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2013年3月31日日曜日

[私的名曲ランキング]  卒業ソング マイベスト10

みんなでいい曲を発見する音楽投票企画「Japanese Dream -We Love J-Pop-」
の中の企画としても現在投票受付中な、「テーマ別私的名曲ベスト10」。
第6回のテーマは、「卒業ソング」です。
これは何としても卒業シーズンである3月中に当ブログでもやらないとなと思い、
緊急で作ってみました。それでは、発表していきたいと思います!





第10位 SPEED「my graduation」 (1998年)

パワフルで若さ全開。懐かしの名曲です。



第9位 supercell「さよならメモリーズ」 (2011年) 

甘酸っぱい思い出が、流れるように押し寄せてくる曲。



第8位 川嶋あい「旅立ちの日に…」 (2006年) [公式PV]

この綺麗な声、そしてこの曲はいつの時代に聴いても、
ピュアな10代の頃を思い出させてくれるかのよう。



第7位 HIGH and MIGHTY COLOR「三度目の桜」 (2007年)

3rdアルバム「参」より。入学から数えてちょうど3度目の桜を見る頃に卒業するという
この曲タイトルの発想には納得。「桜ロック」というジャンルがあるならばこれは屈指の名曲です。



第6位 CHERRYBLOSSOM「春風LOVER SONG」 (2008年)

この季節になると聴きたくなるバンドといったらやっぱりこのバンド。
「♪また会う日までーー」と歌うサビは特に印象的。
この言葉通り、彼らにはまた再結成してくれないだろうか。



第5位 榎本くるみ「未来記念日」 (2008年) [公式PV]

この曲が卒業ソングだとはつい最近まで気付きませんでした。
私の中ではむしろ結婚式ソングかなと思ってました。こちらにて名前を見つけて、
そして検索してみたらすぐにこんな記事こんな記事こんな記事が出てきたのを見て、
なるほどなと。新たな旅立ちの日を飾る曲として最高の曲です。



第4位 コブクロ「YELL~エール~」 (2001年)

「今君は門出に立ってるんだ 遥かなる道を行くんだ」
この曲は私の青春の曲です。当時はこれに何度も勇気づけられました。
そして当時の私のカラオケ十八番の曲でもありました。



第3位 三枝夕夏 IN db「Graduation」 (2003年) 

この曲もまたピュアで優しい歌声に癒される。こんなこと歌ってくれる女の子が
学校にいてくれてたら、卒業したくないと思ってしまう(笑)
あの頃の輝きと憧れが詰まった曲です。



第2位 ガガガSP「卒業」 (2002年) [公式PV]

「本当に、本当に、さよならーーーーーー!!!」
ラストはもはや泣けてくる。ここまでなりふり構わずに魂の叫びを聞かせてくれるのには感激です。



第1位 アンジェラ・アキ「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」  (2008年)

これこそが15歳の頃の中学の卒業式で聴きたかった曲です。
しかし今聴いてもこの曲は抜群に素晴らしいと思える。
大人になった私が、15歳の頃の自分に手紙を送るというこのコンセプトだけで胸にくるものがある。
まさに時代を超えた名曲といっていいでしょう。




(次点)
荒井由実「卒業写真」
福原美穂「Sotsugyou」
高橋優「卒業」
高橋瞳「グラデュエイション」



福原美穂さんの2ndアルバムは名作。「Sotsugyou」も
このアルバム終盤を飾るにふさわしい名バラードだなと思いました。
そして、高橋瞳さんはどうか歌手界から卒業しないで欲しいです。
また表舞台に帰ってきてそして元気な歌声を聴かせてください!


2013年3月30日土曜日

[ライブレポ]  PASSPO☆ チャーター便フライトツアー2013

3月20日(水曜日)、大阪 BIG CATにて、
PASSPO☆のチャーター便フライト(ライブ)に搭乗してきました。





[セットリスト]
・LA LA LOVE TRAIN 
・Pock☆Star 
・ViVi夏 
・Pretty Lie 
・サクラ小町 
・No.1 Boy 
・Wish On A Star 
・夏空HANABI 
・Go On A HighWay 
・WANTED!! 
・マテリアルGirl 

