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2012年8月27日月曜日

8月27日(月曜日)の日記

8月になってからようやく時間に余裕ができたことにより、この前はついに、
おそらく数年ぶりぐらいに、アニメのDVDをレンタルして見てみました。
以前から、時間さえあれば見たいなと思うアニメはありましたし、
何より、あれだけアニソン系歌手のCDレビューをブログ上でしておいて、
アニメは見ないとか、もはや人として変なレベルだろと自分でも思ってましたし、
ということで、今回まずはこのアニメを見てみました。

地獄少女 三鼎 一 [DVD]」


地獄少女というアニメについては、以前にも友人にオススメされたことがあったので
いつか見ようとは思っていたのですが、この「地獄少女 三鼎」というのはつまり第3期です。
なぜ第1期・第2期を飛ばして、真っ先に第3期から見ようと思ったかというと、
この第3期のオープニングテーマ曲が、北出菜奈「月華 -tsukihana-」という、
当ブログの2009年の年間私的名曲ランキング第1位という、まさに超絶名曲、
私的スーパーグランプリ曲であるからという理由です!
結局、音楽ありきでアニメは二の次か!というツッコミを入れられそうなのはさておき、
まずはアニメ本編の感想を書いてみたいと思います。(以下ネタバレ注意)



このアニメは、地獄少女の一家が、依頼人から頼まれた憎い相手を地獄送りにするという物語。
しかし意外だったのは、この作品は時代劇の「必殺仕事人」のような
勧善懲悪的な作品ではなく(wikiによると第1期はそういう作風だったらしいですが)
「人を呪わば穴二つ」「依頼人自身も死後は天国に行けない」という要素が入ることで、
それでもやるのかという、まさにドロドロとした人間模様があぶり出されたかのような、
色々と考えさせられる作品でした。

特に第1話の、憎い教師の話については依頼人の逆恨みのようにすら感じてしまった。
私自身、幸いにも教師に関しては今まで良い先生にばかり出会ってきたと
思ってるというのもあってか、そこまですることはないのではと思った。
それだけにこの話の結末には後味の悪さも感じてしまいました。

しかし第3話の、恨んでいた人気歌手を地獄送りにして行方不明にさせるも、それにより
結果的には「伝説の歌手になりたい」という人気歌手の方の夢が叶ってしまったという
この結末には唸らされました。これぞ、芸術作品だ!と思いました。

良いアニメではありました。しかし・・・この作品は、
一言で言えば、重い。3話見たらもうお腹いっぱいというのが個人的な感想。
でもwikiによると、第1期の方はまた作風が違うようなので、
そっちを見てみたいという気持ちにはなりました。



そしてそして、オープニング曲の、北出菜奈「月華 -tsukihana-」については、
期待通り、いや期待以上でした。オープニング映像とのシンクロが素晴らしい。
Bメロの「唇から唇へと伝い」という歌詞の部分にて地獄少女と唇を交わす映像も
印象的でしたが、しかしそれ以上に圧倒されたのが、
この曲のサビの歌詞と、アニメ本編の内容とのシンクロっぷり。

「貴方でなくちゃ満たせない 私じゃなきゃ許せなかった」

この「貴方」というのが地獄少女のことで、彼女に頼んで憎い相手を地獄送りにしない限り
満たせない、それぐらいに恨んでいて許せなかったという歌詞だったのかと・・・

「飼い殺しなら救われる でも見事に鍵は外れて
私はまるで 鳥籠を欲している狂った小鳥」

その恨むという気持ちを押し殺しておけば、誰もが地獄に堕ちずに救われる、
でも見事に鍵は外れて、復讐劇に狂う姿を歌った歌詞だったのかと・・・


これは本当に凄い! まさかここまで、アニメ映像と一体になることで心を突き動かされる曲だとは思わなかった。


この「月華 -tsukihana-」という曲は、激情的なまでの愛を歌ったラブソングだと
思っていました。実際、フルで聴けばそういう内容の曲です。
しかしアニメバージョンとして聴いた時には、それとはまた違った感動があった。
この曲はまさに、1つの曲に2つの魂が宿ったかのような曲。
アニメを見たことで、ますますこの「月華 -tsukihana-」という曲は凄いと思った。


このオープニングを見られたというだけで、「地獄少女 三鼎」を見て本当に良かったです。




さて、次は何のアニメを見ようかなぁと思ってます。
同様に主題歌で選ぶなら、かつてOLIVIAが歌っていた曲が素晴らしかった「NANA」
は以前から気になってはいたけど、このアニメはやはり女性向けなのだろうか?
それ以外なら、オーソドックスに「けいおん!」でも見てみようかな?


2012年8月26日日曜日

[CDレビュー]  爆風スランプ「TENSION」

TENSION」 (1994/3/21) 1. 愛のチャンピオン 2. 渋谷でGO! 3. 美しい手 4. 日本人になれ 5. 恋の終わりはいつも 6. 勝負は時の運だから 7. 世直しロックンロール 8. ネムネムマンボ 9. お婿サンバ 10. 天国レイン お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10) 1994年にリリースされた、爆風スランプのアルバム。 この作品もまた、楽曲の方向性が10曲全部別の方向を向いているかのような作品。 歌詞のテーマも多種多様で、曲調に関してもバラードあり、マンボあり、 サンバありといったように見事なぐらいまでにバラバラです。 まず1曲目にして、永遠の愛を歌った名バラード「愛のチャンピオン」に始まり、 渋谷に集まる若者の姿を歌ったハードロック曲「渋谷でGO!」、 何かと汚いのに手だけは美しい女性に恋をするという、 この歌詞の発想からして素晴らしい「美しい手」、 歌謡曲風のメロディにのせて典型的日本人の姿を歌った「日本人になれ」、 失恋を歌ったバラード曲「恋の終わりはいつも」、 サビの終わりで鳴り響く鐘の音が印象的な応援ソング「勝負は時の運だから」、 社会をブッたぎった歌詞がカッコいい、パッパラー河合ボーカル曲「世直しロックンロール」 まったりとした雰囲気のファンキー末吉ボーカル曲「ネムネムマンボ」 家庭内での男性の地位低下を嘆いた歌詞に共感、ご存知お嫁サンバのパロディ曲 「お婿サンバ」、そして、最後の最後に素晴らしい名曲が誕生、 この荒涼とした大地に雨が降り注ぐ光景が目に浮かぶかのような曲で、 幻想的でスケール感満点の曲「天国レイン」 などといったように、1曲1曲は本当にどれも良い曲ばかり。 だが、アルバムとしてのコンセプトや統一感などといったものは何もない、 ゼロだと言っても過言ではない。でもそれがまた彼らの作品の魅力でした。 しかし3、4、9曲目のような、こんな面白い発想のもとに作られた歌詞というのが なぜ最近のバンドの楽曲にはほとんど無いのだろうかと思う。 今の時代でこのような歌詞の面白さを持った曲というのは、 それこそアニソン系やニコ動系の曲ばかりのような気がする。 「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています」とか、 こういうのを見るたびに、爆風スランプがもし現役なら今でもこんな感じの曲を 作ってたんじゃないかと思う。バンド系のアーティストでもまたこういう曲を 作れる人達が現れればいいのにと。しかもそれに加えて、 1、10曲目のような真剣に心を突き動かされる曲も作れるバンドとなると、 もう2度とこんな偉大なバンドは世に出てくることはないのではないかと・・・ つくづく彼らは90年代の音楽シーンにおいてもっと評価されるべきだったと思います。

