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2016年5月14日土曜日

[ライブレポ]  藍井エイル「Eir Aoi LIVE TOUR 2016 ”D'AZUR-EST”」

5月11日(水曜日)大阪・BIG CATにて行われた、藍井エイルのワンマンライブ 
「Eir Aoi LIVE TOUR 2016 ”D'AZUR-EST”」に行ってきました。


[セットリスト]
・IGNITE
・HaNaZaKaRi
・JUMP!!!
・ゆらり
・騙された羊
・幻影
・近未来交響曲
・Quit
・GENESIS
・Gladius
・Under The Mask
・シューゲイザー
・ずっとそばで
・青の世界
・アクセンティア
・ツナガルオモイ
・Bright Future
・シリウス
・ラピスラズリ
・シンシアの光
(アンコール)
・春~spring~
・DAY BY DAY
・INNOCENCE

全23曲



昨年にリリースされた3rdアルバム「D'AZUR」を引っ提げてのライブツアーも
この大阪でファイナルを迎えるということで、ニコニコ動画にて生中継もされるなど
これまで以上にスペシャルなライブとなりました。

まずは昨年のMステでも披露された現時点の代表曲「IGNITE」で始まり、
続く2曲目にはシングルのC/W曲とは思えないほどの名曲「HaNaZaKaRi」を、
まるで花びらのようにステージ上を華麗に舞いながら歌い上げる。
今回も声量、声質、さらには声の伸びやキレ、どれをとっても素晴らしい。
さらに最新アルバムの曲では「幻影」や「Quit」といった
シリアス系ロックナンバーがライブにてさらに化けた。とてつもない迫力を感じられた。
前かがみになって身を乗り出しながら全身全霊で歌う姿には思わず感動してしまうほど。

MCでは、前回のツアーで大阪に来た時に紅しょうがの串カツを薦められたので
今回食べてみようと思い串カツ店に入ってみたら、その店には紅しょうががメニューになかったという残念なエピソードが。
そういえば自分も食べたことないなぁ、大阪人じゃないからその辺はよく分からん・・・

ライブ中盤では「Gladius」のアウトロ以降にて楽器隊によるインスト曲が披露される間に
エイルさんが一旦退場し、衣装チェンジを行った後に再びステージ上に登場。
黒のマントをかぶり、中近東の民族音楽風アレンジが特徴的な曲「Under The Mask」
を歌うその姿は何ともエキゾチック。意外な一面を見ることもできて面白かったです。
さらに最新曲の「アクセンティア」はデジモンの主題歌でありながらも
応援歌として作った曲でもあるということで、今回のライブではまるで応援団長のように
大きな旗を振りながら歌うパフォーマンスも披露。エイルさんに応援されたら俺頑張れるよ!

ライブ後半は「Bright Future」にて曲中の「♪ウォーウォーオーオー」というコーラスで
お客さんたちも一体となって盛り上がったのが印象的でした。
男性客と女性客で分かれて声をあげたり、さらには「犬が好きな人」「♪ワーンワンワンワン」
「猫が好きな人」「♪ニャーンニャンニャンニャン」
「たこ焼き好きな人」「♪ウォーウォーオーオー」
「D'AZURツアー楽しんでる人」「♪ウォーウォーオーオー」
などといったコール&レスポンズもあったりでさらに盛り上がる。
そしてラストの大サビへと突入し、転調してキーが上がるという、
この展開がまた感動的なんですよね・・・さらに伸びやかさを増したハイトーンボイスが最高。


アンコールでは、シークレットゲストとして元Hysteric Blue・現Sabão(シャボン)の
Tamaさんが登場し、ヒスブルの代表曲「春」をデュエットにて披露するというサプライズが。
これには盛り上がる会場。しかしTamaさんはあまり声が出てなかったかなぁ、
エイルさんと比べてしまうからそう感じたのかもしれませんが。

その後のバンドメンバー紹介では、まずドラムの楠瀬拓哉さん(こちらも元Hysteric Blue)が
自らの音楽活動の原点である大阪にて、今回夢のコラボが実現したことについて喜びの言葉を述べていました。
ヒスブルもここには書けないような大変なことがあったからなぁ、個人的に当時好きだった曲は
「直感パラダイス」なのだが、調べてみるとこの曲の作曲は拓哉さんではなく・・(以下自粛)
さらにベースの黒須さんからは、大阪には約5年前洋楽アーティストのライブを観るために
来たことがあるという話が。このためだけにはるばる東京から大阪まで来たにもかかわらず、
ライブはわずか1時間ぐらいで終わってしまい、定番の曲もやってくれずで残念な思いをしたそうです。
すると、ライブ終了直後に会場からはブーイングが。「何さらしとるんや!」
これが聞けたのがさすが大阪ということでとても良かったとのこと(笑) 東京だとこういう反応は起きないのだろうか?

今回がツアーファイナルということから、エイルさんは思わず感極まってしまったのか、
涙を浮かべながら皆さんへの感謝の言葉を述べていたのも印象的でした。
最後には重大発表として7月20日にニューシングル「翼」がリリースされることを告知した後、
初期の代表曲「INNOCENCE」で思いっきり盛り上がってライブ終了。
昨年に続いて今年もまた素晴らしいとしか言いようがないステージでした。
先日書いたばかりのLiSAさんのライブレポの所でも書きましたが(記事はこちら)
あらためてこの2人はアニソン系アーティスト界のみならず、若手女性歌手界のツートップだ。
歌唱力・楽曲ともに最高レベルのものを立て続けに生で聴けて本当に良かったです。







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