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2016年11月22日火曜日

[CDレビュー]  fripSide「infinite synthesis 3」


fripSide「 infinite synthesis 3(初回限定盤CD+Blu-ray×2)」
(2016/10/5)

1. 2016 -Third cosmic velocity- (instrumental)
2. Luminize
3. 1983-schwarzesmarken- (IS3 version)
4. determination
5. magicaride -version2016-
6. Answer
7. Two souls -toward the truth-
8. white forces -IS3 edition-
9. crescendo -version2016-
10. Run into the light
11. Dry your tears
12. unlimited destiny
13. One and Only
14. Side by Side
お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10)




fripSideのメジャー通算4枚目のオリジナルアルバム。
今作もまた、南條愛乃さんの甘くキュートなハイトーンボーカルとともに
疾走感のあるデジタルJ-POPサウンドを全編通して聴かせてくれている。
相変わらずブレない。他の曲と一味違う曲といえば
バンドサウンド色の強い5曲目「magicaride」ぐらいのもの。

この系統のアルバム作品は軒並みシングル曲>>アルバム曲になる傾向があるのだが、
今作では5、9曲目にインディーズ時代の名曲のリメイクバージョンも収録、
9曲目「crescendo」では歌メロ以上に間奏のキーボードの主旋律の方が
キャッチーでツボにハマったり、さらには10曲目「Run into the light」は
Ive Soundの高瀬一矢さんの影響を受けてるとしか思えないような
中低音がズシズシと響くトランスナンバーで、こちらも面白かったりと
シングル曲以外でも数多くのインパクトを残すことができたのはとても良かった。
8曲目「white forces」は間奏のコーラスがKOTOKO「→unfinished→」に似てる。
ちなみにこちらの曲もfripSideの八木沼さん作曲。同系統の曲を長く作り続けてると
似たようなメロディが出てくるのはやむを得ないところかなぁ・・・

アニソン系アーティストのアルバムとしてはある意味異色とも言えるほどに音楽の幅が狭い。
だがこのユニットに限っては、王道デジタルポップの灯を消さないんだという
真剣なこだわりが作品から伝わってくるので、それもまた良いと思えてくる。
当ブログでも毎回ブレずに同じことを言ってますが、夜の高速道路にてカーステレオで流したい作品です。
m.o.v.e亡き今となっては疾走デジタルサウンドのトップランナーですからね。







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