ブログトップ

唄と旅がメインの日記ブログ。音楽は歌姫系・アニソン・アイドルからハードロック・メタルまで幅広く取り上げてます。
相互リンク及びブログ固定客大募集中。リクエストも基本的に大歓迎。たくさん更新してますのでよろしくお願いします。
コメ欄の匿名コメントは内容によっては削除する場合があることをご了承下さい。

2013年3月19日火曜日

[CDレビュー]  Gacharic Spin「Delicious」


Gacharic Spin「 Delicious」
(2013/3/6) 

1. NEXT STAGE  
2. 爆弾娘(ボンバーガール)
3. 今を生きてる ~2013年 春~
4. My bird  
5. GS★PLANET 
6. Never say never  
7. perception  
8. 好きな人、だけど... feat.Nose(METALLIC SPIN)  
9. メロメロファンタジー  
10. Lock On!!-2013-  
お気に入り度:★★★★★★★★★★ (10/10)




Gacharic Spinの1stフルアルバム。
まさか正式ボーカルが不在のままリリースされるとは思わなかった今作ですが、
しかしフタを開けてみると、聴く前の不安をすべて木っ端微塵に吹き飛ばすぐらいの
とんでもない作品が完成してしまいました。
今作もテクニカルな演奏と、超絶にハイレベルな編曲が終始炸裂。
過去の曲でいえば「BROKEN LOVER」のようなメタル系の曲はほぼ無くなったものの、
その代わりにディスコ色が強くなり、踊れるバンドサウンドが鳴り響く。
そしてここまでのすさまじい突進力を感じるダンスロックサウンドを
鳴らすバンドは、やっぱり他には聴いたことがない。
これぞ彼女たちにしか作れない「ガチャロック」といえるでしょう。

まず1曲目「NEXT STAGE」を聴いた時点で、全てにおいて圧倒されました。
ボーカルも早口高音で一体となってまくしたてるサビは特に破壊力抜群。
2曲目にもイントロからしてノックアウト。まさに爆弾級の曲といっていい。
3曲目「今を生きてる」は一転して爽やかでポップな雰囲気の曲になりますが、
その中にも編曲テクニックのすごさは存分に盛り込まれているのが良い。
そして、今作である意味一番驚いたのは4曲目の「My bird」。
この曲はバンドサウンド+ピアノの音に加えて、ストリングスや笛の音までもが入った
豪勢極まりない編曲と、クサメロが炸裂するバラード曲で、
まるでElements Gardenが作ったのかと思ってしまうぐらいの曲。
これはもし水樹奈々が歌ったら、完全にエレガの作った曲だと間違えてしまいそう。
こんなにもドラマチックで幻想的な神曲を作ってくれるとは・・・
以前から楽曲の引き出しの多さは感じていましたが、その引き出しがまた1つ増えました。

アルバム中盤のダンスナンバー「GS★PLANET」「perception」といった曲では
歌メロやキーボードの旋律の、あまりのキャッチーさにビックリ。
8曲目のロックバラード曲「好きな人、だけど...」は、
美しくもメタリックな旋律と、ドラムのはなさんの渾身の歌唱が胸を打つ。
9曲目のダンスチューン「メロメロファンタジー」は、ギターのTOMO-ZOさんが
初めてボーカルをとった曲となりましたが、しかし肝心の歌唱力の方は・・・
直前の曲のはなさんの歌唱が素晴らしかっただけに、落差を感じてしまう。
初期m.o.v.eのような無機質な感じを狙ったのかなという意図は伝わってきましたが。
しかしそれでも楽曲自体は素晴らしいので、何度も聴きたくなる曲です。

ラスト曲の「Lock On!!-2013-」はデビューシングル曲のリメイク。
ボーカルが変わると曲の印象も変わるもので、セクシーさはやや薄れ、
より元気でパワフルな感じの曲へと変貌した印象でしたが、それでも
やはりこの曲はガールズロック史に残したいぐらいの大傑作だと感じました。
シンセの音に加えて、ベースの音までもが鋭く突き刺さるデジロックは唯一無二。
アルバムの中のラスト曲に入れてもひときわ個性を放っていました。

これほどまでの実力を持った最強ガールズバンドが、なぜ未だにインディーズ扱いで
メジャーデビューできないのかと思わずにはいられないですが、
もしボーカルが脱退しなければ、今頃メジャーに行ってたのかなとも思ったり・・・
今作を聴く限りでは、ライブでの声量さえクリアできれば、
ドラムのはなさんをボーカル専任にして、新メンバーのドラムを入れるというのも
いっそのこと有りかなと思いました。少なくともCD上では彼女のボーカルは良かった。
今度のライブツアーでは、ダンサーを2人入れてのステージを見せてくれるそうで、
このように、まさに何でもありなチャレンジ精神は素晴らしいと思いますが、
やはりガチャピンはいつまでもインディーズで試行錯誤するようなバンドではない。
日本のガールズロックシーン、さらには音楽シーンをも変える可能性のあるバンドだ。
それぐらいの実力者集団だと思っています。


今作は、とにかく豪快に踊りまくりたい人、さらには水樹奈々やm.o.v.eのファンだと
いう人には特にオススメしたいです。もちろんガールズバンド好きも大注目すべき作品。
当ブログの2013年私的名盤アルバムNo.1の有力候補が、早くも現れたか!?










0 件のコメント: