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2014年9月30日火曜日

[日記]  「力皇ラーメン」を食べてきた

9月23日に行われたKOTOKOさんのライブの帰りに、
奈良県天理市にあるラーメン店「麺場 力皇」に行ってきました。
大相撲の幕内力士、力桜として活躍した後にプロレスラーに転向した
力皇さんが現役引退後にラーメン屋を開いたということで、
地元では以前から話題になっていた店でございました。


店内は明るく開放的な雰囲気ながらも、
壁に大相撲の番付表が貼られてたりするのはこの店ならでは。
有名人のサインも多く飾られてました。ちなみに力皇さんも店内にいました。
店員さんと一緒にラーメンを作っている姿が印象的でした。

さっそく看板メニューの「力皇ラーメン」を注文。
一般的なラーメン屋の麺の量は140gらしいですが、この店の麺の量は200g。
さすが元力士&プロレスラーですね!
さらに大盛りだと300gになるそうです。ということで大盛りを注文しました(笑)

麺は太ちぢれ麺、スープは豚骨醤油ベース。
具はチャーシューに、生の刻みタマネギ、キャベツ、もやし、
そして、つみれが1個入っていました。ちゃんこ鍋の影響を受けたかのようなラーメン。
こんなラーメンは初めてでした。これはおいしかったです!ぜひまた行きたくなりました。

帰りの会計では、レジに力皇さんが立っていました。
お釣りを受け取った時、手でかい!と思いました。
この手なら、リンゴを握りつぶしてジュースが作れそう。
あぁ自分ももっと筋トレしたりして握力も鍛えないとなぁ・・・



2014年9月28日日曜日

[ライブレポ]  アニソンロック 2014(上坂すみれ、AIdious)

9月27日(土曜日)、神奈川・CLUB CITTA'で行われた「アニソンロック 2014」に行ってきました。
出演者は、堀江美都子、川田まみ、黒崎真音、Aldious、上坂すみれの計5組。
これははるばる神奈川県の川崎市まで遠征に行きたいと思うほどの超豪華メンバーでした。

CLUB CITTAは広いライブハウスでした。17時開場18時開演ながら、
17時半ぐらいに着いてもかなり前の方に行くことができました。
そして開演約5分前に、本日の司会を務める、音楽ライターの冨田明宏さんが登場。
まずは本日のオープニングアクトである上坂すみれさんについて紹介。
何やら冨田さんと上坂さんは東海ラジオにて一緒に番組をやっている仲だとのこと。
さらに、ゲストとしてAldiousのサワさんとトキさんがステージにが登場。
2人とも上坂さんのファンということで、トキさんは「七つの海よりキミの海」という曲が大好きとのこと。
「イントロのスラップベースがいい」というのは楽器をやってる者ならではのコメントでしたね。




・上坂すみれ

[セットリスト]
・革命的ブロードウェイ主義者同盟
・テトリアシトリ
・七つの海よりキミの海
・げんし、女子は、たいようだった



会場はサイリウムの光で赤に染まった中で登場。
まずはロシア語で挨拶。そして1曲目「革命的ブロードウェイ主義者同盟」を振り付けを交えながら披露。
オープニングアクトということからか、バンド演奏は無くカラオケでのステージとなりましたが、
歌唱の方はしっかりと歌えていました。歌詞も聞き取りやすかったです。
「♪弱きものから奪う 搾取に満ちた 厚顔無恥な黒い悪魔見抜け」
あらためて聴くとスゴい歌詞ですね。ポップな曲調でこんなことを歌うのか!だかそれが良い。
2曲目「テトリアシトリ」では無表情でダンスをしながら歌う姿が印象的でした。まるで1人Winkみたいでした。
そして2曲目が終わった直後、会場からは「かわいい!」という歓声が次々と飛ぶも、
「違う、かわいいじゃなくって、かわいいではない!今日はロック!ロックだから、
ロックはもっと反社会的なものだ」 何だかしどろもどろな受け答えでしたが(笑)
さらにはファンへの注意事項として「サイリウムを振り回して、そのサイリウムで隣の人の頭蓋を割らないように」
とのこと。何なんだ頭蓋って! しゃべりの面白さは期待通りでしたね。
3曲目「七つの海よりキミの海」はイントロが流れた瞬間、会場から大きな歓声が。
そしてサビの「♪大変だ!」「だ」の部分は原曲以上のハイトーンを聴かせ、
「♪むろみ~~!やめて~~!」は前2曲では見せなかったような迫真の表情で叫ぶように歌う。
これはファンも一緒に大合唱で応えていました。
そして曲が終わり、「次で最後の曲です」と言うと会場から「エーーッ」という声が。
それに対しては「今日の私はオープニングアクトだから、前菜だから、前菜がいっぱいあったらイヤだろ!」「漬物みたいなものだから」
これは笑ってしまいました。私的には前菜がいっぱいあってもいいんですけどね!
ラスト曲は「げんし、女子は、たいようだった」。この曲も会場の盛り上がりがスゴかったです。
今回は4曲しか歌われなかったことが惜しく感じました。
「来たれ!暁の同志」や「パララックス・ビュー」も聴きたかった。
かわいいし、不思議な魅力がある。
次は単独ライブも行きたいと思うほどの、素晴らしいステージでした。


そして再び司会の冨田さんが登場し、AIdiousを紹介。
ゲストには黒崎真音さんが登場。真音さんはAIdiousの大ファンだそうで、
この会場で行われたライブを2階の関係者席で見たこともあるとのこと。
AIdiousの魅力については、
「激しい曲も大好きだけどバラード曲も好き」「I don't like meでポロポロ泣いてる」
「デビュー直後に見た時から、ついに日本にも本格的嬢メタルバンドが誕生したのかと思って嬉しかった」
「女の子なのに強い、ライブで発狂できる・・いや、発狂って言っちゃダメか!」
などなど、たっぷりと熱意を持って語ってくれました。
これには司会の冨田さんも「発狂でいいですよ!」と(笑) 始まる前から盛り上がってました。




・AIdious

[セットリスト]
・Luft
・夜桜
・Raise Your Fist
・ムーンライト伝説
・Dominator



今回の出演者の中では唯一のガールズメタルバンド。1曲目「Luft」2曲目「夜桜」ともに最高でした。
間奏ではメンバーと一緒に激しいフラッシュに焚かれながらヘドバンしまくりました。
しかしヘドバンしながら会場からオイオイと声が上がるのは珍しい。
これはおそらく、AIdiousを初めて見るアニソンファンが声をあげてるんだろうなと思いました。
どんな形であれ一緒に盛り上がってくれたのは良かったです!
MCではアニメやアニソンの話題が中心でした。
ギターのトキさんは結成前にコピーバンドをやっていた頃、
川田まみさんの「JOINT」をコピーしていたことがあるとのことから、
その「JOINT」のギター演奏を聴かせてくれました。
この後ご本人様が登場する予定の中、こんな形で先に聴けるとは!
ドラムのアルトさんは自らをオタク3号、トキさんをオタク2号と呼ぶほどのアニメ好きで、
(ちなみに1号はサワさんらしいです)
現在はキルラキルロスになっているとのこと。
そして4曲目に、今日はアニソンロックということから、
普段はやらないというアニソンカバーとして「ムーンライト伝説」のメタルアレンジのカバーが!
最高でした。これが今この瞬間でしか聴けないなんて・・DVD化して下さい!と思いました。
この曲でヘドバンできるなんて意外過ぎる。なので尚更興奮させられました。
あぁ川崎まで来て良かった! よくぞこのライブにAIdiousを呼んでくれました! 
どうか他のフェスの主催者たちも、AIdiousを呼んであげてほしいと思いましたね。



(続く

2014年9月26日金曜日

[ライブレポ]  KOTOKO 10th Anniversary Live Tour [47ARCH] ~駆け回り食べまくり!NEO~

9月23日(火曜日)奈良・NARANEVERLANDにて行われた、KOTOKOさんのライブに行ってきました。
現在開催中の全国47都道府県ツアーにて、今回初めて奈良でライブを開催してくれました。
地元に好きな歌手が来てくれる機会なんて滅多に無いだけに、これは行かなければ!と思い、
私も今回初めてKOTOKOさんのライブに参戦してきました。


奈良ネバーランドに行くのも久しぶりですね。
地元のインディーズバンドのライブにはここ最近行ってなかっただけに・・・
この日は当日券が出るという発表があったことから、客入りが心配でしたが、
会場前に着き、いざライブハウスの中に入ってみると既に大入り満員でした。
これは良かったですね! ただ、そのせいで前の方には行けなかったですが。

まずは開始3分ほど前に、ライブにあたっての注意事項のアナウンスが会場内に流れましたが、
このアナウンスはKOTOKOさん自身が担当していました。
途中セリフを噛んだところを会場のファンから一斉にツッコまれる場面もありましたが(笑)
注意事項を説明する度に、ファンのみなさんが「はい」と返事するのが何とも律義で、見ていて面白かったです。
そして開始時刻の18時となり、過去の有名曲が各10秒ほどメドレー形式で流れた後、
バンドメンバーと共にKOTOKOさんが登場!