(アンコール)
・Love Diary 
・Dear My Friends 




インディーズ時代の曲から、最新シングルの表題曲&カップリング曲までと
幅広い選曲で行われましたが・・・ たったこれだけ!?というのが正直な感想。
最新シングルのCD購入対象者のみが搭乗できるチャーター便ながらも、
これは他の歌手でいう「単独ライブ」なわけですから、
当然2時間以上&20曲以上はやってくれると思っていたのに、
アンコール含めても1時間半で終わったというのは予想外。もっと聴きたかったです。


だがそれ以上に私的に気になってしまったのは、お客さんについてです。
女性ファンが全体の2割ぐらいいて、さらに女性専用エリアも設けられていたというのは
結構意外だなと思いましたが、これは良いことだなと。
それよりも引っかかったのは、男性ファンの方についてでした。
キャプテンの「あいぽん」こと根岸愛さんがソロで歌うパートになると、
観客が「あーーいーーぽん!!」「あーーいーーぽん!!」と大声で叫び出してしまい、
この声のせいで、肝心のあいぽんの歌が遮られて聴こえないというのはどうなんだと。
こういったことは他のクルー(メンバー)のソロパートの時にもチラホラありました。
これがアイドルファンならではのノリなのかもしれないですが、
あくまで「歌」が聴きたくてフライトに登場した私としては、
これはちょっとなぁ・・と感じてしまいました。確かにあいぽんは可愛いけど!
去年12月に関空にて搭乗してきたスペシャルフライト(フリーライブ)の時には
こんなことは無かったのですが・・歌中の叫び声とか無しで十分盛り上がってましたし。
今までアイドルグループのライブというものをほとんど体験して来なかった私の
個人的な意見ということで、どうかご了承ください。


しかしそんな中でも「夏空HANABI」と「WANTED!!」は最高でした。
「夏空HANABI」はただでさえ文句無しの名曲。これに加えて、扇子をかざしながら舞い踊る
クルー達のダンスが加わると、曲の魅力が2倍にも3倍にも引き立つ。
そして「WANTED!!」についても、サビのモンキーダンス風の振り付け含めて最高でした。
これは観客もマネして一体となって盛り上がることができるので、
今後もフライトの定番曲になるだろうなと感じました。


MCでは、全国ツアーということで各地の方言で観客と掛け合いをしたいという話が印象的でした。
「PASSPO☆のこと好き?」 「めっちゃ好きやねん!!」 これは見事に決まってました。
アンコールでは一部のクルーがスポーツ紙を読みながら登場。
この新聞にて、PASSPO☆のことが記事になったという話題で盛り上がりました。
その話題の中で「ぺすぽ」と噛んだクルーがいたのには(誰だったかは分からなかったです、すいません)
他のクルー達から総ツッコミを受けてました(笑)


次回フライトに搭乗する時は、質量ともに今回よりさらに良いフライトを期待したいです。
去年の初搭乗の時のファーストインパクトがあまりに大き過ぎて、
それと比べると2回目は・・というのも自分の中であったかもしれません。
あの時はまさかフリーでここまで素晴らしいものが見られるとは!と驚きました。
ということで、このフライトのノリについていけそうならばぜひ一度は搭乗することをオススメしたいです。


2013年3月29日金曜日

[ライブレポ]  Gacharic Spinインストアライブ

3月22日(金曜日)、タワーレコード梅田茶屋町店にて開催された、
Gacharic Spinのインストアライブに行ってきました。

このタワーレコードでCDを買うと、今回のインストアライブ後に行われる
サイン会&特典DVDのプレゼント券がもらえるということで、
その参加券目当てでタワレコでCDを買ったわけですが、しかし、
この券の配布店舗について、難波店や京都店などといった店舗でも配布しているのに対して、
なぜ橿原店では配布してくれないのか。
そのせいで大阪まで行ってCDを買わないといけなくなってしまうなんで・・・
関西でキャンベーンをやるならば、関西全店舗で配布してくれよと!
これは他のアーティストのイベントライブの時もそうでしたし、その時も同じことを
思ったものですが。とそんなことはさておき、この日は何とか時間ギリギリに
会場に到着することができ、定刻通りにガチャピンが登場してくれました。