2012年8月24日金曜日

[CDレビュー]  BUGY CRAXONE「blanket」


BUGY CRAXONE「 blanket」
(1999/12/8)

1. ことり
2. ミシェル
3. 罪のしずく
4. 朝靄
5. 泣きたい(New-Type)
6. まちがえさがし
7. ピストルと天使
8. ルナルナ
9. アリの行進,ゾウの群れ (インスト)
10. オレンジみかづき
11. 退屈で乾いた部屋
12. てんとうむし。
13. ミュウ
14. 終わらないもの
お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10)





1999年にリリースされた、BUGY CRAXONE(ブージークラクション)の1stアルバム。
北海道出身、紅一点ボーカルの鈴木由紀子さん擁するオルタナティヴロックバンドのメジャーデビュー作です。

さすがオルタナティヴロックバンドを名乗るだけあって、楽曲の方は
Aメロ・Bメロ・サビごとに表情が変わるような曲があったりといったように
アレンジ面で凝った曲が多く、深みを感じる曲が多いです。
シングル曲の「罪のしずく」「終わらないもの」はまさにその変則的な曲構成と
美しいメロディとが見事なまでに融合した傑作。
特に「罪のしずく」の、ラストに向かうにつれどんどん空間の広がりを感じるかのような
スケール感溢れるロックサウンドには圧倒される。これは文句無しに素晴らしい!

しかしデビューシングルの「ピストルと天使」は、
こんなにも暗い曲を、よりにもよってデビュー曲にするのかということに驚き。
「アタシが死んでも 誰も泣いてくれない」「被害妄想チークダンス止まらない」
など、歌詞がこれでもかとばかりにネガティブ。
最後の最後に「まだまだ飛べる」と希望を持たせて終わる曲ではありますが・・・
でもこの曲も、Aメロやサビの旋律が綺麗だから聴けてしまう。これはこれで良い曲です。

なお、以前に音楽雑誌にて見た本人達のコメントによると、
今作は、次の2ndアルバムと比べると明るいアルバムだったとのことです。
確かに「ピストルと天使」以外の曲はまぁ明るいと言えなくはないものの・・・

今もインディーズにて現役で活躍中のバンドですので、
また機会があれば久々に作品を聴いてみたいと思っています。
新曲を試聴してみたら「♪コングラデュレーション キスキス ハレルヤ」などと
これまた昔とはえらく曲の雰囲気が変わっていたことには驚きましたが・・・


2012年8月23日木曜日

8月23日(木曜日)の日記

突然ですが、ブログって楽しいですよね!

好きな時間に好きなことを書ける。周りの話の流れとか空気とかは気にせずに書ける。
そしてブログデザインから記事内容まで、全部自分の思い通りに作れてしまう。
このブログ上では99%自分の思い通りになるわけですからね。
こんなの一生やめられないですよ!

以前どこかで、ブログなんてなかなか続かないという意見を聞いたことがあるけど、
しかし私の場合は前ブログから数えると軽く5年は続いてる。
既に消えたのも含めれば10年近くは続いてるんじゃないかなと。

今はブログ・ツイッター・mixi・Facebookといった色んなソーシャルメディアがありますが、
私的にはブログ1つで十分だと思える。そもそも4つも使い分けをするのはしんどい。
mixiは放置中だし、ツイッターは合わない面があるなと2年前からずっと思ってたし、
Facebookは断トツで一番無理。ネット上で本名公開なんてありえない。
そんなことしてしまったら怖くて一生パソコンを開けられなくなる。

確か去年ぐらいにも日記の記事で「一生ブログ続ける宣言」をしたと思いますが、
その気持ちはずっと変わらないし、むしろ最近になってよりその気持ちが強くなった。
もし3ヶ月間ブログ更新が無かったら、交通事故で亡くなったと思ってくれて結構です!




ということで今日は、以前から語りたいと思っていた、
現在5位に低迷する、阪神タイガースの話でもしましょう。

投手陣の成績は決して悪くはない。やはり、打てないのが勝てない原因。
なぜこんなチームになってしまったか。その最大の原因は、ドラフトだ。

今までずっと投手中心のドラフト過ぎで、
野手の指名といったら、言い方悪いけど小物タイプしか指名してないじゃないかと。
将来的にクリーンナップを打てることが期待できそうなスラッガータイプの野手なんてのは
ここ7年ぐらい誰も獲ってないだろと。去年はようやく伊藤を指名したけど。
それまでは冗談抜きに上本が一番パンチ力あるんじゃないかといったレベルだっただろと。
そういう素材を獲ってないんだから、無いものは育たなくて当たり前。
(獲りに行ってもクジで外す、クジ運が悪すぎるというのも原因だが)
素材が良ければいつか必ず出てくる。新井良太も阪神移籍2年目であれだけ頭角を現してきたんだから。
今年のドラフトなんて極端に言えば全員スラッガータイプの野手でもいいぐらいだと思う。
特に外野手は。まぁそれでも1位は投手を指名するんだろうけど。

