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2015年3月18日水曜日

[CDレビュー]  KNOCK OUT MONKEY「Mr.Foundation」


KNOCK OUT MONKEY「 Mr.Foundation」
(2015/1/14)

1. Revolution
2. RIOT
3. If you fly
4. Take you
5. How long?
6. Priority
7. Greed
8. MOON
9. 街
10. Our World
11. ?
12. Wonderful Life
13. Eyes
お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10)




KNOCK OUT MONKEYのメジャー2ndアルバム。
「神戸の暴れ猿」の異名を持つ4人組バンドの作品です。
今作でもエモやラウドロックを中心に様々なジャンルの音楽を取り入れつつも、
メロディのキャッチーさは健在。そしてボーカルの歌いっぷりの良さは、
近年売り出し中のバンドの中では屈指のレベル。自作の歌詞からも気迫が伝わってくる。
彼らの音楽には一点の曇りもないと感じさせてくれます。

アルバム2曲目の「RIOT」や、5曲目「How long?」、11曲目「?」といった曲は
ラウド系サウンドを伸びやかな歌メロと共に聴かせるという
彼らの魅力が発揮された曲で、聴いていて気持ちいい。
10曲目「Our World」は今作の曲の中でも最も疾走感があるエモパンクチューンであり
文句無しの私的ベストトラック。こういう曲を一番期待してました。


さらにはミクスチャー的要素を感じさせる曲も数多く入っている。
シングル曲である12曲目「Wonderful Life」は夏ソングなだけあってか、
サビはロックサウンドでありながらもどこかラテンっぽくも感じられる。
さらに曲前半ではラップを取り入れたりといった多彩な展開を交えつつも
キャッチーにまとめた曲で、これには実力の高さを感じさせられる。
6曲目「Priority」ではラップを交えつつもこれまでには無いほどに軽快な曲に仕上げたり、
9曲目「街」ではアコースティック系サウンドを聴かせたりもしている。
これらの曲は個人的にはそこまでハマらなかったものの、アルバム全体の中で
多様性を感じられるのは良いと思いました。

そんな今作の中でもやっぱり面白いなと思った曲は、7曲目の「Greed」でした。
前作のアルバムレビューで予言した通り、彼らもビーイング所属の他の歌手達と同様に
「名探偵コナン」のオープニング曲を歌うことになったわけですが、
これまでの歴代主題歌にはコナンと何の関連性も感じられない曲がたくさんある中で
この曲は「またも事件」「小説に負けぬカラクリが」などといった歌詞が
アニメの内容に合っていると同時に、夏ソング・ラブソングとしても
スリリングさを存分に感じられる曲になっている。これはお見事!


この2ndアルバムで本格的にブレイクするかもしれないと思ってましたが、
まだそこまでには至っていないように感じられるのは惜しい。
もっと評価されてもいいはず。ポストB'z的な存在になれる可能性も十分にあるのでは。
昨年のCOMIN'KOBEにてライブステージも見させて頂きましたが
そちらの方も迫力満点で素晴らしかったです。今年のカミコベでは大ホール行きでしょうね。



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