[セットリスト]
・ヌーディリズム
・ハンティングサマー
・雪泣く~setsunaku~メロディー
・今を生きてる ~2013年 春~


今回はアコーステック形式のライブとなりました。
まず1曲目「ヌーディリズム」は原曲とあまりに印象が違い過ぎて、
これではこの曲の本当の凄さは伝わらないよなと思ってしまいましたが、
2曲目「ハンティングサマー」では、「どんどん盛り上がっていいですよ!」
という掛け声がかかったこともあり、それなりに会場も盛り上がってました。
そして、このサウンドだと「雪泣く~setsunaku~メロディー」は合うんじゃないかと
思ったばかりのところで、3曲目で本当にやってくれたのは嬉しかったです。
曲の最初と最後の方には、原曲には無いアレンジが追加されていました。

そしてライブも終盤となり、ニューアルバムのリードトラックである
「今を生きてる ~2013年 春~」の曲紹介が行われましたが、
その時に、ベース&リーダーのFチョッパーKOGAさんが、
色んな人に出会えたことへの喜びと、そして多くの人に支えられたことへの感謝の気持ちを、
途中から涙ながらに語っていたのが印象的でした。
やはりボーカルの脱退以来、ここまで色々と苦労してきたんだろうなという思いが
伝わってきました。しかしそんな大変な状況の中でも、新たな出会いに感謝しながら
今できることを前向きに頑張った結果、この「今を生きてる ~2013年 春~」という曲が
作られたのだなと思って聴くと、より一層名曲に感じることができました。
音楽にかける熱い思いが伝わってくる、素晴らしいものを見せてもらいました!


ライブ終了後はサイン会&握手会にも参加してきました。
前のお客さんが「ぜひ関西で単独ライブをやって欲しい」とお願いしてるのを見て、
あぁ、先に言いたいこと言われてしまったなぁと思いました(笑)





キーボードのオレオ様は間近で見るとより一層セクシーでした。




そして今回のライブの特典DVDは、「今を生きてる ~2013年 春~」のPV。
非売品だということで、レアグッズをゲットできて良かったです!




2013年3月27日水曜日

3月24日(日曜日)の日記

この日は深夜2時から4時まで、大阪ドームでの草野球大会に参加してきました。
まさかプロ野球選手がプレーする球場で思いっきり走り回れるなんて、
グラウンドに足を踏み入れた瞬間は特に感激でした。写真を載せられないのが残念です。

その試合が終わった後は、始発の電車に乗って甲子園へ、
高校野球の大和広陵の応援に行ってきました。
結局ほとんど寝ずに球場へ行ったわけですが、そんなのは関係ない!
甲子園に我が町の、そして草野球仲間も所属している高校が出るなんて、
こんなチャンスはもう一生無いかもしれないんだ。
しかもその試合がちょうど日曜日に当たってくれたから行くことができた。
こんなにも奇跡的なことが続いたんだから、行くのは当然だ!



惜しかった・・・
8回までリードしていたのに、まさか9回に逆転されてしまうなんて。
結局、尚志館相手に1-2に敗れてしまいました。
1勝することの難しさを感じずにはいられなかったです。

今大会屈指の好投手でもある、大和広陵のエースの立田投手の投球は素晴らしかったです。
ストレートは球速以上にキレを感じました。
9回表に逆転タイムリーを打たれた球については、後でそのシーンをテレビで見てみると、
あれが打たれるか!?と思うぐらいの、左バッターの膝元への厳しいコースのスライダーで
これは打ったバッターを誉めるしかない。超高校級のバッティングが飛び出したなと。

そして、その裏の9回2アウトで立田投手に打席が回ってきて、
結果的に、よりにもよって最後のバッターになってしまったあたりに、
やはりこの選手は、いろんな意味で持ってるなと感じました。
そもそも甲子園まで来られたのは、彼の実力がズバ抜けていたことはもちろんですが、
それと同時に、実はくじ運にも思いっきり恵まれたと思ってます。
去年秋の奈良大会では、天理や智弁といった有力私学勢が軒並み反対側のブロックに集まり
それらの高校とは決勝まで対戦しないという組み合わせになった。
さらに近畿大会でも、初戦に引いた相手は滋賀学園というこれまた無名の高校。
このように、対戦相手に強いチームがなかなか現れなかったということも
近畿ベスト8まで勝ち上がることができた要因かと。
こんなくじ運を引き寄せたあたりにも、やはり持っているなと感じる。
甲子園では9回表に不運なポテンヒットを打たれたのを引き金に
逆転負けしてしまいましたが、そもそもここまで来れたことが幸運だと思ってましたので、
この1プレーが残念だという気持ちにはならなかったです。