あと、右投手で140km後半出ないようなのも多過ぎる。
投手中心のドラフトをやった結果がこれかと。


タイガースの将来のために、まずはドラフト改革を真剣に望みます。
それこそ、スケール感のある選手をもっと獲って欲しいと思います。


あと、最近特に思うのは、すぐに暗黒だ~暗黒だ~って言う連中がウザい。
たった1年大きく低迷しただけで、そこまで言われるのって阪神だけだろと。
例えば、去年のロッテは最下位だったけどこれで暗黒に戻る~なんてのは聞いたことがないし。
もっと言ってしまえば、横浜DeNAが4年連続最下位だろうが、
暗黒だ~暗黒だ~って言ってる人たちはそんなに見ないぐらいなのに。
結局そうやって煽りたいだけだろと。特にサンスポあたりは。
ちなみに私はサンスポよりデイリー派です。スポーツ誌はたまに買う程度だけど。

今年でいえば、どうせ5位でも6位でも4位でも大して変わらないんだから、
将来を見据えて、特にキャッチャーは今成メインで使えばいいのに。
そういうことがやりにくくなってしまうんだよなと。こんな状況でも周りが騒ぐから。
すぐに暗黒のレッテルを貼りたがる、ファンでもない人たちの言うことなど完全無視でいいのに。

チームが苦しい時こそ応援するのが本当のファンのあるべき姿だと思ってるし、
そういう状態であろうと楽しみを見つけていくのがファンってものなんだと。
今ならば上本や良太の活躍は本当に楽しみです。
あと、ファンが期待するのは自由だ。
これはかつて、横浜ファンの友人も同じことを言ってたしそれにお互い同調してた。
別に私は、その友人が来年は横浜優勝だと言っても全然おかしいとは思わない。
むしろそのぐらいの意気で応援するのは素晴らしいことだとすら思う。
今が勝てないからといって、そういうこと言うのは痛いとか現実見えてないとかそんなこと言う方がおかしいと思ってる。
むしろ勝てないチームを見下したりナチュラルに馬鹿にするようなこと言う連中の方が痛い。

これに関しては、父親という最大の反面教師がいたからこそ、子供の頃からそういう考えが
身に染みついたんですけどね。以前の日記にも書いたことがありましたが・・・


ということで来年は阪神優勝だ。優勝を期待して何が悪い!


2012年8月22日水曜日

[CDレビュー]  サンボマスター「ロックンロール イズ ノットデッド」


サンボマスター「 ロックンロール イズ ノットデッド」
(2012/7/11) 

1. ロックンロール イズ ノットデッド
2. あなたのことしか考えられない
3. 恋する季節   
4. ビューティフル
5. あなたに心奪われたから
6. 希望は捨てない
7. 静かに光りつづけるもの
8. 泣いてばかりじゃ見つからないぜ ~ハードコアスイートソウルの誕生~
9. 青春のかけら
10. 君だけ信じてみたかった
11. 衝動バケモノ
12. うまくいくんだよきっと  
お気に入り度:★★★★★★★☆ (7.5/10)




サンボマスターの通算6枚目のオリジナルアルバム。
さすが、既に中堅の域にさしかかったバンドなだけあって、
完全に自身の個性や魅力というものを確立した作品となっています。

まずタイトル曲の「ロックンロール イズ ノットデッド」は
やや既視感はあれど、まさに彼らの王道ナンバーといえる魅力の詰まった曲ですし、
その後の曲も、疾走感抜群の荒々しい曲から、ポップな曲、そしてバラード曲まで
どれも1曲1曲の出来は良いものばかりでした。

バラード曲に関しては、2曲目の「あなたのことしか考えられない」は
今までのバラードの中でも1、2を争うぐらいに良かったです。
「神様あの娘はいい娘だよ 返してほしい」というサビは特に印象的で、
ピュアな気持ちが存分に伝わってくる、メロディの綺麗なバラード曲です。
世間的なサンボマスターのイメージではこんな曲を作るイメージは無いかもしれませんが、
こういう曲が作れるのもまた彼らの素晴らしさだなと思いました。

しかしアルバムを全編通して聴いてみると、"ストレートな"ラブソングばかりというのが
個人的には気になってしまいました。もう少し歌詞の表現に多彩さがあれば・・・ 
所々に良いと思うフレーズもあるにはありましたが。
11曲目では「衝動バケモノ」という、このようにタイトルからして
おっと思わせるようなフレーズを持った曲が多ければなお良かったですが・・・
そして何より、シングルで出せるぐらいのキラーチューンがもっと欲しかったです。
過去の楽曲でいえば「世界をかえさせておくれよ」や「美しき人間の日々」レベルの、
キャッチーでなおかつ熱唱絶叫っぷりが最高な、必殺級の曲があればなと・・・

今作の中では、3曲目の「恋する季節」は「世界をかえさせておくれよ」同様に
曲の中で女性ボーカルが絶妙に絡んでくる曲で、さらにサビの盛り上がりっぷりも良かったので
これが私的ベストトラックかなと思いました。

またいつか彼らのライブにも行ってみたいです。
激しい曲での盛り上がりはそりゃもう凄そうなので、ぜひそれを生で体験してみたいです。



2012年8月20日月曜日

[私的名曲ランキング]  2012年7月度 マイベスト10

みんなでいい曲を発見する音楽投票企画「Japanese Dream -We Love J-Pop-」の協力により、
今月も、月間の私的名曲マイベスト10をこのブログにて紹介したいと思います。




第10位 ブリーフ&トランクス「ゴールデンボール」

迷曲珍曲ネタ曲マニアの私としては、特に友人とのカラオケで本当にお世話になったグループでした。
今年、10年ぶりの再結成を果たし、そしてこのニューシングルをリリース。
こんなテーマの曲でありながら下品どころかむしろ上品にすら感じる(?)のはさすがの技。
歌詞が最初から最後までしっかりと練られているからこそ、伝わってくるものがあります。



第9位 ALTIMA「BURST THE GRAVITY」

2作連続2回目のランクイン。ポストm.o.v.e。
この曲もたぶん高速道路上で聴いたら9位どころかもっと上にいくかもと思う。
残念ながらそこでまだ聴けてないので今はこの位置ということで・・・



