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2013年7月5日金曜日

[CDレビュー]  BiS「IDOL is DEAD」


BiS「 IDOL is DEAD  (ALBUM+DVD) (Music Video盤)」
(2012/10/24) 

1. IDOL is DEAD
2. ASH
3. PPCC
4. BLEW
5. CHELSEA
6. nerve
7. Our Song
8. My Ixxx 
9. I wish I was SpecIaL
10. hitoribochi
11. IDOL
12. urge over kill of love
13. primal.  
お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10)




BiSのメジャーデビューアルバム。
楽曲がインディーズ時代からさらなる進化を遂げ、エモさを増した作品となりました。

まず1曲目のタイトル曲「IDOL is DEAD」があまりにも衝撃的。
もはやアイドルの楽曲の常識を根底から覆す、叫び声のみの歌唱で、
最近のバンドに例えればラスベガスのようなピコリーモサウンドにぶつかっていく。
こんな曲を歌わすのは無茶ブリともいえるが、そのむちゃくちゃっぷりが最高に面白い!

そして2曲目以降の曲も、バンドサウンドの尖りっぷりが印象的。
曲自体はどれもメロディアスながらも、もはやボーカルが聴こえないぐらいに
うなりをあげるギターなどの楽器の演奏が抜群にカッコ良い。
歌唱に関しては、CDでは意図的に小さめに聴こえるようにしていると
製作者が公言しているとはいえ、それを考慮しても非力さは否めず、
(これでも前作よりはまだマシになった気がしますが)
せめて並レベルの歌唱があれば今作はお気に入り度満点だったのにとも思いましたが
だがそれでも楽曲が最高に良ければハマる。今作ではそれを心から実感しました。
8曲目「My Ixxx」ではサビで「♪ァィァィァィァィ・・・」という
気の抜けた脱力歌唱を聴かせてくれるが、これはこれでクセになるとすら感じた。
この曲ではPVの方でも、歌詞通りに「壊れた価値観捨てて」
裸になって何が悪いとばかりに脱いでしまいましたが、しかしそのPVの中身を見れば
決して話題作りなだけではない、一種の芸術的作品であることが感じ取れる。
このように歌唱もPVも全て込みで、楽曲の個性を表現できているのが素晴らしいです。

痛快さを全面に押し出したパンクナンバーの「CHELSEA」、
ピコピコ感のあるサウンドが楽しめる「ASH」「nerve」、
どことなく中近東風の香りが漂う「urge over kill of love」、
ロックバラード曲の「hitoribochi」「primal. 」といったように
曲ごとに様々なテイストを取り入れたロックを歌っているのも面白い。
さらに歌詞に関しても良い。収録曲の半数以上がメンバー自作の歌詞となっていますが
いい感じに砕けたフレーズが多く散りばめられているのが魅力的。
歌詞カード無しだと全英語詞に聴こえてしまう、10曲目「IDOL」は、
これぞエモいアイドルを代表するかのような曲。ぜひライブで一緒に暴れたくなる曲です。
3曲目「PPCC」も、どこか壊れた世界観にハマらずにはいられない。
スク水突撃PVもこの曲には見事にマッチしてるとすら思えてくるのが面白いです。

もはやBiSは今の日本のメジャー音楽シーンの中で1、2を争うぐらいに
ロックな生き方をしている歌手ではないかとすら思えてきます。
何をやらかすか分からない、無軌道で破天荒な活動っぷりも、
彼女たちが歌うロックやエモやパンクという音楽の数々には抜群に合っている。
これで曲が良くなければ、ただの変な人たちという扱いで終わってたでしょうが、
やはりこれだけ質の高い曲を聴かされた上でこんなパフォーマンスの数々を見せられたら
心を動かされてしまう。どうしたらここまでやれるんだ・・・
やっぱりド派手で型破りな歌手は大好きだ。あらためてそう思わされました。


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