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2011年8月5日金曜日

[CDレビュー]  m.o.v.e「oveRtaKerS SPIRIT」


m.o.v.e「 oveRtaKerS SPIRIT」
(2011/05/25)

1. oveRtaKerS feat.RYUICHI KAWAMURA×SUGIZO 
2. SAKULA 
3. STRAYED 
4. BIRD 
5. EX B.F.
6. FIRE feat.KLAYTON from Celledweller 
7. Super Precious Love 
8. melodies feat.Hiroaki Hayama
9. Viking Boat 
10. I'm alive 
11. Champagne Tower 
12. The Double Ace
お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10)




m.o.v.eの通算11枚目のオリジナルアルバム。
まず、アルバムタイトル曲であり先行シングルともなった1曲目では、
LUNA SEAとのコラボが実現。このことに代表されるかのように、
今作ではアルバムの随所に、ロックテイストが復活。さらには6曲目や8曲目にも
コラボ曲として、ピアノの音を融合させたバラードがあったりといったように
今作では、似たような系統のミディアムダンスナンバーが多かった前作よりも
作品に幅があり、さらにパワーも感じられ、ずっと良い作品になったと思いました。
何より今作では、ギターの音などには負けじといわんばかりに、
シンセの音が豪快に鳴り響く曲が多い! 特に1~4曲目やラスト曲は
その電子音の持つ力強さというものを、存分に感じることができます。


そんな分厚い音たちの中でも、メロディの良さやyuriさんのボーカルが
切なさ・哀愁を感じさせてくれる「SAKULA」や、
ミディアムテンポで、ゆっくりと大空に飛び立つかのような姿を歌った曲「BIRD」などは
これこそが今まで多ジャンルを融合させた曲を作り続けてきたm.o.v.eの結晶といっていいような名曲。
それ以外でも、どこか懐かしい90年代ポップスの現代版ともいえる曲「EX B.F.」や、
コテコテなダンスナンバー「Super Precious Love」なども良いですし、
さらには「Viking Boat」「I'm alive」などでは、ついにこの路線が帰ってきてくれた、
ロックとダンスビートの融合。これはやっぱりさすがです、待ってました!


しかし、惜しむらくは・・・ 前作に引き続いて今作も、息もつかさぬほどの疾走感を持った曲が無かったということか。
特に、ロックバンドとのコラボ曲といえば、「SPEED MASTER」という大傑作をかつて生み出しているだけに。
今作も一曲一曲はどれも十分素晴らしい出来なんだけど、過去のこの系統の作品、
例えば「ON THE SPEEEEDWAY」などが、あまりにも素晴らし過ぎただけに
どうしても期待値が上がりまくってしまうわけで・・・


それでもこの作品は、その辺の普通のエレクトロ、ダンスナンバーを歌う歌手たちとは
一味も二味も違う、多彩かつ中身の濃い魅力が詰まった作品です。
彼らは今の時代においてももっと評価されるべき!



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