第8位 GALNERYUS「HUNTING FOR YOUR DREAM」

現在は小野正利がボーカルをとっているメタルバンドのニューシングル。
このバンドは編曲の凄みは存分に感じるので、サビメロがもっと強ければなお良いのになと
以前から思ってましたが、それでも個人的に最近の曲はかなり良いと思います。
前のボーカルよりも今のボーカルの方が声質が好きだというのが一番の理由ですが・・・



第7位 愛美「Link」

イントロからして惹きつけられる曲の典型。サビの疾走感も素晴らしいです。
これでボーカルにもう少し歌唱力があれば、もっと上に行ってたかも。



第6位 いとうかなこ「空の下の相関図」

2作連続2回目のランクイン。こちらもイントロと歌い出しの雰囲気からして良い。
彼女のバラード曲の中では一番良かったのではないかと思いました。



第5位 Little Blue boX「三位一体」

こちらも2作連続2回目のランクイン。
このグループは私的にはBABYMETALと並ぶぐらいに1stアルバムのリリースが待ち遠しいグループ。
ちなみに、カップリング曲は東京の高校野球地方大会の中継テーマ曲だったらしいですので
今後はさらにアニメ主題歌以外のステージも含めた幅広い活躍というのにも期待したいです。



第4位 GRANRODEO「RIMFIRE」

「♪とどけーーーーーーえええぇーーーーーー」
これがもう最高。最近のバンド系の曲はこんな曲が減ってしまったなと感じるだけになおさら。
それでいてメロディが全編通してスリリングさを感じるのが良いです。
しかしカラオケで歌うにはメロディが覚えにくい。カラーボトルの曲は3回聴いたら全部覚えたけど
この曲は10回聴いても細かい部分が覚えられなかったぐらいでした。



第3位 DOIMOI「円群」

今月の思わぬダークホース。最初はそんなに好きなタイプではないかなとか思ってたのに気付いたらどんどん惹きこまれていった。これぞ本物!
「現代型エモーティヴ・ナード・メタルバンド」というキャッチコピーなだけあって、
曲に重厚さとドラマチックさを感じる。思わぬ転調をみせたサビには最高にシビれました。
さらにPVもアーティスティックなので、これは必見の内容といっていいでしょう。



第2位 天野月「天の樹」

以前までは天野月子という名でメジャーにて活躍。現在はインディーズにて活動を本格再開したようですが、この新曲1曲を聴いただけで、やはり彼女は別格だと思った。
まず、チェロ中心のサウンドという新境地を切り開いたことに驚き。
そしてギター無しでもこんなに素晴らしい曲が作れるのかというのに驚き。
これはやはり歌声とメロディの強さが最高レベルだからこそ成し得る技だと思った。
アルバムの方も早く聴いてみたいと思いました。



第1位 BABYMETAL「ヘドバンギャー!!」

レビューはこちら。こちらに全て書いたのでもう長々と言うことはないです。最高!





(次点)
Lively Trippers「花」
[Champagne]「Kill Me If You Can」
Kalafina「moonfesta~ムーンフェスタ~」
MAN WITH A MISSION「FROM YOUTH TO DEATH」
MO'SOME TONEBENDER「Shining」


Lively Trippers「花」は特にランクインさせたかったです。
あと、惜しくもこのランキングからは漏れましたが、しかし私の中で強烈なインパクトを残した曲は、GOMARUYONZUBON「戦争と平和の日々」。
まずPVの開始30秒の時点で何やっとんねん!(笑)って感じなのに、
しかし曲が始まったらこれが良い曲だから驚いた。世界平和への願いがこめられた名曲。
そうなるとますます開始30秒の、過激な内容とか青少年には見せないで下さいとかいった
言葉の意味が・・・となってしまう。
そして考えた結果・・・ これはきっと、戦争なんかを起こす愚かな大人たちの姿は
子供や青少年には見せてはいけないんだという、そんな彼らなりの強いメッセージなのか!?
と思いました。果たしてその解釈で合っているのでしょうか?


2012年8月19日日曜日

[CDレビュー]  天野月子「Sharon Stones」


天野月子「 Sharon Stones」
(2002/6/5) 

1. 菩提樹
2. Treasure
3. B.G.~Black Guitar+Berry Garden~
4. HONEY? 
5. スナイパー 
6. 青紫
7. 刺青
8. Butter Fingers 
9. ロビン
10. 箱庭~ミニチュアガーデン~(Sharon mix) 
11. カメリア 
12. 箱舟 (シークレットトラック)
お気に入り度:★★★★★★★★★★ (10/10)




2002年にリリースされた、天野月子の1stアルバム。
オルタナティヴロックをベースとした、深遠でスケール感のあるサウンドをバックに
ラブソングの数々を歌う彼女のその姿は、これぞ「歌姫」と呼ぶにふさわしい。
それでいて時にはポップに、時にはハードに歌いあげ、
どの曲もメロディアスで聴きやすい作品であるというから素晴らしいです。

特に前半の6曲はどれも本当に凄い。
まず1曲目の、ストリングスを交えた壮大なロックナンバー「菩提樹」がいきなり凄い。
同じく、ロックに抱いて抱いてと歌う「HONEY?」も素晴らしいですし、このように
ハードなサウンドにのせて、圧倒的なまでの愛を歌う曲は彼女の曲の真骨頂。
さらに、ポップ系の曲においても、激しさと親しみやすさのバランスが見事な「Treasure」
アンバランスな2人の姿を歌った歌詞が面白い「B.G.」、
同じく痛快な曲で、最後のピストルの音にはまさに心を撃ちぬかれる「スナイパー」
などといった曲がどれも素晴らしいです。

そして、妖しげで心踊る夜の雰囲気を感じる曲で、
さらに曲後半からピアノの音が絡んでくるサウンドが
絶妙なまでのミステリアスさを醸し出している「青紫」は隠れた名曲。
この曲に代表されるように、月子さんの曲は夜が似合う曲が多い。やはり月なだけに。

アルバム後半の曲も、終盤に向かうにつれ怒涛なまでの攻めを見せ、
ラストの「コロシテ」というセリフにはこれまた心を撃ちぬかれる
「箱庭~ミニチュアガーデン~」や、ストリングスの音が絶妙に溶け込んだ
ロックバラード曲「カメリア」といった曲がとても良かったです。