これほどまでに持っている立田投手率いる大和広陵ならば、夏の甲子園の奈良代表の
天理智弁2強独占の歴史も変えてくれるんじゃないか・・とも一瞬思ったが、
いや、期待してはいけない。期待すると奈良大会決勝で今日の試合みたいなことになりそうだから。

しかし甲子園のビジョンにも流れた高校紹介で、家のすぐ近所にある
かぐや姫の銅像なども取り上げられていたのを見ると、我が町から甲子園だなんて、
ほんの1年前までは夢みたいだったことが今現実になったんだなと実感。
しかもその瞬間を甲子園で生で見ることができた。これには何だか感動してしまいました。

ただ対戦相手の尚志館は、大隅半島から初の甲子園ということで、
出場決定速報は防災無線で流され、そして決定後は地元が大盛り上がりしてたという姿を
後にテレビで見ると、ウチの町もこれぐらい盛り上がれよ!と思いました。
きっと負けたのは応援の差のせいだ。
一応役場には垂れ幕が吊られたり、図書館には特設コーナーが設けられたりはしましたが、
やっぱり、オリンピックで金メダルを3つも獲った柔道の野村選手にはかなわないのか・・・

私の母校はもう当分甲子園に出られそうな気がしないので、今度の夏もぜひ大和広陵に
甲子園に出てもらいたいです。そしてこの春の大会のリベンジの1勝を挙げて、
そこからさらに上位進出して旋風を巻き起こして欲しい・・というのはさすがに期待し過ぎか。
そのためには、やっぱり打撃力が課題だなと。打てないと苦しい試合になる。




この日はその後に行われた計2試合も観戦してきました。
第3試合の浦和学院×土佐の試合は、浦和学院の内野の再三の好守と、
土佐のアルプススタンドの大応援団の熱気が、とても印象に残りました。


あぁもういっそのこと西宮に住みたい。そしたら甲子園にもすぐ行けるし、
さらには色んな歌手がフリーライブで来てくれる西宮ガーデンズにもすぐ行けるのに。
周辺の住民はこの恵まれた環境にもっと感謝すべきだ。そう思ってしまいます。


2013年3月21日木曜日

[私的名曲ランキング]  2013年2月度 マイベスト10

みんなでいい曲を発見する音楽投票企画「Japanese Dream -We Love J-Pop-」
の協力により、今月も月間私的名曲ベスト10を紹介したいと思います。
今月はリリース数自体が少なかったですが、それでもランキング上位~中位ぐらいまでは
ここ数ヶ月と遜色ないぐらいにハイレベルなランキングを作ることができたと思いました。
それでは、いってみましょう。




第10位 高橋直純「スブタにパイナップル~社会人編」 [公式PV]

何だかワケわからんけど面白い。一度聴いただけで頭から離れないぐらいのインパクトがある。
今月の珍曲怪曲枠。また今度友人とのカラオケでも歌いたいです。




第9位 やなわらばー「でもね・・・」 [公式PV]

レビュー&ライブレポはこちら




第8位 やなせなな「春の雪」 [公式PV]

地元奈良では、以前から時々メディアでも取り上げられていた歌手でした。
「歌う尼さん」として、震災復興支援の方も続けているそうです。曲の方は、
シンプルなピアノ弾き語りバラードなだけに、なおさら声質の良さを感じられる。
そして震災で亡くしてしまった人のことを思う歌詞が心に響き過ぎる。泣ける。
楽曲の質が高いがあまりに、同時に重さも感じる曲ですが・・・
他の曲も聴いた感想としては、もう少しアレンジ面に曲ごとの多彩さがあってもいいかもと思いました。





第7位 DOBERMAN「ロマンチックにいかないオレたち」 [公式PV]
歌詞・楽曲から熱さと男気を感じる。こういう曲を歌うバンドはやっぱり好きです。
ぜひライブも観てみたくなりました。スカバンドのライブというのも体験してみたいです。