[セットリスト]
・→unfinished→ 
・Suppuration-core-
・Face of Fact
・being
・硝子の靡風
・サイダー
・碧羅の天へ誘えど
・雨とギター
・Chercher~シャルシェ~
・ハヤテのごとく!
・七転八起☆至上主義!
・daily-daily Dream
・Special Life!
・Leaf ticket
・原罪のレクイエム
・Short Circuit
・Rock☆DE フルーツバスケット♪
・bumpy-Jumpy!
・Tough Intention
・SCREW
・ε~epsilon~
・Re-sublimity
・Light My Fire
・Wing my Way

(アンコール)
・羽
・声が届くなら
・Message
・同じ空の下で
・Flower!
・覚えてていいよ


全30曲もやってくれました! ちなみにセットリストはファンサイトより引用させて頂きました。


まず1曲目にいきなり、大好きな疾走デジタルナンバー「→unfinished→」をやってくれました。
CDで聴く以上にバンドサウンドの迫力があって、最高に良かったです。
やはりドラムなどが生演奏というだけで曲の印象が変わる。キーボードは録音でしたが・・・
KOTOKOさんの歌唱の方も素晴らしかったです。
3曲目「Face of Fact」ではサビのラストにて見事なロングトーンを決める場面も。
ここまでの歌唱力の持ち主だったとは! さすがとしか言いようがないです。

そして3曲目が終わり、KOTOKOさんが会場のファンに向けて第一声。
「千葉のみんな~!」
えーーっ!?千葉!?これには会場からどよめきが。
「ごめん奈良だった!」「なんで間違えたんだろう、昨日から奈良に来てたのに・・・」
すぐさまファンからは「もう一回!」というコールが起こり、
「奈良のみんな~!」と言い直してました。
まぁ有名ミュージシャンが奈良でライブすることは非常に少ないので、
そりゃ間違えられても文句言えないですよね・・・来てくれたことだけで嬉しい。
ちなみにKOTOKOさんは先日行われた徳島でのライブでも、
曲紹介で「BLAZE」と「being」を間違えたらしく、
さらに今回の奈良のライブでも曲紹介で「サイダー」と「UZU-MAKI」を間違えてました。
「渦巻きは見てきたよ、徳島・鳴門で」と自分で自分のことをフォローしてましたが(笑)
やはり初の47都道府県ツアーで頭が疲れてるのでしょうか? ちょっと心配ですね。

MCでは、今までスタッフなどからは「姫」と呼ばれていたが
最近では「殿」と呼ばれるようになったという話が面白かったです。
さらにお待ちかね(?)の奈良トークも行われました。
「奈良に入ったら鹿さんに会いにいこうとしたけど、渋滞で日が暮れてしまって、
鹿さんがいそうな所までは行ってきたけど、真っ暗で何も見えず怖くて帰ってきてしまった」
とのこと。あぁきっと徳島から奈良に行く途中の阪神高速が渋滞してたんだろうなぁ・・・
「明日行きたいけど雨予報だね・・」 これにはお客さんから「午前中なら大丈夫」
という声が。「それなら大仏様にも久しぶりに会いたい」 さらには「大仏様は友達」
という発言が。まさか友達だったとは!さすが殿ですね!

さらに「私のライブに来てくれる人はみんな良い人達ばかりだから、
前方でモッシュが起こるなんてことは無くって、
それどころかライブ中にだんだん後ろへ下がっていってしまう」
という話は何だか印象に残ってしまいました。自分とは真逆のファン気質じゃないか(汗)
そしてお客さんに向けての即席アンケートも行われました。「この中で奈良っ子は!?」
これに対して手を挙げたのは半分ぐらい・・いや半分以下か?これは少ない!
「初めての人!」これは2割ぐらいいたと思います。私はどちらも手を上げましたが。

ライブ中盤には「ドSコーナー」という、抽選で歌う曲を決めるコーナーがありました。
箱の中に入れられた3つのボールの中から1つを引き、そのボールに書かれている曲を歌うとのこと。
KOTOKOさんがお客さんに向けて「Leaf ticketが聴きたい人!」と問いかけると、
右端の方にいたファン達が「はーい!!!!はーーい!!!」 大声出しまくりでした。
そして、左前の方にいた女性のお客さんがボールを引くこととなり、
その引かれたボールに書かれていた曲は・・・ 「Leaf ticket!」
するとその瞬間、先ほどの右端の方のファン達が「うおーーーーーっ!!!」
歓喜の雄たけびが上がり、しまいには抱き合って喜んでいるではないか!
「奈良最高だーーーーーーーーっ!!!」
お前ら騒ぎ過ぎだ!(笑) そこまでこの曲に思い入れがあるとは・・・
ちなみに私はこの曲を知りませんでした。オリジナルアルバムは1st~6thまで
全部聴いているのですが、やっぱりKOTOKOさんはオリアル未収録の曲が多過ぎるんですよね。
正直言うと、今回のライブで歌われた曲の約半分ぐらいは知らない曲でした・・・

それでも後半の、最新アルバム収録曲「Rock☆DE フルーツバスケット♪」は
楽しかったです。キュートで痛快。お客さんも一緒にジャンプしたりと盛り上がりまくり。
そして新曲「Tough Intention」も期待通り歌ってくれました。
最高。これからもライブでの煽り曲の定番となりそうなロックナンバーです。
さらに「SCREW」「ε~epsilon~」「Re-sublimity」といった
I've Soundの名曲には、心も体も踊りました。踊らずにはいられない。
そして今回のライブで一番嬉しかったのは「Light My Fire」という大名曲が聴けたことです!
「♪さーけーべー ウォオーオオー!」「ウォオーオオー!」これができただけでもう満足です。
終盤のセットリストには、そりゃ盛り上がらずにいられませんでした。

アンコールでは、まずアコースティックライブという形式にて、
「羽」「声が届くなら」「Message」の計3曲を披露してくれました。
その後バンドサウンドにて計3曲、合わせて計6曲もアンコールで歌ってくれました。
最後にはライブハウスの中央部分にお客さんを集め、記念写真を撮って終了・・・かと思いきや、
ライブ終了後に、今日来てくれた人全員に向けて握手会を開催するというアナウンスが!
握手券付きCDを買わずとも握手をしてくれる歌手に出会ったのは、今まで初めてです。
なんて素晴らしいサービス精神なんだ! ということで、私も握手会に参加させて頂きました。
いざKOTOKOさんを目の前にすると、やっぱりドキドキしますね。
そして握手しながら「よくぞ奈良に来てくれました、また来て下さい」と話しかけると、
「奈良っ子なんだ~、ありがとう~」と答えてくれました。これは嬉しかったですね!

KOTOKOさんのライブに行くのは初めてでしたが、とても楽しいライブでした。
J-POPバンドのライブといった感じで、こういうのもまた良いなと思いましたし、
サウンド自体は万人ウケしそうな曲が多いので、KOTOKOさんの甘い声質がいけるというならば、
ぜひ多くの人にオススメしたくなるようなライブステージでした。
ただ1つだけ惜しかったことを挙げるとすれば、
奈良ネバーランドでライブをやるならば「黙れよ、ピーター」は歌って欲しかった。
「♪希望未来語るだけじゃ ネバーランドは見つからない」
これをネバーランドで歌わないだなんて・・・ 大好きな曲なのに。
次に来てくれる時には歌ってもらいましょう! 期待しています。







2014年9月24日水曜日

「2010年代のベストトラックを選びます!」に参加しました

音楽だいすきクラブにて現在投票受付中の企画「2010年代のベストトラックを選びます!」に参加してみました。
2010年代の曲であれば1人最高30曲まで投票OKというルールになっていますが、
1曲からでも参加OKとのことなので、ぜひ皆さんも参加してみましょう。
こちらのコメント欄などにて9月30日まで投票を受け付けているとのことです。
なお、当ブログのベスト30においては1アーティストにつき1曲のみの選出としました。
そうしなければ、Gacharic Spin、浜田麻里、FROZEN CAKE BARの計3組の曲だけで
ベスト30の半分近くが埋まってしまうという事態になったためです。
さらに、当ブログにおいては推薦したい曲が多過ぎるため、
勢い余って計100曲も選んでしまいましたが(汗)70曲は次点扱いということにしておきました。
なんせ2012年以降は、「Japanese Dream」というサイトに参加させて頂き、
そこで邦楽のシングル曲&アルバムリード曲を数多く試聴させてもらっていることで、
素晴らしい曲にたくさん出会えましたからね。
今回は紹介する大多数の曲に試聴リンクを張っておきましたので、よければ聴いてみて下さい。
それでは、いってみましょう!