これがメジャー1stアルバムとは思えないぐらいに、完成され尽くした作品でした。
ラブソングだけしか歌わない歌手の作品がお気に入り度満点になることはないと思ってたけど、
これだけ1曲1曲の質がとんでもなく高ければ、別にそんなことはどうでもいいやと思った、
それぐらいの作品でした。現在は、天野月という名前にてインディーズで活動を続けて
いるようですが、つくづく、彼女は一度活動休止なんてすることなかったのにと思います。
ずっとメジャーの大舞台にて、作品を聴き続けたかったです。


[CDレビュー]  ぱすぽ☆「CHECK-IN」


ぱすぽ☆「 CHECK-IN」
(2011/12/7) 

1. Boarding
2. 少女飛行
3. キス=スキ
4. Hello
5. Street Fighter
6. Turn Round
7. マテリアルGirl
8. ウハエ!
9. Starting Over
10. ViVi夏
11. じゃあね...
12. ハカナ
13. Rock Da Week
14. See You Again
15. 晴れるよ
お気に入り度:★★★★★★★☆ (7.5/10)




ぱすぽ☆の1stアルバム。「〝空”と〝旅”をテーマにしたガールズロックユニット」
というコンセプトで作られた女性アイドルグループの1stアルバム作品です。
まさに、このブログでレビューするにふさわし過ぎるぐらいにふさわしいコンセプトで
作られたグループじゃないかということはさておき、楽曲の方は、
さすが、ガールズロックユニットを名乗るだけあって、
全編にわたってバンドサウンドで統一された作品となっており、
他のアイドルグループとは違った個性を発揮できていると思いました。
キラキラとした輝きを感じる曲が多く、どことなく甘酸っぱい雰囲気が良い。
バンドサウンドでありながらも、同時に若くて可愛いなと思わせてくれるものがあります。

今作の中でもひときわメロディに輝きを感じる「キス=スキ」、
力強くて勇ましい雰囲気の「Street Fighter」、
ラストナンバーである綺麗なミディアムバラード曲「晴れるよ」
などといった曲は特に良いと思いました。

1曲1曲は良い曲が多かったですが、しかし後半にサビメロが弱く感じる曲があったのと、
アルバム全体では似たような曲ばかりに感じてしまったのが惜しいところ。
あと、ボーカルの魅力という点で、他のガールズバンドと比べてしまうと
どうしても一段落ちるかなと思ってしまったのも気になりました。
せっかくメンバーが10人(当時)もいるのだから、ユニゾンばかりではなく、
もっとコーラスワークとかを使えば、さらに独自の歌の魅力を発揮できるのではないかなと思いました。

しかし、この後にリリースされたシングル曲の「Next Flight」や「夏空HANABI」
といった曲は、どちらも新たな境地を切り開いたかのような素晴らしい曲だったので、
2ndアルバムでは、さらなる覚醒を見せてくれるんじゃないかと期待しています。
次作が今から楽しみでございます!


2012年8月18日土曜日

8月18日(土曜日)の日記

今年から、みんなでいい曲を発見する音楽投票企画「Japanese Dream -We Love J-Pop-」
に参加させてもらうことで、それまでは半ば見失いかけていた、
色んなジャンルの音楽に出会える喜びや、新人アーティストを発掘することの
喜びというものを、ここ最近は存分に感じている日々でございます。
特にインディーズのアーティストの曲で、良いと思う曲に出会った時は、
これはアルバムも買って聴いてみたい、あれも欲しいこれも欲しい、
あぁ、私の年収がもっと多ければ全部買えるのにとか、ここ最近はそんなことを思う日々です。

さらに、色んな音楽があるのと同様に、その音楽に対する考え方についても
人それぞれ色んな考え方があるということは、JDのチャット会や
皆さんのツイッターなどにおいても実感しておりますが、
そこで、今年になって自分でも初めて気がづいたことが一つあります。それは、
私は今までの人生の中で、音楽の歌詞にリアリティを求めたことが一度たりとも無かった。
今までは、歌詞に関しては一つ一つのフレーズが面白いかどうか、
もしくは心に響くかどうかということは重視していましたが、
リアリティがどうとかいうのはその発想自体が無かった。
言われてみて初めて、歌詞にリアリティを感じないから・・とかいう考えもあるのかと思いました。
でも私的にはむしろ、ケータイがどうとかメールがどうとかいったような、
現実めいた歌詞の方が苦手意識を感じることがあるぐらいでした。
もちろん全部が全部そうではないですが・・・

なのでむしろアニソン的な歌詞の方が好きだったです。アニソンの世界を知る前から。
有名どころの曲でいえば、水樹奈々「ETERNAL BLAZE」のサビの歌詞はすごく印象的。

「時空(とき)を越え刻まれた 悲しみの記憶
 まっすぐに受け止める 君は光の女神(てんし)」

これは素晴らしい歌詞だと思います。むしろ、こんなこと言われたい!
私自身も、今までの人生の中で刻まれた悲しみの記憶を受け止めつつ、
少しでもまっすぐに生きていきたいと思っている。
そんな君は光だなんて、こんなこと言ってくれる女性が目の前にいたら、どれだけ嬉しいか・・・
そんなこの曲は、自分のテーマソングにしたいと思うぐらいの曲です。
さすが代表曲なだけあって、歌詞も歌唱も編曲も全て含めて大傑作だと思いました。

非現実の世界を、まるで現実であるかのようにリアルに情景が浮かんでくるような
歌詞を描くことができるアーティストこそが、プロフェッショナルじゃないか!
というのは、以前から思っていましたし、
最近の音楽シーンにおいて、そういう歌詞が得意だなと思うアーティストは
やはりアニソン界で活躍するアーティスト達だったりする。
このブログ常連の、水樹奈々やKOTOKOや黒崎真音などの曲の歌詞は素晴らしいものばかりだと思います。

しかし、そういった非現実世界の曲を語る上では、絶対欠かせない曲が1つあります。
その曲とは、過去にもこのブログでは何回か名前が出ている、
Do As Infinity「科学の夜」という曲です。
核により地球が滅び行く姿を歌った、この歌詞の世界は、
絶対にリアルで起こってはならないこと。
その世界の終わりの情景を、リアルに強くイメージさせることによって、
核のない平和な世界を実現させることを訴えかける曲。

