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2013年9月29日日曜日

[CDレビュー]  ファンタズム(FES cv.榊原ゆい)「Revival Prophecy」


ファンタズム(FES cv.榊原ゆい)「 ~ PHANTASM ~ Revival Prophecy【通常盤】」
(2011/12/21)

1. 刻司ル十二ノ盟約
2. 空と地上のクレアシオン  
3. プレギエーレの月夜に  
4. マスカレード ~ノア第三章列王新世紀編より~ 
5. イノセンス ~殺戮の創世記詩編 最終章より~ 
6. 祈りのヴィオレット 
7. EUPHORIA ~償いのレクイエム~
8. 麗しきセデュース 
9. 深淵のルミエラ  
10. 翡翠のカヴィリエーレ  
11. 罪過に契約の血を ~アルバムLimitedバージョン~
12. Prophecy ~Gate of Steiner~ (インスト)
13. 運命のファルファッラ  
お気に入り度:★★★★★★★★★★ (10/10)




2011年にリリースされた、ファンタズムの2ndアルバム。
「CHAOS;HEAD」や「STEINS;GATE」などのゲーム・アニメのテーマ曲を歌うために
結成された、声優の榊原ゆいさんがボーカルを務める架空のバンドの作品です。

なぜこんなにも美しいんだ。
今作の感想を一言で表すならば、これに尽きる。
ゴシックメタルやシンフォニックロックの要素が存分に入った、
哀愁漂うバンドサウンドの数々は、まさに美メロの嵐。
歌詞についてはアニメ・ゲームが元ネタの作品が多いながらも、
このサウンドにのせて、曲名通りの神秘的で感傷的なフレーズの数々を
歌われてしまったら、もはやそれには聖なる輝きを感じてしまう。
さらには大地や地平線といったフレーズも多く出てくる。壮大でドラマチックさに
満ち溢れていて、これぞ「神曲」と呼ぶにふさわしい曲ばかりだといえるでしょう。

1曲目「刻司ル十二ノ盟約」や6曲目「祈りのヴィオレット」などといった
叙情的なミドルテンポ曲は特に素晴らしい。
バンドサウンドの中にあるピアノの旋律も、たまらなく美しく感じる。
2曲目「空と地上のクレアシオン」は今作の中でも最もメタル色の強い曲で、
攻めの姿勢が伝わってくる曲ながらも、それでいて耽美性は抜群。
「杭を打て 杭を打て」というフレーズが印象的な11曲目「罪過に契約の血を」、
アルバムラストを飾る「運命のファルファッラ」などといったバラード曲もエモーショナル。
全体的にスローテンポな曲が多い中で、8曲目「麗しきセデュース」は、
重厚さは残しつつも明るい雰囲気で疾走する、典型的なアニソンロックナンバー。
この1曲があることで、自分がアニソン系アーティストに求めているものの
全てが出揃ってくれた。アルバム全体を通しては、
アッパーチューンがもう少しあってもいいかなとは思いましたが、
ゴシックメタルはミディアム~スローなテンポの曲が基本らしいですので、
その音楽の良さを、聴きやすくも高品質に表現しているという点では、
これで良いのかなとも思いました。

ゴシックの世界とアニソンの世界との相性は抜群なことがあらためて分かる作品。
先日レビューした、喜多村英梨のシングル「Birth」が好きな人や、
黒崎真音のロック系の曲が好きな人などにもぜひオススメしたいですが、
やはりごく一部のアニソン好きな人の中だけにとどめておくのは
もったいないと感じる傑作でありました。
今作以後の、ファンタズムとしてのCDリリースは停滞しているようですが、
また本格的にバンドとしての活動もしてくれることを期待したいです。






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