1. 黒崎真音「Glanz-沈黙の雪-」
2010年代に最もたくさん聴いた曲はこの曲でした。
劇的展開が炸裂するエモロックでありながら、それでいてメロディアス。
間奏のピアノの美しい旋律、終盤の加速感、どの部分をとっても最高。
アニソン系アーティストのアルバムオリジナル曲には素晴らしい曲がたくさん隠れている。
これが世間的にほとんど知られることが無いというのが残念に思います。


2. 浜田麻里「Crimson」
日本一の女性ロックボーカリスト。
楽曲自体も素晴らしいですが、それに加えて歌唱がスゴ過ぎる。
曲終盤の「♪くりぃむぞぉ~~~~~~ん」のハイトーン3連発は鳥肌モノ。涙が出そう。


3. FROZEN CAKE BAR「視界と音」
東北出身インディーズバンド。女性ボーカル+男性シャウトの組み合わせは
かつて大好きだったHIGH and MIGHTY COLORを思い出させます。
この曲の何が良いかと言ったら、サビメロが最高に良い。
しかしメンバー自らMAD動画を作ってしまうバンドは初めて見ましたね。
近い将来アニメタイアップ曲でメジャーデビューしてくれることを期待してます。


4. Gacharic Spin「JUICY BEATS」
頭をグルングルンにかき回され興奮させられるダンスロックナンバー。
PVではメンバー全員がパラパラを踊っているのも印象的。
これを見ると一緒に踊らずにはいられない。


5. CHERRYBLOSSOM「STAND WAVE」
若さ爆発、爽快感抜群、伸びやかな歌唱とメロディが素晴らしい。
曲ラストの「♪僕の熱い夏はずっと終わらない」ここが特に大好き。
これがアルバムオリジナル曲止まりでシングルカットされなかったのが惜し過ぎる。


6. KAMEN RIDER GIRLS「Last Engage」
これぞ極上のメロディックメタル。最近の仮面ライダーの曲は本当に名曲揃い。
PVのサビ部分にて火柱が上がるシーンには曲の良さと相まって感動すら覚えます。


7. May'n「Giant Step -May'n ver.-」
イントロからしてヒーロー降臨といった感じで、たまらないほどの高揚感。
ちなみにこの曲も仮面ライダーの曲なんですよね。
Astronautsバージョン以上にこちらのバージョンの方がより大好きです。


8. ステレオポニー「OVER THE BORDER」
人の心の中を地球儀に見立てた歌詞が素晴らしい。
AIMIさんは当時10代にしてこんなにも質の高い曲を作ったことに驚きました。
ひたむきさが伝わってきて、思わず応援したくなるバンドでした。
ステレオポニーにCHERRYBLOSSOMに中ノ森BANDなどといったバンドはみんな大好きだった。
2010年頃までは特にそうでしたが、結局自分は中高生の頃からこの辺りの
「メジャーのマイナー」を中心に聴いて育ってきたんですよね。


9. JAM Project「SAMURAI SOULS」
2010年代、それどころか今までハマった全アーティストの中でも
ここまで私の中での瞬間最大風速が大きかったアーティストは他にいない。
とにかく全てがツボ。ラストのメンバー5人による「♪マキシマイザーーーーッ」これには感動。


10. Do As Infinity「東京亜熱帯」
地球温暖化により人が住めなくなった未来の東京の姿を描いた曲で、
このテーマでこれだけカッコいい曲が作れるというのは実力者の証明。
2000年代の私的ベストトラック「科学の夜」とはまた違った形で世に訴えかける曲を作ってくれました。


11. BLOOD STAIN CHILD「STARGAZER」
トランス+バンドサウンド最高。この曲をBGMに車で夜の街を駆け抜けたい。
ロック路線の頃のm.o.v.eが大好きだった人にはたまらない曲なのでは。


12. 水樹奈々「Sacred Force」
歌唱が素晴らしいのは言うまでもない上に、編曲が神。
アルバムバージョンで聴ける約1分半の間奏は、言葉にならないぐらいにドラマチック。
Elements Gardenが日本最高の音楽制作集団であることの証明です。


13. 喜多村英梨「証×炎 -SHOEN-」
2014年リリースの曲で最もたくさん聴いた曲はこの曲です。なんて美しい和風ロックなんだ。


14. デーモン閣下「FOREST OF ROCKS」
サビの開放感とスケール感が最高。閣下クラスの素晴らしい歌唱を聴かせてくれるボーカリストは
最近の歌手には非常に少ないだけに、後継者的存在も早く出てきて欲しい。
ちなみにこの曲も実は仮面ライダー関連の曲なんですね。早くも3曲目だ。


15. 飛蘭「Blood teller」
シングルレビューはこちら。ヒリヒリ感がたまらない。


16. ガガガSP「人生強騒曲」
「♪行けよ男達 歯をくいしばれ」
この曲は2000年代の私的ベストトラック「弱男」を彷彿させるかのような名曲。
自分も同じ弱男として、ガガガの曲はどの曲も歌詞が共感できる。
そして泣ける。必死で全力な姿に心を打たれる。
ポカリスエットCMソングにも起用された曲なのにPVが作られていないのが残念です。


17. 中川翔子「9lives」
この曲に関してはこちらのアルバムレビューで書いた通りです。
2014年上半期のベストソングはこれに決定・・と書いておきながら現時点ではキタエリの証×炎の方が再生回数が多いですが。


18. 遠藤正明「情熱ガンガン」
私の中での理想の男性ボーカリスト。爽快感抜群、聴いていて心の底からスカっとさせられる。
間奏のギターソロなども含めて素晴らしいです。


19. THE SLUT BANKS「どん底」
どん底から這い上がろうとする者は、もう何も失うものは無いんだと言わんばかりの気迫が感じられる。最高の歌謡ロック。


20. 鈴木このみ「世界は疵を抱きしめる」
アコースティックギターをベースにした疾走感抜群のサウンドに、
シンセのキラキラ感までもが加わることで、曲から無限の広がりを感じさせてくれる。
それに加えてこの歌唱力があれば、そりゃもう言うこと無しです。


21. DIRTY OLD MEN「弱虫な炎」
この曲もまた、こちらのアルバムレビューで書いた通りの名曲。
ライブの方も良かったです。何気に2年連続でライブステージを観てるんですよね。


22. Cyntia「閃光ストリングス」
シングルレビューはこちら。Cyntiaというガールズバンドには何としてもブレイクして欲しい。
「メタルを聴きやすい形で多くの人に届けたい」という本人達の思いがこもった名曲。
この曲以外にも、約9分に渡る大作である「幻覚の太陽」という曲も大好きなのですが
PVが無いため、今回はシングル曲の方を選ばせて頂きました。


23. 妖精帝國「solitude」
彼らの曲にしては比較的分かりやすい内容の歌詞で、
新たな自分へと生まれ変わるんだという決意表明を歌ったメロスピナンバー。
独自色は残しつつも、応援ソングとして質の高い曲を作ってくれました。
この曲もまたアルバムオリジナル曲止まりなのが惜しく感じるほどの名曲です。


24. THE武田組「全速力」
北海道のインディーズバンドでありながらも、その実力はメジャー級。
全力で歌う、聴く人全てに捧げるラブソング。これには心から励まされました。


25. BABYMETAL「メギツネ」
シングルレビューはこちら。和風メタル&ダンスサウンドが素晴らしい。
当ブログではインディーズデビュー直後の時点から、
BABYMETALは世界で通用すると言い続けてましたが、本当に世界で活躍し出すと
何だか遠い存在になってしまったなぁと思う自分は我ながらひねくれてる・・・


26. のあのわ「もぐらは鳥になる」
まるでディズニー映画を見てるかのようなファンタジーな曲でした。切ない結末でありながらも感動的。


27. 熊谷育美「雲の遥か」
生まれ育ったふるさとや、家族のぬくもりを思い出させてくれる。
聴くだけで感謝の気持ちが湧いてくるかのような、優しいバラード曲。
地元気仙沼、そして東北復興への願いもこめられた名曲でございます。


28. SPYAIR「現状ディストラクション」
サビの爽快感もさることながら、Cメロが素晴らしい。胸に迫りくるものがある。
たとえバカにされようが多くの人から良く思われなかろうが、
自分の道を突き進むんだと歌う姿には心を動かされました。
やっぱりボーカルの歌いっぷりが良い。IKEさんの復帰を願ってます。


29. FLOW「ロッククライマーズ」
彼らはアニソンを多く歌うようになってから楽曲の幅が広がり名曲を量産するようになった。
アルバムオリジナル曲も名曲揃いですが、今回はシングル曲であるこの曲を選出いたしました。


30. PASSPO☆「WING」
ラストを飾るのは「空と旅をテーマにしたガールズロックユニット」という、
まさにこのブログのためにあるようなグループの曲です。
「ぱすぽ☆ meets ジャーマンメタル」というコンセプトで作られた曲は
イントロからして最高。ジェット機で空を駆け抜けるかのような加速感。
「Next Flight」「夏空HANABI」をも含めた世界一周3部作は
アイドル史上&ガールズロック史上に名を残してもいいほどの名作だと思ってます。