第6位 THE ALFEE「Final Wars!」 

ウルトラマン主題歌ということで、これぞ王道アニソンメタル。
ところで、近年のアルフィーとJAM projectは印象がかぶってしょうがないと思うのは私だけでしょうか?
歌詞は偉大なるマンネリ、でも編曲はドラマチックで素晴らしいという・・・




第5位 MERRY「梟」 [公式PV]

V系バンドのランクインは2012年9月のギルガメッシュ以来2回目。
歌詞はダークながらも、サウンドと歌唱はカッコ良い。
「なんで俺の前には神様が現れてくれないんだ」と歌うラストは特に
胸にくるものがありました。




第4位 川田まみ「FIXED STAR」

2作ぶり2回目のランクイン。今作も高品質なデジロックで、
言うこと無しの名曲。自身のポジションを確立させたと思います。




第3位 JACKPOT BELL「Waiting for」 [公式PV]

「崩壊から再生への道標」というキャッチコビーを持つ、仙台出身の4人組インディーズバンド。
この曲もまた、震災を背景として作られた曲らしいです。
何があっても負けないんだという決意表明を歌った曲で、その突進力が素晴らしい。
そして、男女ツインボーカルバンドというのはやはり魅力を感じる。聴いていて飽きがこない。
ハイカラが好きだった人には特にオススメしたいバンドだと思いました。




第2位 LoveBite「Mirror」 [公式PV]

全英語詞で洋楽っぽい雰囲気のガールズロックながら、
この曲には不思議なキャッチーさを感じる。
歌唱、編曲の方も新人とは思えないぐらいに質が高いと思いました。

amazonのアーティスト紹介より
>元メガデスのマーティ・フリードマンがプロデュースするバンド「SUN OF A STARVE」
 のベーシスト「わちゅ~」と実力派ボーカリストの「サカテシホ」によるラウドロック・バンド

まさかこんな所でもマーティさんの名前を見かけるとは! こりゃハマるのは必然だったのか・・・




第1位 Rihwa「モンスターのかくれんぼ」 [公式PV]

これには泣けた。歌詞が素晴らし過ぎる。
この曲に出てくる「モンスター」とは、空想の世界の生き物ではなく、
私自身のことだったんだ・・・ そう思えてくるような歌詞。
この地で生きていくことでの肩身の狭さや、心の葛藤を歌いつつも、
しかし曲のラストでは優しさと希望を感じさせて終わるというのがこれまた良かった。
文句無しの1位! 2~7位辺りの順位付けは迷ってもこの曲の1位だけは不動でした。




(次点)
原田ひとみ「疾走論」
川崎純情小町☆「川崎純情音頭」 [公式PV]
HAPPY BIRTHDAY「イチャイチャチュッチュキャピキャピラブラブスリスリドキドキ」 [公式PV]
妖精帝國「使徒礼賛」 [公式PV]
arrival art「フリーバー」 [公式PV]
7!!「さよならメモリー」 [公式PV]
earthmind「ENERGY」 [公式PV]
SOARING「Night Parade」 [公式PV]
SEVEN STEP「愛曝讃歌」 [公式PV]
ザ☆メンテナンス「シロナガスクジラ」 [公式PV]



ザ☆メンテナンスは歌詞は面白いので、これでサビらしいサビがあれば
もっと上に入れたかった。マシンガンズの前アルバムでも感じましたが、
以前と比べて良いサビメロを作れなくなってきてるように思えるのが気がかりです。
「川崎純情音頭」はご当地ソングとして大いに魅力を感じました。
しかし、川崎市にありながらも奈良茶飯を出す店が名物となっているとは知らなかった。
生まれてこのかた奈良に住んでいても茶飯は全然食べる機会が無いのだが・・・

他には、「闇夜は乙女を花にする」、ひまり「遠くまで」なども候補でした。
そして、PASSPO☆「サクラ小町」も良い曲ではありましたが、
惜しくも4作連続ランクインはならず。前3作があまりにも良過ぎただけに・・・
さらには、歌詞が素晴らしかった、りょーくん「ドロボウナイトトリック」、
全英語詞のハードロック曲を歌った、ナノ「neophobia」
といったニコ動発アーティストはJDの必聴曲でなくともランキングに入れたかったところ。
ニコ動系の曲は探せばどんどんハイレベルな曲が出てきそうだと思いつつ
忙しいせいでなかなかそこまで発掘できないでいます。
レビュー予定のCD作品もあるのですがそれもなかなか手が回らず・・・
また近いうちに書きたいと思います。


