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2012年9月8日土曜日

[CDレビュー]  川田まみ「SAVIA」


川田まみ「 SAVIA (通常盤)」
 (2008/3/26) 

1. energy flow (インスト)
2. JOINT
3. Beehive -album edit-
4. TRILL
5. 赤い涙
6. triangle
7. sense
8. DREAM
9. intron tone
10. 翡翠 -HISUI-
11. 最後の約束
12. Get my way!
13. portamento  
お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10)




2008年にリリースされた、川田まみの2ndアルバム。
「I'veサウンド」と呼ばれる、トランス・ハードポップを中心としたアルバム作品です。

打ち込みや電子音中心のサウンドにしては、1個1個の音が強く、
しっかりと作り込まれた感じが伝わってくるのが、このI'veサウンドの最大の特徴。
特に「TRILL」「intron tone」などといった曲は、勢いを感じる上に、
聴きこめば聴きこむほどに味が出てくるような曲で、まさにI'veを象徴するような曲です。

そんな今作の中でもひときわロック色が強く、さらにサビの疾走感と
そこへいくまでの曲全体の構成が、聴いていてとても気持ちいい
「JOINT」は、さすが代表曲なだけあって素晴らしい出来です。
さらには、キラキラ感の中にもほのかな哀愁が漂うポップナンバー
「翡翠 -HISUI-」や、パンキッシュな「Get My Way!」といった曲も良い。
音楽性の幅の広さもそれなりに感じることができる作品となっています。

ただ、同じ会社にKOTOKOさんという特徴ありまくりのボーカリストがいただけに
それと比べると彼女は個性という点で一段落ちるかな・・・と以前は思ってましたが、
甘さを感じつつもそれでいて聴きやすい声質はやはり魅力かなと。
今では、この川田さんが名実ともにI'veの看板アーティストとなったので、
この調子でこれからも頑張って欲しいです。また最新アルバムの方も聴いてみたいと思います。


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