(次点70曲)
Dancing Dolls「Ring Dong」
Aldious「Spirit Black」
BiS「My lxxx」
SEX MACHINEGUNS「Tiger Tiger」
CASCADE「バーバリアン」
オズ「バーチャライダー」
KOTOKO「Tough Intention」
KOTOKO「Light My Fire」
天野月「薔薇のように」
天野月「天の樹」
S.P.N.POWER「防風林の向こうに」
Crush Tears「Communication Breakdown」
WHERE'S ANDY「a suicidal act」
GRANRODEO「ROSE HIP-BULLET」
fripSide「grievous distance」
川畑アキラ「朝日が昇る前に」
ELISA「REALISM」
LiSA「traumerei」
angela「遠くまで」
ALTIMA「Fight 4 Real」
アカシアオルケスタ「ショウタイム」
Cocco「キラ星」
彩音「覚醒-Fractional Vision-」
彩音「Red Rose Evangel」
MAHATMA「Tiger's eye」 
ファンタズム(FES cv.榊原ゆい)「刻司ル十二ノ盟約」
中村中「ずっと君を見ている」
AIR SWELL「バッドボーイズ セレナーデ」
LIGHT BRINGER「Fallen Angel」
supercell「Perfect Day」
ROTTENGRAFFTY「金色グラフティー」
秋赤音「衝突未来予想図」
黒崎真音「VANISHING POINT」
黒崎真音「鳴り響いた鼓動の中で、僕は静寂を聴く」
CHERRYBLOSSOM「時空」
水樹奈々「DRAGONIA」
水樹奈々「VIRGIN CODE」
JAM Project「ReBirth of Dream」
JAM Project「Shining blaze」
JAM Project「NOAH」
遠藤正明「蒼星 -アオイホシ-」
喜多村英梨「Greedy;(cry)」
BABYMETAL「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」
BABYMETAL「ヘドバンギャー!!」
Cyntia「The Endless World」
Cyntia「幻覚の太陽」
飛蘭「Dead END」
飛蘭「螺旋、或いは聖なる欲望。」
中川翔子「続 混沌」
Do As Infinity「黄昏」
Do As Infinity「アリアドネの糸」
のあのわ「スクォンクの涙」
FLOW「愛愛愛に撃たれてバイバイバイ」
FLOW「PRIDE」
ガガガSP「こんちきしょうめ」
KAMEN RIDER GIRLS「HEAVY METAL STRIKES BACK -血まみれの救世主(メサイア)たち-」
KAMEN RIDER GIRLS「E-X-A (Exciting x Attitude) 」
KAMEN RIDER GIRLS「SSS ~Shock Shocker Shockest~」
Gacharic Spin「More Power」
Gacharic Spin「雪泣く ~setsunaku~ メロディー」
Gacharic Spin「ヌーディリズム」
Gacharic Spin「爆弾娘 (ボンバーガール)」
浜田麻里「Stay Gold」
浜田麻里「Somebody's Calling」
浜田麻里「Momentalia」
浜田麻里「Etranger」
浜田麻里「Historia」
FROZEN CAKE BAR「scream」
FROZEN CAKE BAR「パンデミック。」
FROZEN CAKE BAR「夏ときどき悪魔」


さすがにこれらの曲全部に感想を書く時間は無いので省略しますが、
とりあえず、Dancing Dolls「Ring Dong」は30曲の中に入れたかった。
ニコニコ動画出身のクリエイターが人間向けに作ったデジロック系の曲は名曲揃い。
ぜひこれからはボカロ以外にもどんどん提供していって欲しいです。
FROZEN CAKE BAR「夏ときどき悪魔」はリリース前の曲であり、発売日すら未定ですが
先行公開のショートバージョンを聴いた時点でドハマリ確実なので入れておきました(笑)
2010年代の上半期の集大成としてこの記事を作ってみて、とても楽しかったです。
その間ずっとブログで音楽レビューをやっていて気付いたことは、
自分が音楽に求めているものは、「派手さ」「華やかさ」「熱さ」だったんだなと。
女性ボーカルをよく聴くのは、華があるからでしょうし、
アニソン系アーティストの曲にハマった理由は熱さが抜群だからなのだろうなと・・・
以上でございます。最後まで見て頂き、ありがとうございました。



まとめ

黒崎真音「Glanz-沈黙の雪-」
浜田麻里「Crimson」
FROZEN CAKE BAR「視界と音」
Gacharic Spin「JUICY BEATS」
CHERRYBLOSSOM「STAND WAVE」
KAMEN RIDER GIRLS「Last Engage」
May'n「Giant Step -May'n ver.-」
ステレオポニー「OVER THE BORDER」
JAM Project「SAMURAI SOULS」
Do As Infinity「東京亜熱帯」
BLOOD STAIN CHILD「STARGAZER」
水樹奈々「Sacred Force」
喜多村英梨「証×炎 -SHOEN-」
デーモン閣下「FOREST OF ROCKS」
飛蘭「Blood teller」
ガガガSP「人生強騒曲」
中川翔子「9lives」
遠藤正明「情熱ガンガン」
THE SLUT BANKS「どん底」
鈴木このみ「世界は疵を抱きしめる」
DIRTY OLD MEN「弱虫な炎」
Cyntia「閃光ストリングス」
妖精帝國「solitude」
THE武田組「全速力」
BABYMETAL「メギツネ」
のあのわ「もぐらは鳥になる」
熊谷育美「雲の遥か」
SPYAIR「現状ディストラクション」
FLOW「ロッククライマーズ」
PASSPO☆「WING」



2014年9月21日日曜日

[CDレビュー]  THE武田組「ひっくりかえせ」


THE武田組「 ひっくりかえせ」
(2014/8/20)

1. 花
2. WELCOME
3. 89326
4. キスしてうつせ
5. つながってる
6. ひっくりかえせ
7. カモメの歌と波の詩
8. What's Rock?
9. いい歳こいて
10. 愛しぬいて
11. マスマスのうた(THE武田組バージョン)
お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10)




北海道出身のインディーズバンド、THE武田組の通算3枚目のフルアルバム。
メンバーチェンジを経て新たにキーボードが加わり、
5人組バンドとなってからは初のフルアルバムとなりました。

まず1曲目「花」はこれぞ彼らが得意とするフォークロックナンバー。
「♪咲いてるじゃねーか」「♪お前の花」などといった歌詞からは早くも男気が感じられる。
2曲目「WELCOME」はキーボードイントロの時点からジャジーな雰囲気が漂う曲で、
これまでにはない新しい武田組を見たかのよう。歌詞から音楽に懸ける気持ちが伝わってくる。
3曲目「89326」はヤクザブロと読むらしいです。やくみつるではないとのこと。
銭湯での人間模様を歌った曲で、タイトル通りヤクザな世界に片足突っ込んでますが
ストーリー性のある歌詞が面白くて思わず惹きこまれてしまいました。
歌詞カードと違うセリフを歌ってる部分があったのも思わず気になりました。ポコ○ンって!
4曲目「キスしてうつせ」は渋いフォークソング。風邪ひきの恋人に対して、
そんな風邪は俺にうつせと優しく歌いかける曲。やっぱりこの曲も歌詞が良い。
5曲目「つながってる」は約2分の短い曲ですが今作の中では目立たなかったか。
6曲目「ひっくりかえせ」はさすがアルバムタイトル曲となっただけあって素晴らしい。
今の自分自身が情けないという気持ちを、包み隠さずぶちまけながらも、
それでも人生の一発逆転を目指して頑張ると、熱く歌い上げるバラード曲。
30歳過ぎて父親に鉄拳制裁を喰らったという話は、やはり実話なのでしょうね・・・
よくこんなことを歌詞にできるよなと思います。そこに心を打たれる。
やっぱり変にカッコつけた曲よりも、この曲のように泥臭くてカムシャラな曲の方が心に響く。

7曲目「カモメの歌と波の詩」は彼らの地元である、北海道の大自然の風景が
目に浮かんでくるかのようなバラード曲。サビで「♪スポットラーイトーー」と
語尾を伸ばすのが何とも日本的で印象に残ってしまいました。
8曲目「What's Rock?」でようやくライブで大きく盛り上がれそうなアッパーな曲が登場。
約3分弱の短い曲ながらも、ロック魂がこもった曲で素晴らしいです。
9曲目「いい歳こいて」もアッパーチューン。良い意味でガキ大将っぽい歌詞が微笑ましい。
10曲目「愛しぬいて」は早口なセリフを入れながら歌うラブソング。
「♪俺には今時のクールな愛し方なんて出来ない」ってのはらしくて良いですね。
ピアノ+バンドサウンドの組み合わせも良い。メンバーにキーボードが加わった効果が出てます。
ボーナストラックの11曲目「マスマスのうた」は北海道新聞のCMソングとして作られた曲で、
作詞はメンバー以外の人がしたようですが、
今作の中に入れても全然違和感が無いほどに社会風刺的な歌詞が良いです。

前半から中盤はバラード曲が多く、アップテンポ曲が8~10曲目に固まるという
アルバム構成は少し気になってしまいました。せっかくロックバンドとしてやってるのだから
ライブで盛り上がれそうな曲を前半にも多めに入れていいと思うんですけどね。
しかし、歌詞に関しては今年聴いた全新作アルバムの中でもトップクラスでした。
とにかく人間味に溢れている上に、最近のメジャーの音楽シーンにおいて
ここまで男らしさを感じるバンドは本当に少ないので貴重な存在。
それだけに女性ウケしづらそうな作風とも言えますが、どうか彼らのような、
気合いと熱のこもった歌謡ロック・フォークロックを歌うバンドが世間で評価されて欲しい。
地方のインディーズを探さないとこんなバンドに出会えないという現状は残念だ・・・







2014年9月20日土曜日

[日記]  9月20日(土)

今年もまた、9月20日、21日の計2日間行われる「広陵かぐや姫まつり」に行ってきました。
ちなみに明日21日には、奈良のご当地アイドルLe Siana(ルシャナ)と
シンガーソングライターの若林美樹さんが出演されるそうですが、
この日は残念ながら他の予定があるため行けません・・・ということで今日行ってきました。


まずは、ゆるキャラ集合のコーナー。


蓮花ちゃん可愛い(一番左端) 
さすが、美人過ぎるゆるキャラ。右から2番目はせんとくんです。


最終的にはこんなにいっぱい登場しました。ゆるキャラが増えすぎた県ですからね。
せんとくんはステージの隅っこに追いやられて完全に見えなくなってしまってました・・・
かつては全国的に旋風(?)を巻き起こしたはずのせんとくんが、
今や見る影もないではないか! 県内レベルでもこの扱いか!