2013年3月19日火曜日

[CDレビュー]  Gacharic Spin「Delicious」


Gacharic Spin「 Delicious」
(2013/3/6) 

1. NEXT STAGE  
2. 爆弾娘(ボンバーガール)
3. 今を生きてる ~2013年 春~
4. My bird  
5. GS★PLANET 
6. Never say never  
7. perception  
8. 好きな人、だけど... feat.Nose(METALLIC SPIN)  
9. メロメロファンタジー  
10. Lock On!!-2013-  
お気に入り度:★★★★★★★★★★ (10/10)




Gacharic Spinの1stフルアルバム。
まさか正式ボーカルが不在のままリリースされるとは思わなかった今作ですが、
しかしフタを開けてみると、聴く前の不安をすべて木っ端微塵に吹き飛ばすぐらいの
とんでもない作品が完成してしまいました。
今作もテクニカルな演奏と、超絶にハイレベルな編曲が終始炸裂。
過去の曲でいえば「BROKEN LOVER」のようなメタル系の曲はほぼ無くなったものの、
その代わりにディスコ色が強くなり、踊れるバンドサウンドが鳴り響く。
そしてここまでのすさまじい突進力を感じるダンスロックサウンドを
鳴らすバンドは、やっぱり他には聴いたことがない。
これぞ彼女たちにしか作れない「ガチャロック」といえるでしょう。

まず1曲目「NEXT STAGE」を聴いた時点で、全てにおいて圧倒されました。
ボーカルも早口高音で一体となってまくしたてるサビは特に破壊力抜群。
2曲目にもイントロからしてノックアウト。まさに爆弾級の曲といっていい。
3曲目「今を生きてる」は一転して爽やかでポップな雰囲気の曲になりますが、
その中にも編曲テクニックのすごさは存分に盛り込まれているのが良い。
そして、今作である意味一番驚いたのは4曲目の「My bird」。
この曲はバンドサウンド+ピアノの音に加えて、ストリングスや笛の音までもが入った
豪勢極まりない編曲と、クサメロが炸裂するバラード曲で、
まるでElements Gardenが作ったのかと思ってしまうぐらいの曲。
これはもし水樹奈々が歌ったら、完全にエレガの作った曲だと間違えてしまいそう。
こんなにもドラマチックで幻想的な神曲を作ってくれるとは・・・
以前から楽曲の引き出しの多さは感じていましたが、その引き出しがまた1つ増えました。

アルバム中盤のダンスナンバー「GS★PLANET」「perception」といった曲では
歌メロやキーボードの旋律の、あまりのキャッチーさにビックリ。
8曲目のロックバラード曲「好きな人、だけど...」は、
美しくもメタリックな旋律と、ドラムのはなさんの渾身の歌唱が胸を打つ。
9曲目のダンスチューン「メロメロファンタジー」は、ギターのTOMO-ZOさんが
初めてボーカルをとった曲となりましたが、しかし肝心の歌唱力の方は・・・
直前の曲のはなさんの歌唱が素晴らしかっただけに、落差を感じてしまう。
初期m.o.v.eのような無機質な感じを狙ったのかなという意図は伝わってきましたが。
しかしそれでも楽曲自体は素晴らしいので、何度も聴きたくなる曲です。

ラスト曲の「Lock On!!-2013-」はデビューシングル曲のリメイク。
ボーカルが変わると曲の印象も変わるもので、セクシーさはやや薄れ、
より元気でパワフルな感じの曲へと変貌した印象でしたが、それでも
やはりこの曲はガールズロック史に残したいぐらいの大傑作だと感じました。
シンセの音に加えて、ベースの音までもが鋭く突き刺さるデジロックは唯一無二。
アルバムの中のラスト曲に入れてもひときわ個性を放っていました。