こんな曲を作れるアーティストこそが、これぞプロだ! と思います。


歌詞に関して何を良いと思うかも人それぞれですし、
それをレビューする音楽ブログの方向性についても人それぞれでしょう。
私自身も時には、ブログ内で行き過ぎた発言をしてしまったかなと思うこともあり、
これは申し訳なかったなと思うこともあります。しかし、
私と考え方が合わなかったからと言って、その発言を晒し上げるようなことをされたり、
こちらの質問や話し合いにも応じずに一方的にブロックされたりしたことについては、
とても悲しかったです。
このブログについては今まで通りにどんどん更新していきたいと思ってますが、
自分の書く考えが絶対ではないというのは十分に分かっていますし、もし違う意見があるなら、
その意見を正々堂々とコメント欄にでも書いて欲しいなと、そう思っています。
決してそれを頭ごなしに否定するようなことはしませんし、
お互いの価値観というものを、尊重していけたらいいなと思います。


これからも、「空唄旅団 ~人生という名の旅の途中~ 」をよろしくお願いします。


[CDレビュー]  BABYMETAL「ヘドバンギャー!!」


BABYMETAL「 ヘドバンギャー!!【通常盤】」
(2012/7/4) 

1. ヘドバンギャー!!
2. ウ・キ・ウ・キ☆ミッドナイト




BABYMETALのニューシングル。
まず表題曲「ヘドバンギャー」は、アイドルポップの中にメタルの要素を加えたといった感じの
前2作とはガラリと曲の雰囲気が変わり、この曲ではついに本格志向のメロディックメタルサウンドを繰り広げてきました。
「伝説の黒髪を華麗に乱し」という歌い出しから始まるこの曲は、まだ女子中学生にして、
日本の、いや世界の音楽シーンに文字通り新たな伝説を作る気なのかと思うぐらいに、
斬新で、最高にカッコいい。中学生が歌う曲の次元を超えている。
それでいて、曲の要所で入る子供声のコーラスとのギャップがこれまた面白い。
そんな中でメインボーカルをとるSU-METALの歌唱についても、アイドルにしてはしっかりとした歌唱をこなせている。これなら将来的にはもっと伸びるんじゃないかと期待させてくれます。
公式サイトの紹介文通り、少女に神が降臨したかのような曲。これぞ2011年を代表する大傑作!


そしてカップリング曲「ウ・キ・ウ・キ☆ミッドナイト」は、デビュー曲 「ド・キ・ド・キ☆モーニング」の続編として作られた曲ですが、 まず開始5秒、可愛らしい歌声とキラキラしたサウンドの上に「♪ヴ゛ギ゛ヴ゛ギ゛ ミ゛ッ゛ドナ゛イ゛ド」という男のデス声が乗っかかってくるというこの時点で衝撃的。 その後も、ポップな旋律に容赦なく突き刺さるヘヴィサウンドと、 「♪イカゲソが食べたい」などといった女子中学生離れした歌詞との組み合わせは、 もはやこの長い音楽の歴史の中で誰もなし得なかったような、前人未到の境地に達した芸術的作品といっていい。 ヘヴィなのにキラキラ感を感じる曲といえば、HIGH and MIGHTY COLORの3rdシングルの「RUN☆RUN☆RUN」という曲も最高に素晴らしかったですが、 今回の「ウ・キ・ウ・キ☆ミッドナイト」は、曲の超次元度でいえばそれをも超えた。 これがc/w曲扱いだなんてのが信じられないぐらいです。こちらも大傑作といっていいでしょう! こうなったら次は1stアルバムがリリースされるのも楽しみですが、アルバムを機に、 彼女たちにはぜひ世界に羽ばたいて欲しい。今の日本の女性グループの中では、 最も世界で通用する可能性があるのではと思うぐらいの芸術性を感じる。 YouTubeのコメント欄では賛否両論あれど、外国からの反響が大きいのはその可能性がある証拠。 どうかこれからも、この圧倒的な勢いのまま突き進んで欲しいです。

2012年8月17日金曜日

[旅日記]  人生初の明石焼レポ&カラオケレポ

8月11日(土曜日)、以前からお世話になっている「休息の間」の柊朱雀さんの住む明石まで明石焼を食べに行ってきました。
その後カーシーさんも含めた3人で、カラオケにも行ってきました。
朝9時半に家を出発。ちょっとでも事故が起これば即渋滞10kmでおなじみの阪神高速神戸線を通らないといけないので、思いっきり時間に余裕を持って出発したはずが、大阪市内に入ってからまさかの「武庫川~月見山 渋滞30km」という文字を見て、途方に暮れかける。お盆怖い。
武庫川で降りて下道を通るもやっぱりなかなか前に進まず、またしても途方に暮れかけ、途中甲子園球場の目の前を通った時にはもういっそのこと気持ちを切り替えて今から高校野球観戦するか!という思いがチラつくも、いや朱雀さんが明石焼を手に持って待ってくれてるんだからということで何とか前に進み、結局明石に着いたのは1時過ぎ。
通常なら1時間半ぐらいで行けるところが3時間半かかってしまいました。待たせてしまい申し訳ない!


まずは本日のメインイベントである明石焼を食べに、明石駅前の「まるまる」という店に案内してもらい、行ってきました。
実は、今までの人生の中で、一度も明石焼を食べたことがありませんでした。
ご当地グルメファンであるにもかかわらず、しかも明石市内は何回も車で通ったことがあるにもかかわらず、なぜか今までは近くて遠かった存在でしたが、今回ついに辿り着いたということで、さっそく玉子焼(600円)を注文しました。