そして、夜6時過ぎから行われた、よしもとお笑いライブでは計2組の芸人さんが登場しました。
もりやすバンバンビガロは初めて見ましたが、マジックや大道芸が見ていて面白かったです。
お客さんを巻き込む芸で、そのお客さん(子供たち)が指示通りに動いてくれなくて苦労してましたが。
ラストは巨大な風船に入って終了。かつてあらびき団に出ていた風船太郎を思い出してしまいました。
スーパーマラドーナの漫才はドッカンドッカン笑いましたね。怖い話と時代劇のネタでしたが
生で見ると一層面白いです。元々好きなコンビだったということもありますが。

最後は広陵欽明太鼓の演奏を聴いて終了。来年も楽しみにしてます。



2014年9月16日火曜日

[CDレビュー]  玉置成実「NT GUNDAM COVER」


玉置成実「 NT GUNDAM COVER」
(2014/6/25)

1. めぐりあい
2. 嵐の中で輝いて
3. MEN OF DESTINY
4. Z・刻をこえて
5. サイレントヴォイス
6. ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~
7. 海よりも深く
8. JUST COMMUNICATION
9. DREAMS
10. 暁の車
11. Believe -NT GUNDAM COVER ver.- 
お気に入り度:★★★★★★★★ (8/10)




玉置成実による、ガンダムの歴代主題歌カバーアルバム。
個人的にガンダム自体には詳しくない上に、今作の収録曲は一昔前の曲が多いこともあり
原曲を知っていた曲は2、8、9、10、11曲目の計5曲のみと少なかったですが、
以前に行ったミニライブにて「ガンダムのことを知らない人にも音楽を楽しんでもらえたら」
という言葉を聞いたため(レポはこちら)その通りに楽しませて頂きました。

まず今作の中では有名な曲である、2曲目「嵐の中で輝いて」、8曲目「DREAMS」などは
ダンサブルなデジタルサウンドをバックに元気よく歌う、らしさが出たカバーとなりましたが
このアルバムにおいてそれ以上に目立ったのは、デジロック系の曲が多さでした。
特に1曲目「めぐりあい」や7曲目「海よりも深く」などは、ラウドなアレンジが素晴らしい。
さらにシンセもテクニカルでド派手。まるでGacharic Spinが編曲したみたいだ。
バラードは6曲目「ETERNAL WIND」のみということもあってか、終始疾走感がある。
原曲はバラード曲である10曲目「暁の車」は中盤以降のメタリックな編曲が斬新。
そしてラストに収録されたセルフカバー曲「Believe -NT GUNDAM COVER ver」は
やはり名曲です。原曲よりキーは下がったものの、サビの勢いはやはり抜群。
ドラムがより強調されたデジロック風アレンジで、曲の新たな魅力を引き出していました。

カバーアルバムなだけに、収録曲の原曲に思い入れがある人が聴けば、
また全然違った感想を持つことになるかもしれませんが、
個人的にはドンピシャで好きなサウンドばかりだったので存分に楽しめました。
まさか再びこのような形でガンダムの曲を歌うことになるとは予想してませんでしたが、
こうして聴いてみると、やはりアニソンは似合ってるよなと思います。
11月にリリースが決まったニューシングル「Vivid Telepath」も
久々のアニメタイアップということで、そろそろセールス的にも復活を期待したいところです。







2014年9月15日月曜日

[CDレビュー]  BLOOD STAIN CHILD「epsilon」


BLOOD STAIN CHILD「 ε(イプシロン)」
(2011/6/15)

1. SIRIUS Ⅵ
2. FOREVER FREE
3. STARGAZER
4. S.O.P.H.I.A
5. Unlimited Alchemist
6. ELECTRICITY
7. ETERNAL
8. MOON LIGHT WAVE
9. Dedicated To Violator
10. Merry-Go-Round
11. La+
12. SAI-KA-NO
13. Void dmn-str. remix
お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10)




BLOOD STAIN CHILDの通算5枚目のアルバム。トランスメタルという、
他にやるバンドがほとんどいないと思われるジャンルの音楽を作っている、
2000年結成の6人組バンドの作品です。ちなみに彼らは結成して約1年の時点で、
プロレスラーの佐々木健介さんの入場曲を作ったことがあるそうです。
やっぱりプロレス関連の曲を歌うアーティストは好きなアーティストばかり!
そう思わせてくれる作品でした。(プロレス自体には詳しくないですが)

女性ボーカルのSOPHIAさん(当時)によるクリーンかつ神秘性を帯びた歌声と、
男性ボーカルの激しいシャウトによる、男女ツインボーカルという形は
他のHR/HM系バンドにもあるスタイルですが、サウンドにここまで電子音を多く
取り入れているのは、トランスメタルを名乗る彼らならでは。
歌詞は全英語詞、歌メロも洋楽テイストなことから海外進出も意識した作風だと感じました。
実際に海外のファンが多いというのもうなずけます。
1、5、11曲目のようなバキバキの疾走メタルサウンドは彼らの真骨頂でしょう。
しかし個人的には3曲目「STARGAZER」と6曲目「ELECTRICITY」にノックアウトされました。
トランス色の強いバンドサウンドが、聴いていて最高に踊れるしテンション上がる。
この2曲は、ロック路線の頃のm.o.v.eが好きな人にはたまらない曲なのでは。
「STARGAZER」を車の中にて大音量で流しながら夜の街を駆け抜けたい。これは名曲過ぎる!
さらに9曲目「Dedicated To Violator」では打ち込み主体のダンサブルな曲を入れたり、
10曲目「Merry-Go-Round」ではミディアムバラード曲も交えたりと、
アルバム後半には変化をつけてきているのが感じ取れるのも良い。
その後半部分にもキラーチューンがあればなお良かったところですが・・・

今作のリリース後は、メンバーチェンジが行われ女性ボーカルが交代し、
さらに、レコード会社はランティスに移籍するという思わぬ展開が。
そして2014年1月リリースの新曲「LAST STARDUST」にはゲームタイアップが付くことに。
というわけで、今年から彼らもアニソン系アーティストの仲間入りをすることとなりました!
個人的にはハードロック系のアニソンが好きな人にも受け入れられる作風だと感じるだけに、
なんなら同じレコード会社所属である妖精帝國と2マンライブをしてもいいと思うのですけどね。
ランティス祭りにも出れば良かったのに。
彼らもまた、メタル系にありがちな閉鎖的な活動ではとどまらず、出してもらえる所には
どんどん出ていけばいいと思います。良い音楽は少しでも多くの人に知られて欲しいです。







[私的名曲ランキング]  2014年7月度 マイベスト10

今月もJapanese Dreamをもとに作った、月間私的名曲ベスト10を紹介したいと思います。
7月度はPVにて海が登場する曲が多かったですね。夏だなと感じさせてくれます。
あと今月はアニソン系アーティスト率が高いですが、元々この企画をやる上で、
ランキングを似た系統の曲ばかりで固めたくはないと思ってるので、
シンフォニックロック、デジロック、疾走デジタルサウンドなど、
同じアニソン系でもなるべく違う系統の曲を選びました・・ということにしておいて下さい(汗)
それでは、いってみましょう。




第10位 上間綾乃「はじめての海」 [公式PV]

今月の沖縄枠。美しい歌声に三線とストリングスとのハーモニーが聴いていて癒されます。




第9位 Rune「未来きっと、叶えもっと」 [公式PV]

爽やかなポップチューンにのせて歌われる、力強いメッセージが良い。
>夏の高校野球 青森・山形大会のエンディングテーマ
これだけでより一層名曲に聴こえてしまいマイベスト10にまで入れてしまう自分は
それはそれで偏ってるのかもしれませんが・・・




第8位 TOTALFAT「夏のトカゲ」 [公式PV]

今月のお祭り枠。PVでの太鼓の演奏シーンを見ただけで血が騒ぐ。
メロディがモロに歌謡曲っぽいロックナンバーで、さらにボーカルの歌いっぷりも良い。
ザ・コブラツイスターズを思いっきりチャラくしたような曲ですね。
(この例えが分かる人はほとんどいないかもしれませんが)
これをダサいと敬遠する人とは話が合いそうにないかも。このサウンドこそが好きな路線だ!




