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2012年8月16日木曜日

[CDレビュー]  GRANRODEO「SUPERNOVA」


GRANRODEO「 SUPERNOVA 通常盤」
(2011/4/6) 

1. Rocket Ride (inst)
2. SEED BLASTER
3. ROSE HIP-BULLET
4. SUPERNOVA
5. 僕と君の間
6. Who Is The Witch? (inst)
7. ウィッチハンター 
8. 進化と堕落の二元論
9. ウソノイロ
10. 恋音
11. 欲望∞
12. SEA OF STARS
13. シャニムニ
14. 背徳の鼓動 
お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10)




2011年にリリースされた、GRANRODEOの4thアルバム。

声優の谷山紀章さんをボーカルに迎えたロックユニットとして、
主にアニソンの世界を中心に活躍をしているグループの作品ですが、
まずこのアルバム作品の2・3曲目を聴いて、ここまでハードでメタリックな
ロックサウンドを聴かせてくれるということには驚きました。
それでいて、アニソン系アーティスト全般に共通するといえる、
歌メロの良さは彼らの作品においても健在で、さらにボーカルの歌唱力も抜群。
そして歌詞に関しては、彼らの先輩方にあたるJAM projectの曲よりも良かった。
一曲ごとに練られているのが伝わってきます。

その中でも3曲目の「ROSE HIP-BULLET」はスリリングかつハードなメロディと、
ボーカルの谷山さんの熱唱っぷりがどれも見事なまでに決まった、今作の最高傑作。
ちなみにこの曲は個人的にはカラオケで歌うことでさらに大好きになった曲。
キャッチーなのにメロディラインが覚えにくいという曲だけに、
歌いこなせた時の気持ち良さは最高です!

アルバム後半にはブラスバンドサウンドの曲やバラード曲なども収録されていて、
音楽性の幅の広さも感じさせてくれる作品ですが、
しかしそういう曲に関しては、どれも今一つメロディが印象に残りにくかったのが惜しい。
やはり彼らの曲に関しては、2、3、7、13曲目のような、
ゴリゴリにハードな曲こそが一番魅力を発揮できていると思いました。
これから当ブログの常連になることは確実なアーティストなので、今後の作品にも期待したいです。


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