これほどまでの実力を持った最強ガールズバンドが、なぜ未だにインディーズ扱いで
メジャーデビューできないのかと思わずにはいられないですが、
もしボーカルが脱退しなければ、今頃メジャーに行ってたのかなとも思ったり・・・
今作を聴く限りでは、ライブでの声量さえクリアできれば、
ドラムのはなさんをボーカル専任にして、新メンバーのドラムを入れるというのも
いっそのこと有りかなと思いました。少なくともCD上では彼女のボーカルは良かった。
今度のライブツアーでは、ダンサーを2人入れてのステージを見せてくれるそうで、
このように、まさに何でもありなチャレンジ精神は素晴らしいと思いますが、
やはりガチャピンはいつまでもインディーズで試行錯誤するようなバンドではない。
日本のガールズロックシーン、さらには音楽シーンをも変える可能性のあるバンドだ。
それぐらいの実力者集団だと思っています。


今作は、とにかく豪快に踊りまくりたい人、さらには水樹奈々やm.o.v.eのファンだと
いう人には特にオススメしたいです。もちろんガールズバンド好きも大注目すべき作品。
当ブログの2013年私的名盤アルバムNo.1の有力候補が、早くも現れたか!?










2013年3月17日日曜日

3月17日(日曜日)の日記

今年になって、個人的に興味深いCDレビューサイトを2つほど見つけてしまいました。


まず1つ目は、「悶絶メタルのページ」というレビューサイト。 
http://mmpk.web.fc2.com/管理人様が自ら「完全リンクフリー」「バンバン晒すがいいさ!」と
 宣言しておられるため、勝手に紹介させて頂きました)


このサイト、タイトルはメタルと表していますが、
メタル以外のジャンルの作品もたくさんレビューしているサイトで、
その中でアニソン系アーティストの作品レビューが多いというのも大きな特徴。
しかも、アニソン系はアニソン系でも、
当ブログでレビューしているようなアニソン系アーティストの作品ばかりが紹介され、そして評価されているというのがこれまた驚き。

http://mmpk.web.fc2.com/mn.htm
まず手始めに、水樹奈々の作品レビューを見てみると・・・
当ブログではまだレビューを書けていない6thアルバム「GREAT ACTIVITY」の
「お気に入り曲」が、見事なまでに私と全く同じ。
ここまでに共感できるレビューはそう滅多に無いってぐらいに共感できる。
そうですよね、「Orchestral Fantasia」は轟沈シンフォニックメタルですよね。
ハープの音色が美しい「Heart-shaped chant」のこの大仰でドラマティックな
曲展開こそが最高ですよね。私もこれらの曲には大喜びです。
これぐらいに感動が伝わってくるレビューを私も書きたかった。

http://mmpk.web.fc2.com/jp.htm
さらには、JAM projectの作品レビューについても、
3rdアルバムのオープニング曲「VICTORY」を、凄まじいキラーチューンであり
悶絶級の名曲だとレビューしているのを見て、そうだ、まさにその通りだと。
この曲はサッカーアジアカップの決勝の会場においても流された曲で、
現地のスタッフにて日本を代表する曲として選ばれたぐらいの、まさに世界的名曲、
なのになぜ日本でこの曲が知られていないんだ!?そして高く評価されていないんだ!?
と思わずにはいられないです。

それ以外にもアニソン系アーティストの作品では、飛蘭、妖精帝國、
angela、GRANRODEO、喜多村英梨などの作品もレビューされており、
さらにKalafina、ALI PROJECTについては絶賛を受けている。
ALI PROJECTの作品も、個人的に初めて「亡國覚醒カタルシス」という曲を聴いた時は
衝撃的なまでに素晴らしいと感じたからなぁ・・・
そういえば当ブログではまだレビューしてなかったのでまた今度レビューしたいです。

さらに、アニソン系以外のアーティストの作品についても、
まず天野月子が思いっきり高い評価を受けていたのが嬉しかったですし、
http://mmpk.web.fc2.com/tt.htm
藍坊主の4thアルバムについては「お城系オルタナエモ」という
全く新しい解釈をしているのも面白いと感じました。
http://mmpk.web.fc2.com/abz.htm
これを読んで、藍坊主の4thアルバムを聴きたくなってしまいました。
もちろんメタル系のバンドの作品についても洋邦問わずたくさんレビューされているので、
とりあえず、ここで絶賛されている作品を聴いておけば間違いないなと思いました。