第7位 GARNiDELiA「grilletto」 [公式PV]

名前が「ガ」で始まるアーティストは好きなアーティストばかりという法則。
細かいシンセの音にまでシビレさせられるようなデジロックナンバーで、
今から1stアルバムが楽しみになります。




第6位 AiRI「Mind-set」 [公式PV]

ランティス所属ながら今まで全く知らなかったです。
イントロの荘厳なシンセからして惹きこまれるシンフォニックロックナンバーで、
これはフルPVがあればもっと上に入れてたかも。アルバムも聴かなければ。




第5位 KNOCK OUT MONKEY「Wonderful Life」 [公式PV]

ノクモンはボーカルが歌い始めただけで空気を一瞬にして変えられるバンドだと思う。
やっぱりバンドはこのような、伸びやかなメロディにのせて
スカっと爽快感のある歌声とサウンドを聴かせてくれる人たちが一番好きです。




第4位 上坂すみれ「来たれ!暁の同志」 [公式PV]

疾走ユーロビート最高です。m.o.v.e亡き今となっては貴重な曲に思えてくる。
そしてこんな曲調の楽曲であっても、団結とか反抑圧とか歌わずにはいられないというところが面白過ぎる。
アニソンロック2014でも期待してます。すみぺワールドを楽しみにしてます。




第3位 RONDONRATS。「GAME」 [公式PV]

さすが「Electric Lady Loud 2014」に出演したバンドなだけあってか(レポはこちら)
新作でも勢いが止まらない。どこまで突っ走るんだ。近日アルバムレビュー予定。




第2位 茅原実里「向かい風に打たれながら」 [公式PV]

アニメの内容を含めた感想はこちら。つくづくアニソンってのは前向きで聴いていて元気をもらえるような曲ばかり。
この曲の2位は不動でした。たとえ1位と同じ系統の曲になろうとも・・・




第1位 KOTOKO「Tough Intention」 [公式PV]

ということで1位もこの曲で不動でした。結局はこのようなアニソン系ロックこそが大正義なのです。
伸びやかな歌メロと歌唱、そしてサビの盛り上がりっぷりが最高。
さらにサビでのコーラスや、間奏内で入るウォーウォーウォーという掛け声もツボで、
ぜひライブにて一緒に拳を突き上げながら声をあげたくなる。
9月23日に奈良で行われるライブにて、一緒に盛り上がれることを楽しみにしてます。
ちなみにこの曲を作曲した宮田リョウさんというのは、
2011年11月リリースの大傑作「Light my fire」を作った、supercellのryoさんのことか?
曲調的にもそっくりだし・・・と思って調べてみたところ、それとは全くの別人でした。
リョウさんという名前のミュージシャンは素晴らしいミュージシャンばかりですね!
と、DoAsクラスタの私が言ってみる。本当良い曲作ってます。




(次点)
・つばさFly「Unforgettable Days」 [公式PV]
つくづく最近はロックなアイドルが増えましたね。
良い曲なのですがこのサウンドは何だか既視感があるなと思いきや、
>松隈ケン­タ率いるクリエーター集団SCRAMBLESの井口作曲
やっぱりBiSとつながりがありましたか。思った通りだ。

・Cocco「ドロリーナ・ジルゼ」 [公式PV]
舞台の劇中歌なだけあってムーディーでいい感じ。ニューアルバムも楽しみにしたいです。

・小野正利「KNOCK ON YOUR GATE!」
GALNERYUSで活動しながらソロでも久々のリリース。これまた王道アニソンロック。
ヴァンガードといったらJAM Projectというイメージでしたがむしろ「Vanguard」よりこの曲の方が良くないか?
私の中では、Believe in my existence>>>>KNOCK ON YOUR GATE!>Vanguardぐらいに良かった。
知らない人には何のこっちゃって感じでしょうが・・・

・angela Presents 中川翔子「キラキラ-go-round」
コラボ効果が出た、可愛らしい曲ですね。イントロはangela「Galactic material」っぽい。
どちらも好きな私にとってはそりゃ嬉しいですよ。次があればもっとアッパーな曲もリリースして欲しいです。

・SKE48「不器用太陽」 [公式PV]
まずメロディが良いですし、曲全体から感じられるピュアさには心が洗われますね。
サビで加速していく曲構成も良いです。

・バズマザーズ「スキャンティ・スティーラー」 [公式PV]
このテーマでこんなにもカッコ良く仕上がった曲が作れるんだということに驚いた。
歌詞によほど注目して聴かなければ、これが下着泥棒の曲とは分からないですよ!
同じテーマの曲でも、モーモールルギャバン「パンティー泥棒の唄」とは大違いだ(笑)
こちらの方はカラオケで友人の前で歌って爆笑されたことがあるほどの曲なのに。

・ぽわん「かわいいっていわないと呪う」 [公式PV]
これは1度聴いただけで耳に残り過ぎる。
まさに呪文でもかけられたかのよう。ただ、パスピエっぽい。



(その他注目曲)
・THE ORAL CIGARETTES「起死回生STORY」 [公式PV]
今月の地元枠。東京進出&メジャーデビューおめでとうございます。
ギターのテクニカルさが良い感じ。ボーカルもしっかり歌えていると思うのですが、
やっぱり典型的な今風のロキノン系バンドといった感じでとっつきにくいかなぁ・・と思ってしまう自分は頭が古いのだろうか。

・KIDS「さよなら」 [公式PV]
今月の地元枠その2。バラード曲ですが、普通の曲という印象。
彼らに関しては「ミラーボール」や「38.5°」のような踊れるロック路線で攻めた方がいいと思うのだが・・・
何かこれだという売りが欲しいですよね。吉本所属というのが一番の特徴?

・Le Siana「やまとなでシカ」 [公式PV]
今月の地元枠その3。二月堂も若草山の子供の頃に登ったものです。
神戸とか京都を歌った曲は多いのに対して奈良が歌われた曲はほとんど無いからそれだけでも貴重ですよ。
あとはアレンジに和風要素を入れた曲とかも出してくれればさらに嬉しいんですけどね。

以上、今月は地元枠が3組も登場いたしましたが、
こうして聴き比べてみるとあらためて、ワコンチュというガールズバンドがメジャーデビューまでいかなかったのは残念だなぁ。
最近好きになるインディーズバンドは東北出身のバンドばかりですよ。地元勢も頑張れ!



(おまけ)
・グミベアとガチャピン・ムック「おやつ いいやつ すごいやつ」 [公式PV]
久々に緑色の方のガチャピンが新曲を出したのか!しかも赤モジャの方のムックも歌ってるのか!
グミベアは・・・ごめんなさい知りませんでした(汗)
ぜひ3人まとめてGacharic Spinのライブにゲスト出演して下さい。MUCCのライブには先々月の時点で既に出てましたからね。



2014年9月13日土曜日

[日記]  9月13日(土)

・今日はライブのチケットをとってきました。結局は行くことにしましたよ・・・


 「オープニングアクトとして、上坂すみれの出演が決定」
 「Aldiousはこの日しか聴けないアニソンカバーも披露」

 こんな追加発表をされたら、もはや行かないわけにはいかないじゃないか!
 どちらも見たくてたまらないんですが。

 まさか、8月に山形遠征をしたばかりなのに9月に神奈川遠征まですることになるとは
 思ってもみませんでしたが、これも望むところだ!

 「アニソンロック 2014」、今から楽しみにしてます。



・最近はソフトボールのチームから助っ人依頼が来るようになり
 ピッチャーとして試合で投げさせてもらえる機会が増えました。
 かつて別のチームに所属していた頃には、mixiの日記で投球内容をよく書いてたなぁ・・・
 試合が終わってから1人で反省したりとかしてました。
 ということで久々にやってみましょう。需要は約2名ぐらいにしか無いかもしれませんが。


1回表
中安
一失
捕犠失
二直
中3
中飛

2回表
遊ゴ
一失
一飛

3回表
二ゴ
中本
遊飛
遊飛

4回表
左安
三失
左犠飛
空三振
遊失
捕飛

5回表
二ゴ
四球
中安
左飛
左安
四球
中3
投安
四球
遊直


4回までは自責点1で、四球はゼロ、エラー絡みの失点はありましたが
それでも4回終了時で5-4でリードしていたので、久々に勝てると思ったのだが・・・
勝ちを意識して気持ちが乱れて四球を出したのがきっかけで
同点に追いつかれた上に、2アウトから走者一掃3ベースを打たれて
結局5-9で負けてしまいました。
せっかくショートは好守連発してくれた上にキャッチャーは盗塁を刺してくれたのに、
こんな結果になってしまうのはダメだなぁ・・・

これで今年は3試合投げていずれも結果を残せてないのですが、
それでも次回もまた呼んでくれるらしいです。内容は良かったと言ってくれるのです。
本当にありがたいですね。次こそは何とかその起用に応えたい!



2014年9月12日金曜日

[CDレビュー]  WHERE'S ANDY「SECOND SHOCK」


WHERE'S ANDY「SECOND SHOCK」
(2014/5/14)

1. チャッキーイズカミング
2. MY HEART SONG
3. ダイアモンド
4. a suicidal act
5. ヒューマニズム
6. Welcome to the jungle
7. NBNL (No Beer,No Life)
8. Mary Jane
お気に入り度:★★★★★★★★ (8/10)




WHERE'S ANDYの2ndミニアルバム。「ラウドでキャッチーなガールPOPバンド」と名乗る
女性2人男性1人による3ピースインディーズバンドの作品です。

まず1曲目「チャッキーイズカミング」は全英語詞のパンクチューン。
まさかこんなに洋楽パンクっぽい曲を作るバンドとは思ってなかったので、
最初聴いた時は意外でしたが、キュートで痛快な曲に仕上がっていてこれはこれで良い。
2曲目「MY HEART SONG」では前曲に引き続いて全英語詞で、
なおかつテンポをさらに上げた曲。間奏のギターの疾走感が良い感じ。
3曲目「ダイアモンド」でようやくラウドかつメロディアスな曲が登場。
終始疾走感があり、さらに歌詞も前向きな日本語詞なだけあって
何となくアニソンっぽい感じもする。こういう曲を期待してました。

