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2016年7月19日火曜日

[CDレビュー]  風男塾「STAR TRAVELER」


風男塾「 STAR TRAVELER(初回限定盤A) (DVD付)」
(2016/3/30)

1. STARTING STAR!
2. 瞬間到来フューチャー
3. BE HERO
4. もしも これが恋なら
5. ラブメッセンジャー
6. Fighting Man
7. 桜のYELL
8. かざみどり
9. 友達と呼べる君へ
10. 七色の鳥
11. This is Love
お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10)





風男塾の4thアルバム。唯一無二の男装ユニットの作品。
「人を元気にする」という活動コンセプト通りの熱い曲を届けてくれる一方で、
今作は先行シングル曲の時点からこれまでには無いアプローチを見せた曲も。

まず今作では2曲目に収録されているシングル曲「瞬間到来フューチャー」が
彼らの最も得意とする勇壮なアッパーチューン。メンバー達の歌唱はアイドル離れした迫力。
コーラスワークや掛け声の入れ方などもキレッキレで素晴らしい。
近年の売れ線の男性ボーカルの大多数よりよっぽど男らしいっすよ、キ○タマついてるのかと思うほどだ。

3曲目「BE HERO」は序盤からしっとりした洋楽ポップス風の曲を聴かせたかと思いきや
サビで一気に解き放たれたかのようにハードポップ路線へと盛り上がっていく。
この曲構成は意外で驚かされた。展開美とスケール感があってこちらも素晴らしい。

4曲目「もしも これが恋なら」はダンサブルながらも高級感のあるサウンドが
宝塚歌劇団を彷彿させる。ラブソングでも魅力を発揮できるグループであることが分かる。

そして今作の中でも最高傑作だといえる曲が、9曲目「友達と呼べる君へ」。
友情を歌ったポップソングは数あれど、彼らの歌には唯一無二の説得力がある。
優しさの中にも芯の強さを感じられる。決して裏切らないという純粋な思いが伝わる。
世の中こんな人ばっかりだったらいいのに・・・
この曲を聴くと久しぶりに高校時代の友達と会ってカラオケでこれを歌いたくなりましたよ。

これら傑作揃いのシングル曲に対し、アルバムオリジナル曲で目立った曲は
バキバキ感があってカッコいいエレクトロナンバーの6曲目「Fighting Man」、
ベッタベタな桜ソングながらも和風なメロディの良さが光る7曲目「桜のYELL」ぐらいか。
11曲目「This is Love」はサビがひたすらLoveLoveの連呼。歌詞もメロディも単調で展開に乏しい。
誰が作った曲かと思いきや桜井秀俊さんって真心ブラザーズの方か・・・「どか~ん」は名曲なのに。

アイドルグループらしいバラエティに富んだ作品で、前作に続き今作も十分に良い作品ながらも、
一方で彼らのポテンシャルからすればもっとスゴいアルバムを作れるはずだとも思ってしまう。
PASSPO☆の2ndや4thアルバムに並ぶぐらいの傑作を。シングル曲は当ブログのマイベスト10で
計8回ランクインするほどなのだから(参照) 彼らのようなグループが紅白歌合戦にて
白組で出場するぐらいまでにブレイクしてくれれば、音楽シーンがより面白くなると思うんですけどね。









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