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2013年9月5日木曜日

[CDレビュー]  赤飯「赤BAN」


赤飯「 赤BAN」
(2013/6/19)

1. 赤心性:カマトト荒療治
2. いーあるふぁんくらぶ
3. Bad ∞ End ∞ Night
4. 古書屋敷殺人事件
5. 竹取オーバーナイトセンセーション
6. ポーカーフェイス
7. 嗚呼、素晴らしきニャン生
8. 「Crazy ∞ nighT」
9. 吉原ラメント
10. 如月アテンション
11. 人生リセットボタン 
12. 異国人形館殺人事件
13. たのしいホームワーク
14. アリスインミルクランド
15. 過食性:アイドル症候群
16. またあした  
お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10)




ニコニコ動画の歌い手の代表格、赤飯の4thアルバム。

持ち前のハイトーンボイスに加えて、時にはシャウトあり時には女声ありといった感じで
さまざまな歌声を使い分けるボーカルは、技巧派と本格派を兼ね備えている。
さらにクリエイターが作った楽曲の方も、ニコ動内での人気曲を集めただけあって
素晴らしい曲ばかり。特に、歌詞についてはレベルが高過ぎです。

まず1曲目「赤心性:カマトト荒療治」の時点でいきなり、
高速デジタルサウンドに乗せて、高音早口シャウトが炸裂する。早くも歌唱に圧倒。
2曲目「いーあるふぁんくらぶ」は神戸元町で中国語を習う人たちを歌った曲。
こんなテーマで1曲作ってしまうなんて面白過ぎる。
イントロ音が学校のチャイムのメロディだったりと、サウンド面にも工夫が満載。
ジャズっぽい雰囲気の3曲目「Bad ∞ End ∞ Night」を挟み、
4曲目「古書屋敷殺人事件」は東洋風バンドサウンドの良さもさることながら、
何より歌詞がスゴ過ぎ。もはや小説家すら超えるレベルなんじゃないかと思えてくる。
言葉遊び的な要素が入っているところも面白いし、これは天才的だ・・・
5曲目「竹取オーバーナイトセンセーション」は古風な雰囲気を持った歌詞と
デジロック系サウンドとの組み合わせが、これまでには無かったような感覚で良い。
この前半5曲からして、ニコ動の曲のレベルの高さを感じずにはいられないです。

さらには後半の曲についても、まず8曲目「Crazy ∞ nighT」では
1人9役で色んな声を操る、赤飯さんのボーカルがスゴい。
9曲目「吉原ラメント」は吉原で体を売る女性の気持ちを歌った曲。
いわゆる女形。V系バンドっぽい曲でもあるが、
この歌謡ロック的な雰囲気に正直自分でも意外なほどにハマった。
やはり歌詞・メロディが共に最高レベルだからこそハマる。
10曲目「如月アテンション」では曲ラストの低音ロングトーンボーカルがスゴい。
11曲目「たのしいホームワーク」は同じくニコ動の歌い手である
アンダーバーとのコラボ曲で、学生時代を痛快に描いた歌詞を2人一緒に歌うのが良い。
13曲目「アリスインミルクランド」はラウドロックナンバー。
サビの盛り上がりと歌唱のパワーは今作屈指。やっぱりこういう曲は大好きだなと!

1曲1曲はどれもさすがの一言。しかしアルバム全体を通して聴くと、
歌メロは歌謡曲的なものが多く、アレンジは電子音を派手に使った曲が多いことからか、
全16曲の中で印象がかぶる曲が何曲もあった気がしたのが惜しいところ。
個人的には13曲目のようなハードロック系楽曲の割合を
もう少し増やしてもいいのではないかと思いました。
せっかくこれだけ高音が出る上に、かつてデーモン閣下とコラボしたこともあるぐらいに
HR志向を持った歌い手でもあるだけに・・・ 次作ではさらに期待したいです。






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