4曲目「a suicidal act」は彼女たちに注目したきっかけとなった曲なだけあって最高傑作。
サビメロが良い上に、間奏部分もギターとドラムの活躍っぷりが素晴らしい。
これはノリが良くて最高だなと、最初に聴いた時は思ったものですが、
しかし、ボーカルのCHIKAさんの公式ブログでも公開されている歌詞を見てみると、
この曲は、もっと生きたかったのにそれが叶わなかった少年と、
逆に自ら命を絶ってしまった人の姿を歌った曲だったとは・・・
これほどまでに衝撃的な曲だったとは思わなかったので驚いた。そして泣けた。
命の大切さについて訴えかけ、聴き手にじっくりと考えさせられる曲である。
こんな曲を作れるとはスゴい実力を持ってるじゃないか!
もはや即メジャーから声がかかってもいいレベルではないかと思いました。

5曲目「ヒューマニズム」はラウドでキャッチーなサウンドにのせて
人と人とのつながりの大切さを歌った曲。歌詞が思わず想像力をかきたてられて面白いです。
ロボットがやるバンドの方がいいなんて時代は本当に来るのだろうか。
6曲目「Welcome to the jungle」は1曲目と同系統の、全英語詞の洋楽風ロック。
7曲目「NBNL (No Beer,No Life)」はビールが大好きだと歌うパンクナンバー。
痛快で面白い曲ですが、酔って街を破壊したらダメだろ!(笑)
8曲目「Mary Jane」はラストを締めくくるにふさわしい、ラウドかつポップ感のある曲。
歌詞は世界平和への願いを歌った曲だと感じました。社会風刺をうまく交えている。
こういう曲を終わるのはロックバンドらしくて良いなと思います。

つくづく最近のインディーズには隠れた実力派バンドがいるものだなと思います。
また1組楽しみな女性ボーカルバンドが現れてくれました。
今後ぜひブレイクしてくれることを期待したいです。次作はフルアルバムで!







[CDレビュー]  黒崎真音「REINCARNATION」


黒崎真音「 REINCARNATION(通常盤)」
(2014/7/23)

1. X-encounter
2. -Autonomy-
3. ALGO~Who Knows It?~
4. ...Because, in SHADOW
5. fixxx and lie
6. K・O・N
7. Dysnomia-ディスノミア-
8. Trying! Trying!
9. ひまわりと夏
10. REINCARNATION
お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10)




黒崎真音の3rdアルバム。これまでの作品とは違い、
今作は全曲がI've Soundの作家陣により作られたアルバムとなりました。

トランスやデジロック系の曲が中心の作風となったのは、前作までとは大きな変化でした。
とはいえデジタル系の曲自体はALTIMAの方で歌い慣れていることもあってか、
歌唱に関してはこのサウンドにもよく合ってます。さらに歌詞もこれまでと変わらぬ良さがある。
2曲目「-Autonomy-」は向かい風と書いて「逆境」と読ませるサビが特に印象的。
アニソン的ながらも前向きで力強い歌詞に、思わず励まされてしまいます。

I'veサウンドの良さは相変わらず。特に高瀬一矢さんの作った曲はどれも素晴らしい。
電子音の上に電子音を重ねるトランスサウンドには、
同じ電子音楽でも他には無い位の深みを感じさせてくれる。
4曲目「...Because, in SHADOW」の間奏のバキバキ感だけで高速道路を10km走れる。
その上にサビメロも良いときたならば最強でございます。

1~5曲目まではひたすら疾走感のある曲がズラリと並びましたが、
後半の6曲目以降ではそれまでと一味違った曲も聴かせてくれます。
9曲目「ひまわりと夏」はピアノとシンセがゆったりと響き渡るサウンドにのせて
好きな人を思う気持ちを歌ったバラード曲で、幻想的な雰囲気が良い感じでした。

I'veとのコラボ企画アルバムとしては、十分に楽しめる作品でございました。
これが川田まみさんのアルバムならば文句無しで喜んでいたところでしたが、
しかしこれまでアルバムオリジナル曲で「Glanz-沈黙の雪-」や[Dreamed wolf] 
などといった傑作ロックナンバーを歌ってきた真音さんには、
やはり自身が好きだと公言しているエモやメタルの影響を受けた曲を多く歌って欲しい。
今作のような曲が続き過ぎるようならば喜多村英梨さんにポジションを取られてしまいますよ!
ということで、間もなく出演するフェス「アニソンロック 2014」での活躍、
さらには10月リリースの新曲の方にもまた期待したいです。







2014年9月8日月曜日

[CDレビュー]  天野月子「A MOON CHILD IN THE SKY」

おかげさまで今作が、通算400枚目のCDアルバムレビューとなりました。
ここまで続けることができたのは、このブログ見てくれている皆さんがあってこそでした。
ありがとうございます。これからも当ブログをよろしくお願いします。




天野月子「 A MOON CHILD IN THE SKY」
(2005/9/21) 

1. A MOON CHILD IN THE SKY (インスト)
2. Devil Flamingo
3. JOKER JOE
4. イデア(A Moon Child mix)
5. Stone
6. 翡翠(A Moon Child type)
7. 1/2-a half-
8. 聲
9. 砂糖水
10. パレード
11. 博士と孔雀
12. 花冠
13. 体操 (シークレットトラック)
お気に入り度:★★★★★★★★★★ (10/10)




2005年にリリースされた、天野月子の4thアルバム。
今作はこれまでのアルバムの中でも最も多彩な楽曲世界が広がっています。
曲調の方はポップな曲からオルタナ系の曲まで幅広いのは今まで同様といえますが、
歌詞については、これまではラブソングばかりだったのに対し、
今作では前半の曲中心にその枠も飛び越えた。史上最大のスケール感が広がる、
まさに彼女の集大成的作品といっていいでしょう。

まずインストを挟んで最初の曲「Devil Flamingo」は、
「この世界はまるで 果てなき空中サーカス」と荒々しく歌うサビが印象的で、
楽曲全体から荒涼感を漂わせつつも、ノリが良くて聴きやすい。いきなりの名曲。
3曲目「JOKER JOE」は集団の中に入れずにいるアウトサイダーの姿を歌った曲で、
歌詞サウンドともに抜群にカッコいい。これに共感してしまう自分は負け組かもしれませんが。
4曲目「イデア」は先行シングルにもなったアニメ主題歌ということもあってか、
サビの開放感が素晴らしい。「空を裂いて光が落ちてく」「大地を踏む」
などといった歌詞はあらためて今聴くとアニソンっぽいよなと感じます。
5曲目「Stone」は優しいミディアムバラード。ここに来てやっとラブソングが出てきた。
6曲目「翡翠」はシングル盤ではオーケストラのみのアレンジでしたが、
アルバムバージョンではピアノやドラムの音も入るバラード曲となりました。
別れを歌った歌詞が心に響く。伸びやかで前向きさを感じられる歌唱も良い。

7曲目「1/2-a half-」はアップテンポながらもほんのり哀愁漂う歌謡曲。ノスタルジックな雰囲気がいい感じ。
8曲目「聲」はシングル曲ながらも圧倒的。愛する人のためならば、
体の一部を失ってもいいとまで歌う、怖いぐらいに無償の愛を歌ったロックバラード曲で、
ストリングスの響くバンドサウンドや、歌唱の方なども抜群の迫力。
9曲目「砂糖水」は前半の拍子が童謡っぽい。可愛さと鋭さが同居したバラード曲。
10曲目「パレード」は荒削りなロックチューンで、カオス感漂う歌詞含めて素晴らしい。
シュールさ満点。エフェクトがかかった歌唱の方も印象的。
11曲目「博士と孔雀」は5曲目と同系統の優しいバラード曲。歌詞は特徴的だが今作の中では地味に感じるか。
そして実質ラストナンバーの12曲目「花冠」は今作を締めくくるにふさわしい大傑作。
ピアノバラード調の序盤から、曲が進むにつれて徐々に楽器の音が増えていき、
後半はシンフォニックロックへと展開していく。そのドラマチックさに圧倒。
これにて大団円・・かと思いきや、シークレットトラック「体操」のブッ飛びっぷりに笑ってしまった。
何なんだ桃色体操って! 思わず一緒にやってみたくなりましたが。

歌詞サウンドともに凝りに凝った曲ばかりでありながらも、それなりに聴きやすさも兼ね備えられている。
どの曲もメロディがキャッチーで、サビメロや歌唱が伸びやかなので聴いていて気持ちが良い。
これほどまでに質の高い作品を作りながら、なぜこれがメジャー最後のアルバムとなってしまったのか。
彼女は生まれてくる時代に恵まれなかったとしか思えない。過去のレビューでも書いた通り、
たまたま同じ時代に椎名林檎さんがいてそちらの方が先にブレイクしたばっかりに、
そのフォロワー的な目で見られてしまったことが惜しく感じる。
あと10年、世に出て来る時期がズレていれば・・・カリスマ的人気歌手になれた可能性もあったのでは。
現在は天野月という名前でインディーズにて活動を続けておりますが、
またこの頃のようなロック色の強い作品も聴いてみたいです。これで終わってしまう歌手ではないはず!



