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2009年11月22日日曜日

[CDレビュー]  Do As Infinity「BREAK OF DAWN」


Do As Infinity「 BREAK OF DAWN」
(2000/3/23) 

1. BREAK OF DAWN 
2. Standing on the hill 
3. Oasis 
4. Another 
5. 心の地図
6. Heart 
7. Raven 
8. Welcome! 
9. Painful 
10. Tangerine Dream 
11. Yesterday&Today
お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10)





Do As Infinityの、記念すべき1stアルバム。
私が確かまだ高校1年生ぐらいの頃、3rdシングルの「Oasis」を聴いて、これは良いと思い、
その後、4thシングルの「Yesterday&Today」を聴いて、本当に感動したのを今でも覚えています。
これが、その後現在まで約10年にわたってまでファンになったきっかけです。
当時はこの「Yesterday&Today」が日本一素晴らしい曲だと思ってました。とにかく、美しいの一言に尽きる。
そして、そんな美しくて質の高い曲の数々がたくさん入っているのが、この1stアルバムです。

このアルバムは、その後にリリースされたDoAsのアルバムとは1つ決定的に違うところがあります。
それは、ハードな曲やノリノリな曲が無いということ。一見、暗くおとなしい感じのアルバムです。
しかし、そんな暗さの中にも、明るさを求めているかのような、
そしてあきらめずに夢を追いかけようとする姿を歌ったような、そんな曲が多いというのが、
当時10代だった私の心には、なおさらすごく響くものがありました。
その中でも特に、デビューシングルにもなった「Tangerine Dream」は超名曲。
もちろん、夢とはいっても最近の10代向けにただ夢を安売りしているかのような曲とは全然違う。
このアルバムは聴きこめば聴き込むほどに、楽曲、サウンド面においてすごく工夫されているのを感じることができます。だからこそ、言葉や曲に説得力を感じる。
ヒップホップ的なテイストが入った「心の地図」、民族音楽的なテイストが入った
「BREAK OF DAWN」「Heart」などは特に編曲が凝っていて、
これらは私が20代になってから聴いてまた新たな発見ができた曲とも言えます。
つくづく今聴いても本当に良いアルバムだったなと思える、そんな、世代を超えた名盤です。


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