私は今までずっと、メタルは好きだけどメタルファンは好きじゃないという思いがありました。
理由は・・・いわずもがな。というかこのサイトを一通り見ただけでも一目瞭然でしょう。
案の定これは言いすぎだろと思うことや、私なら周りに気を遣って
思ってても言えないようなことも平気で書いてしまっていますが、それでも文章は
時折ギャグを交えながらネタっぽく書かれているため、わりかし見やすいかなと。
「個人の感想なので本気にしないように」とのことですし。
ここの管理人様と仲良くなろうとは正直言ってあまり思えないですが(汗)
適度に距離を置きつつ、自分が聴くCDの参考にはしたいなと思ってます。

このサイトを見て、あらためて私自身の根はメタルなんだなと思いました。
そりゃ子供の頃の時点で、京都テレビの音楽PV番組にて「一発かましたれ」という曲を
初めて聴いた時は、こんな圧倒的で凄過ぎる音楽があったのか!と驚いたぐらいですから。
(ちなみにこの曲を歌っていたのは現THE冠の冠徹弥さん。まさか10数年後にヘキサゴンに出るとは・・・)
しかし、メタルもJーPOPも好きだというような人は、なかなかいないのかなぁと。
それこそマーティ・フリードマンぐらいしかいないのか?
やっぱり、私の音楽を聴く上での師匠はマーティさんだ。


(続く)


2013年3月11日月曜日

[ライブレポ]  やなわらばー「でもね・・・」インストアライブ

3月10日(日曜日)、大阪・ディスクピア日本橋にて行われた
やなわらばーのインストアライブに行ってきました。




[セットリスト]
・てぃんさぐぬ花
・いちごいちえ
・ふるさと
・木蘭の涙
・でもね・・・ 




今回初めてやなわらばーの2人を生で見た第一印象は、5~6年前にMステで
見た時よりも垢抜けた感じがして、綺麗になったなと思いました。
まず1曲目の沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」は1分もないぐらいの短い曲。
これをアカペラで歌ってくれました。2人の声のハーモニーが美しい。
2曲目「いちごいちえ」は客席一体となって手拍子で盛り上がりました。
しかし、ゆうさんの三線が演奏された曲はこの曲だけだったというのは意外。
3曲目「ふるさと」は新曲のカップリング曲。カントリーっぽい雰囲気の曲で、
聴いていて心が和む曲でした。これは表題曲以上に好きかもしれない。
4曲目「木蘭の涙」はスターダスト・レビューのカバー曲ですが
個人的にはこれよりもオリジナル曲の「唄の島」か「空をこえて 海をこえて」
が聴きたかったかなと。もっと沖縄色の強い曲も聴きたかったです。

そしてラストは、禁断のイケナイ恋をテーマにした曲であるニューシングル
「でもね・・・」を歌ってくれましたが、その前に、事前に配られていた
やなわらばーと兼ねてより親交のある、手相芸人の島田秀平さんが制作した
「イケナイ恋に走ってしまう人に特徴的な「でもね・・・3線」とは」
というチラシの内容解説が行われました。こんなコーナーがあるライブは初めてだ(笑)
そして客席の皆さんが、一斉に自分の手相を確認する姿を見て
りおさんが「お客さんみんなが下を向くライブも珍しいですね」
とつぶやいてました。そりゃライブで手相を見る機会なんてないよなと!



ちなみに私の手相には「ストーカー線」と「スキャンダル線」があるっぽい感じでした。
これは当たってるかもな! 昔の恋人の携帯のアドレスは未だに消せないし・・・
もちろん実際にストーカー行為をしたことはないですけどね。

曲の方は、外部作曲ということもあり、沖縄音楽といった感じの曲ではなく
どちらかといえばかつてのRYTHEMが歌うような感じのバラードナンバーでしたが、
これはこれで、切なくも美しい名曲。やなわらばーの2人の声があれば、
たとえ禁断の恋であろうがどんな内容の曲であろうが、美しいと感じさせるものがある。

生でこの歌声を聴くことができて良かったです。そしてライブ終了後は
CDを買い、購入者対象のサイン会&握手会の方にも参加してきました。
とても良かったので、また関西でライブして下さい、そして次は「唄の島」か
「空をこえて 海をこえて」が聴きたいですということを伝えてきました。
緊張したのでうまく2人に伝わったかは分からないですが・・・