2014年9月6日土曜日

アクセス解析 2014年8月分

この恒例企画について、ブログのコメント欄に「楽しみにしている」というメッセージを頂いたり
さらにはツイッターの方でもリツイートして頂ける人が現れてくれたことは、大変嬉しいです。
現在の所、この企画を見てくれているという人が、約3人もいることが確認できました!
1人もいないと思っていただけに光栄です! 
ということで張り切って、まずは8月度のアクセス数&PV数から・・と言いたかったとこですが

なぜこうなった。来訪者1日100人を目指すという目標が遠ざかっていくではないか・・・
8月15日は記事を更新したにもかかわらず30人台しか来てないとかどうなってるんだ!?
お盆だからか?それにしても少なすぎる。やっぱりブログの内容のせいなのかなぁ・・・



次は検索ワード紹介のコーナーでございます。
2014年8月度で最も多かった検索ワードは「electric lady loud 2014」でした。
先月に続いて2連覇達成です。ライブレポの方はおかげさまでそれなりにPV数があるんですよね。
今やライブレポブログになりそうな勢いですが、それ以外の記事もたくさん更新したいです。



最後に、少数検索ワード紹介にいってみましょう。



「アリオ八尾 駐車場 混む」
もはや恒例と化してしまったアリオ八尾の駐車場問題について。というか八尾市全体が混んでて問題だ。


「レールウォーズ4話挿入歌曲名」
やっぱりアニメ感想はちょっと書いただけでもヒットするんだな!
ちなみに曲名の方は「Borderless Journey」と、「独りじゃない可能性」です。wikiを見れば一目瞭然でした。


「5人組 インディーズ 広島出身」
RONDONRATS。のこととしか思えない。とりあえずツイッターの方でRONDONRATSが
良いということをつぶやくと、公式アカやメンバー個人アカなど計4アカウントぐらいから
一斉にリツイートをしてもらえるのでオススメです!


「忍者アナライズ 流入元が空欄」
そんなことあるんですか!? 当ブログでは一度も確認されてませんが、何だか不気味だ。


「kalafina ナナムジカ」
やっぱり同じこと思ってた人がいたか! この2組のどちらかが好きなら両方聴くことをオススメします。
ナナムジカもアニソン中心の売り方をしていれば今でも人気歌手として活動できたのかなぁ。


「北出菜奈 天野月」
この2組は似ているような似てないような・・それでもぜひ両方聴くことをオススメします。
北出菜奈はソロ時代の方が好きだった。一応新バンドの作品も聴いてますので近日レビュー予定ですが・・・


「玉置成実ミニスカート」
先月のへそに続いて今月はミニスカートか! それだけセクシーだから検索したくなりますよね。


「遠藤正明 レスラー」
一瞬いつからレスラーになったんだと思ってしまったじゃないか。
大阪プロレスのえべっさんの入場テーマ曲「商売繁盛」について検索したんでしょうね。

やっぱりプロレスラーのテーマ曲は名曲揃い。 「♪女子レスラーに~セクハラ~」


「うるふるず one mind レビュー」
ひらがなにすると何だか可愛い。
全く関係ないですが、ずうとるびって名前のグループもいたらしいですね。


「愛言葉はデシデシ」
出た三枝夕夏さんの曲の名フレーズが! 
懐かしい、名盤だった3rdアルバムのリリースからもう8年経つのか・・・


「bis のほうが美人」
誰と比べてBiSの方が美人なんだ。
てかBiSよりルックスが下のグループってそんなん(以下削除されました)


「大阪"悩殺バンド"」
わざわざ「" "」まで付けて悩殺を強調するのか! 
せっかくなのでこれに該当するバンドを紹介して、当企画を終わりたいと思いますね。
大阪出身のセクシーなガールズバンドで、ボーカルの普段のしゃべりも可愛くて思わず悩殺されますよ。

あぁ悩殺というかもはや殺処分されそうな勢いだね!(爆) 最高です!



[私的名曲ランキング]  2014年6月度 マイベスト10

今月もJapanese Dream(新名称募集中らしいです)を元に作った、月間私的名曲ベスト10を紹介したいと思います。
この6月はバンドが強かった。アニソンのリリースが少ない月だからというのは関係なく、
名曲が多かったです。それではいってみましょう。





第10位 神聖かまってちゃん「ズッ友」 [公式PV]

彼らの曲にしては珍しいラブソングかと思いきや・・そうか、そう来たか。
歌詞がまるで実体験なのかと思ってしまうぐらいリアル感がある。これはさすがの実力。
愛の形は人それぞれですからね。ボーダーレスな世界があってもいい。




第9位 Flower「熱帯魚の涙」 [公式PV]

オリエンタル風味のポップスって好きですね。
島谷ひとみ、alanなどに続く存在となってくれるのか、今後も注目したいです。




第8位 Aldious「Butterfly Effect」 [公式PV]

ライブレポはこちら。アルバムレビューはこちら。
バンドが好きな人はみんなもっとAldiousとかにも興味持ちましょうよ!




第7位 ブリーフ&トランクス「メラメラスクリーム」 [公式PV]

彼らの曲でここまで叫び声が響き渡る曲が聴けるとは衝撃・・いや、笑撃的だ。
新境地開拓ですね。歌詞の方は相変わらず素晴らしいです。




第6位 KAMEN RIDER GIRLS「Break the shell」 [公式PV]

イントロからして最高です。これは近年の仮面ライダーの曲の大多数に同じことが言えますが。




第5位 Shime「Gold Heart」 [公式PV]

全く知らない歌手の曲でしたが、歌詞がびっくりするほど胸に迫りくるものがあった。
弱者目線で歌いかけられると心に響くんですよ。
子供の頃からこの歌詞と同じような思いを抱えてきた私にとってはなおさら・・・
調べてみると今作が16年ぶりのアルバムリリースだとか。復活おめでとうございます!




第4位 LACCO TOWER「蕾」 [公式PV]

激しくも切なさ漂う、ピアノ+バンドサウンドが良い。
ボーカルの歌唱にも気迫を感じます。これはアルバムの方も聴いてみないと。




第3位 中ノ森文子「Get the glory」 [公式PV]

中ノ森BANDには日本を代表するガールズバンドになって欲しいと思ってました。
まずボーカルの歌いっぷりが好きだった。
さらに楽曲の方も名曲揃いだったのに、なぜブレイクできなかったのか・・・
それでもこうしてソロで復活してくれたのは嬉しいです。
しかし今更ながら、私の好きな歌手ってなぜこんなにも高確率でアニソン方面に行くのだろうか。
別にリクエストしたわけでもないのにこうなるんだからある意味スゴいね!




第2位 THE SLUT BANKS「自由への旅立ち」 [公式PV]

彼らの曲はバラード曲も名曲揃い。毎回質の高いメロディを作ってくれている。
アウトロの幻想的な雰囲気も良いです。まるで天国へと旅立つみたいだ・・・




第1位 ガガガSP「こんちきしょうめ」 [公式PV]

自分の中では本命がそのまま来ました。もう圧勝でした。
今まで以上に歌謡ロック色が感じられたメロディも良かったですが、
やっぱり歌詞とボーカルですよ! 魂がこもってる!
たとえバカだとか言われたとしても、今まで通りに熱く歌い上げ続けて欲しい。その姿に心を打たれる。
「斜に構える奴ばかり もてはやされるそんな世の中さ」という歌詞については、
実際そんな感じのバンドが増えたことへのカウンター的な意味もあるのかなぁなんて思ったり。
ぜひこれからも定期的にライブに行って、直に元気をもらいたいです。




(次点)
・ROTTENGRAFFTY「世界の終わり」 [公式PV]
素晴らしい曲なんですが、この月はハードロック系の曲は特に激戦だった。
彼らの真骨頂はライブにあると思うので、また次の機会に行ってみたいです。

・中村中「幾歳月」 [公式PV]
透き通ったバラード曲で、これはこれで魂がこもってるなと感じさせてくれます。

・どぶろっく「もしかしてだけど~Maybe…Yes,I'm sure!~」 [公式PV]
普通にカッコいいじゃないか! 全英語詞となりサウンドもディスコ調になったことで
こんなにも曲の印象が変わるとは驚きました。まさかの世界進出もあるのか!?

・COUNTLOST「AWAKE ALIVE」 [公式PV]
こちらもエモいロック系の曲。洋楽志向を感じさせつつもサビメロはキャッチーなのが良い。
公式サイトでの紹介によると、メンバーは全員日本人ながらも、
育った国はオーストラリア・香港・マレーシア・日本と全員違うらしいです。
一体どうやってこの4人が出会ったんだ!? 偶然の出会いとしか書かれてなかっただけに気になる。

・やなぎなぎ「トコハナ」 [公式PV]
以前はもっと繊細なイメージだったですが、幅が広がったなぁと感じます。
そういえばソロになってからはアルバムを聴いてなかった・・また聴かないと。

・SEX MACHINEGUNS「未練FIRE!」 [公式PV]
中高生の頃から聴きまくっていたアーティストを取り上げないわけにはいかないですよね。
カラオケでも、今回1位のガガガSPなどと並んで歌いまくってましたよ。おそらく歴代5位以内には入るぐらい歌った。
しかしPVを見てあらためて感じたのですが、筋トレしたくなる曲ってやっぱり好きですね。
歌詞は失恋がテーマなはずなのになぜこんなPVになった!?

・ナナカラット「僕が創った世界地図」 [公式PV]
フルPVがあればもっと上に入れてたかも。以前聴いた「かくれんぼ」という曲も良かったですが
今回はそれ以上にスケール感を増して成長した曲が完成したのではと予感させられた。
これはアルバムも聴いてみた方がいいかもなぁ・・・