明石では明石焼を「玉子焼」と呼ぶのもうなずける、玉子本来の魅力を生かした、優しい味でした。 しかしそんな中で意外だったのが、この玉子焼をダシにつける前にソースを塗っていた朱雀さんがいたこと。 本場明石ではこんな食べ方もあるらしいです! さらに、食べながら最近の音楽関連の話なども3人でしました。 そこで、カーシーさんと朱雀さんから、私の音楽趣味について 「コアなところばかり聴いてる」 「ジャニーズとか聴いてるイメージが全く無い」 「西野カナとかも聴いてるイメージが無い」「むしろディスってるだろ」 などとツッコまれまくられるという場面もあったのですが、これに関しては むしろ、音楽ファンでジャニーズの楽曲を聴く人がこんなに何人もいたことが意外だった。 とそんなことはさておき、明石焼を食べ終わり次はカラオケへと向かったわけですが、 行く前にツイッター上にて、カラオケ店についてお盆料金がどうとかいう話を聞いていた件について、 お盆料金っていうのはお盆割引じゃないのかと言ってみたところ、逆に値上がりするという話を聞いて、やっぱりお盆怖いと思いつつも店に入り、カラオケを歌ってきました。 カラーボトル「魂ドライブ」 GRANRODEO「RIMFIRE」 JAM project「鋼のレジスタンス」 遠藤正明「愛をとりもどせ」 ザ・コブラツイスターズ「カモメと水平線」 NICO Touches the Walls「手をたたけ」 平野綾「NEOPHILIA」 ステレオポニー「OVER DRIVE」 中ノ森BAND「イソブラボー」 FliP「ワンダーランド」 コブクロ「DOOR」 SEX MACHINEGUNS「パンダちゃん」 LIGHT BRINGER「noah」 AAA「samurai heart -侍魂-」 スフィア「REALOVE:REALIFE」 superceII「perfect day」 鬼束ちひろ「月光」 Do As Infinity「恋歌」 サンボマスター「世界を変えさせておくれよ」 聖飢魔Ⅱ「EL・DO・RA・DO」 流れのせいで今まで全く歌ったこともなかった平野綾とかスフィアの曲まで歌ってしまった。 途中、ガールズバンド9連発という流れもあったし、そしてさらに、 上原あずみ→鬼束ちひろ→玉置成実→指原莉乃という「話題の人つながり」という流れができた時は、この次にバブルガム・ブラザーズってのも思い浮かんだのだが歌える曲が無かった。 「WON'T BE LONG」とかサビ以外は全く分からんし・・・ そんなことよりも今回一番面白かったことは、コブクロ「DOOR」を歌い始めた直後に、 朱雀さんがカラオケ機に送信して画面上に出てきた、「ウキウキWATCHING」があまりにもツボにはまり過ぎてノックアウトされてしまったこと。 さぁこれからサビだという時に笑わせるのは反則だ! タイトルで爆笑といえば、以前に別の友人とカラオケに行った時に「放送コードがなんぼのもんじゃい」とかいうアニメのキャラソンを入れられた時も笑ってしまったが、 今回の「ウキウキWATCHING」はそれをも超えた。あまりにも不意打ち過ぎて! あとLIGHT BRINGERの曲を歌ったのが好評(?)だったのも嬉しかった。 この「noah」という曲は、記念すべき「Japanese Dream」初参加の回の1位投票曲。 なのでこの曲は、私のリスナー人生の新たな幕開けを飾る歴史的な曲でもあり、 以後Japanese Dream内にて現在まで続く孤立票の数々の歴史の始まりの曲。 おそらくJDのオフ会で歌うことはまず無いといえる内容の曲だ・・・ なお、Gacharic Spinの曲とBABYMETALの曲はカラオケに入ってませんでした。 これはとても残念だ。もし入ってたらガールズバンドの流れの時やアイドルの流れの時に入れてたのに。 次回はまた9月にでも、朱雀さんのヒトカラの時に乱入という形でカラオケオフ&明石焼オフをやりたいなと思いました。乱入許可については無事にとることもできましたので! この日は本当にお疲れ様でございました。とても楽しかったです。

2012年8月16日木曜日

[CDレビュー]  GRANRODEO「SUPERNOVA」


GRANRODEO「 SUPERNOVA 通常盤」
(2011/4/6) 

1. Rocket Ride (inst)
2. SEED BLASTER
3. ROSE HIP-BULLET
4. SUPERNOVA
5. 僕と君の間
6. Who Is The Witch? (inst)
7. ウィッチハンター 
8. 進化と堕落の二元論
9. ウソノイロ
10. 恋音
11. 欲望∞
12. SEA OF STARS
13. シャニムニ
14. 背徳の鼓動 
お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10)




2011年にリリースされた、GRANRODEOの4thアルバム。

声優の谷山紀章さんをボーカルに迎えたロックユニットとして、
主にアニソンの世界を中心に活躍をしているグループの作品ですが、
まずこのアルバム作品の2・3曲目を聴いて、ここまでハードでメタリックな
ロックサウンドを聴かせてくれるということには驚きました。
それでいて、アニソン系アーティスト全般に共通するといえる、
歌メロの良さは彼らの作品においても健在で、さらにボーカルの歌唱力も抜群。
そして歌詞に関しては、彼らの先輩方にあたるJAM projectの曲よりも良かった。
一曲ごとに練られているのが伝わってきます。

その中でも3曲目の「ROSE HIP-BULLET」はスリリングかつハードなメロディと、
ボーカルの谷山さんの熱唱っぷりがどれも見事なまでに決まった、今作の最高傑作。
ちなみにこの曲は個人的にはカラオケで歌うことでさらに大好きになった曲。
キャッチーなのにメロディラインが覚えにくいという曲だけに、
歌いこなせた時の気持ち良さは最高です!

アルバム後半にはブラスバンドサウンドの曲やバラード曲なども収録されていて、
音楽性の幅の広さも感じさせてくれる作品ですが、
しかしそういう曲に関しては、どれも今一つメロディが印象に残りにくかったのが惜しい。
やはり彼らの曲に関しては、2、3、7、13曲目のような、
ゴリゴリにハードな曲こそが一番魅力を発揮できていると思いました。
これから当ブログの常連になることは確実なアーティストなので、今後の作品にも期待したいです。


2012年8月10日金曜日

[CDレビュー]  Gacharic Spin「Virgin-A」


Gacharic Spin「 Virgin-A」
 (2011/5/25) 

1. JUICY BEATS
2. LosT AngeL 
3. どうする事もできない愛の行方
4. イヤリング  
5. Ben-Jan-Dan (インスト)
6. ALIVE ~がんばれ!日本~  
7. Across the now!! (Live ver.) 
お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10)




2011年にリリースされた、Gacharic Spinの1stミニアルバム。
通称「ガチャロック」と呼ばれる、彼女たちの手により独自の進化を遂げたデジロック作品。
多彩過ぎるぐらいに多彩なサウンドの数々を、激しくかつポップに詰め込んだ作品です。

