サビの「♪エーイエーイエー」で
思いっきり盛り上がりまくるデジロックナンバーで、これを聴けたのは期待通り。
続く2曲目の前には、オーイシさんがお客さんに向けて、曲のサビの部分で
「そ~い」コールを必死にお願い。これは何としても今回のライブでやって欲しいとのこと。
「ライブが終わった後にSNSなどにおしゃべりクソメガネと書いてもかまわないから」
これには笑ってしまいました。そして2曲目「STRIDER'S HIGH」に突入。
この曲ではあらためてオーイシさんの歌唱力に驚かされた。
サビのキーがとても高い上に音程が乱高下するという、生で完璧に歌うには難し過ぎる曲を
いとも簡単に歌い上げてしまう。この日の出場者の中でも1番上手いのでは・・?
野球アニメ「ダイヤのA」の曲を1曲もやらなかったのは意外でしたが、
それでも大満足できたのはおしゃべり歌うまメガネの歌唱のおかげです。




・内田真礼

[セットリスト]
・創傷イノセンス~Resonant Heart 
・ギミー!レボリューション 


2014年から開始した歌手活動も絶好調な人気若手声優。
まずは「創傷イノセンス」「Resonant Heart」と2曲続けての熱唱に盛り上がる。
だが続くMCでは、あまりに全力で歌ったからか早くも疲れてしまったとのこと。
「疲れた・・助けて・・ということで、レスキューしてくれますか~!?」
これには大歓声が! そして待ってましたの「ギミー!レボリューション」。
実はこの曲は最初にアニソンとして聴いた時にはそこまでハマらなかったのですが、
何やら今年からこの曲を登場曲に使うプロ野球選手が現れたそうで(参照)
これは面白い、なるほどレスキューって歌詞はリリーフ投手に合ってるよなと、
そう思いながら聴くとやっぱりこれは名曲だなと感じるようになりました(笑)
サビのラストのフレーズ「♪Rescue!!」はもちろん観客たちも一緒に大合唱。
計3曲も歌わせてもらえるとは推されてますね。それだけに今後の歌手活動にも期待が持てるステージでした。


(続く

2016年9月3日土曜日

[ライブレポ]  Animelo Summer Live 2016(fhána、大橋彩香、高垣彩陽、SCREEN mode)

(前記事はこちら)

18時半頃に前半の部が終了。20分間の途中休憩を挟んだ後、後半の部へ突入。

・fhana

[セットリスト]
・虹を編めたら
・calling
・時を刻む唄(Lia×fhana)

2013年のメジャーデビューから数多くのアニソンを歌ってきた4人組バンド。
ボーカルのtowanaさんのスウィーティーな歌声が会場に響き渡る。
やはり歌唱力よりも声質勝負なタイプだと生歌を聴いて実感。
一番好きな曲である「divine intervention」は昨年のアニサマで歌ってたこともあり
やはり今回は無しでした。「星屑のインターリュード」でもよかったんだが・・・




・大橋彩香

[セットリスト]
・おしえてブルースカイ 
・裸足のままでもこわくない 

Poppin'Party from BanG_Dream!のドラム担当に続いて、後半の部ではソロで登場。
正統派アイドル声優歌手。可愛いが肝心の楽曲は印象に残らず・・・
自分がアニソン系アーティストに求めている曲とは違うというか。
トロッコに乗ってアリーナ一周があったりと会場は盛り上がってました。




・高垣彩陽

[セットリスト]
・Rebirth-day
・Komm, susser Tod~甘き死よ、来たれ(高垣彩陽×早見沙織 feat.佐藤純一(fhana))


4人組声優ユニット「スフィア」でも活躍中の実力派声優歌手。
まず1曲目にはシンフォギアED曲の「Rebirth-day」。
エレガの藤田淳平さん作曲で歌うには難易度の高いアッパーチューンを
声楽科仕込みの歌唱力で見事に歌い上げる。これは期待通りで盛り上がりまくり。

だがこの曲1曲で終了では歌手としての魅力の半分も伝わらない・・と思いきや、
2曲目には早見沙織さんとのデュエットにて、劇場版エヴァンゲリオンの
挿入歌をカバーするという、アニサマならではのコラボステージを見せてくれました。
やはりミドルバラード曲だと持ち前の美声がより引き立つ。
曲終盤の透き通るようなハイトーンボイスは圧巻でした。
それに負けじと早見沙織さんも美しいハイトーンボイスを披露。
2人とも歌上手過ぎだ! もはやオペラ歌手と紹介されても信じてしまいそう。




・SCREEN mode

[セットリスト]
・Naked Dive
・ROUGH DIAMONDS


2013年デビュー、声優の林勇さんがボーカルを務める2人組ユニット。
まず1曲目「Naked Dive」のハイパーデジタルサウンドが鳴り響くステージを見た瞬間
シークレットゲストでaccessが登場したのかと思ってしまった。
これにはテンション上がりました。今回のアニサマの思わぬ収穫。

続く2曲目の「ROUGH DIAMONDS」は実は7月度マイベスト10候補曲でした。
アニメ「食戟のソーマ」の主題歌でありながらも、それ以上にボクシングPVが
楽曲にハマりまくっていてカッコ良かったんですよね。
一方でGRANRODEOフォロワーみたいだなという印象もあったのですが、
今回ライブを体験してみると、それとはまた違う魅力が見えましたね。
2ndアルバムが出ればぜひ聴いてみたいと思いました。
1曲目と2曲目の路線を融合させたデジロックアルバムを期待!


(続く