まず1曲目「JUICY BEATS」は、ユーロビートとヘヴィロックを融合させたサウンドの上に
全編でエフェクトがかかったボーカルが乗っかったいう曲で、この1曲目の時点でスゴい。
この曲のPVにおいては、メンバー全員でパラパラを踊っているシーンも印象的ですが、
しかし、こんなにも頭の中をグルングルンにかき乱され、名実ともにトランス状態にさせられるぐらいに、激しくて重厚でロックなパラパラサウンドは聴いたことがないです。
かつては、m.o.v.eもユーロビートとロックを融合させたような曲をやってましたが
それらの曲ともまた違う、圧倒的なものを感じました。
いきなりこんな異次元レベルの曲を1曲目にしてやってのけて、 この後はどうしてくれるんだって思いましたが、しかしその直後の曲である、 洋楽ロックっぽい歌い出しからスリリングなサビまで、ラップやスクラッチ音などの ミクスチャー的要素が存分に詰め込まれたロックナンバー「LosT AngeL」も素晴らしい。 そして3曲目「どうする事もできない愛の行方」は、 しょこたんが歌ってそうなぐらいにポップでキャッチーなガールズロックですが、 1・2曲目が凄すぎたせいで、なんとこれが普通の曲に聴こえてしまう。 この曲も十分過ぎるぐらいに良い曲なのに・・・ さらに4曲目の「イヤリング」では、着うた系の歌手が歌っていてもおかしくないような、 ピアノ中心のサウンドにより作られたセツナ系ラブバラード。 こういう曲は個人的には求めてないのですが、こんな曲も作れてしまうということには あらためて彼女たちの音楽性の幅の広さを感じることができました。 5曲目のインスト曲「Ben-Jan-Dan」は、その演奏の弾けっぷりもさることながら、 ベースの音である「♪ベンベンベベン~」を口で言ってみたり、 さらには曲の中で笑い声が入ったり、メンバーの電話番号を暴露しかけたりと まさにやりたい放題にやってしまった曲。とても面白い曲です。 6曲目の「ALIVE ~がんばれ!日本~」は、あの震災を歌った曲。 エモーショナルなイントロから、さぁ私たちと一緒にがんばろうという メッセージが込められた力強くて一体感のあるサビまでの、曲の構成が素晴らしい。 こういう曲を作ってくれるバンドは好感が持てますし実力もある証拠だと思います。 そしてラスト曲「Across the now!!」は最後にしてとんでもない曲をやってくれた。 こんなにも、希望と輝きと勢いに満ち溢れている曲はそう滅多にない。 そのあまりにもキャッチーなメロディと、レベルの高い編曲にはもはや感激。 こんな素晴らしい曲だからこそ、この曲はちゃんとしたスタジオ音源という形で 綺麗な音質にて聴きたかった。今回あえてライブバージョンで収録した理由は、 もしかすると、この曲がスタジオ音源化される時というのは、 メジャーデビューシングルとしてリリースする時の予定だからなのでしょうか!? 確かにこれはメジャーデビュー曲にしても全然良いです。 最も分かりやすい形で彼女たちの音楽の魅力が詰まった曲といえるから。 次のアルバムはぜひメジャーの場にて、フルアルバムをリリースして欲しい! 今作はたった6曲+ライブ音源1曲だけしか収録されなかったというのが残念に感じてしまった。 もっと曲を聴いてみたかった。今後のさらなるブレイクを期待したいです。

2012年8月8日水曜日

[CDレビュー]  Gacharic Spin「ヌーディリズム」


Gacharic Spin「 ヌーディリズム」
 (2012/6/27) 

1. ヌーディリズム  
2. モノクロイド 
3. ブラックサバイバル




GacharicSpinの、通算4枚目のシングル。

まず表題曲「ヌーディリズム」には、とてつもない衝撃を受けました。
メタリックにうなりを上げまくるギターと電子音、さらにBメロ中心に舞うピアノの音、
女性ツインボーカルによる勢い満点の歌唱、間奏の部分にて突き刺さるシャウト、
こういった、さまざまな音の弾丸の数々が、この1つの曲の中で縦横無尽に絡み合いながら、
最高のメロディとともに迫り来る。
こんなにも作りに作り込んだサウンドでありながら、それでいて、キャッチーで明るいですし、
余計なものは脱ぎ捨てて自分らしく突き進めという、歌詞のメッセージにも励まされる。
こんな曲は、未だかつて聴いたことが無かった。とにかく超絶にスゴいとしか言いようがない!

おまけにこの曲はPVまでスゴい。ラストの、服を脱ぎ捨てヌードで演奏するシーンには 神々しさすら感じてしまう。芸術的なPV作品でございます。 2曲目「モノクロイド」は、表題曲よりテンポを落としたシリアス路線。 愛する人との別れを歌った曲で、ロックサウンドの中に溶け込む電子音が、 曲の中でまるで警告音のように鳴り響く。これはまさに心の叫びのよう。 それでいてこの曲もメロディはキャッチーで聴きやすいというからスゴいです。 3曲目「ブラックサバイバル」は、キーボードの音を大胆に組み込んだ メロスピサウンドにのせて、ダークな部分を持たせつつもカッコ良く攻めまくった曲。 サビの疾走感は抜群で、間奏でのシャウトもこれまたカッコ良い。 それでいて、やはりこの曲もメロディの質が高いというのだからスゴい。 このバンドは去年にボーカルが脱退し、キーボードが加入するという メンバーチェンジがあったようで、現在は正式なボーカルが不在。 今作はドラムとキーボードが、ボーカルも兼任するという形になったようです。 色々あったようですが今ただ一つはっきりと言えることは、解散しなくて本当に良かった。 あとは、メジャーデビューを待つのみ。今後は新ボーカリストを探すのか、 それともこのまま正ボーカル不在のまま突き進むのかは分からないですが、 どちらにしろ、レコード会社は早くGacharic Spinをメジャーにて全力で売り出すべきだ! これからはロックフェスや音楽雑誌などにもどんどん出まくって、 世間にこの凄まじいまでの音楽をもっともっと届けていって欲しい! どうか、彼女たちの作品をこれからもずっと聴き続けていたい。 そのためには、これからもずっと音楽で飯が食えるぐらいの成功を収めて欲しいです。