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2008年4月6日日曜日

[CDレビュー]  GARNET CROW「LOCKS」


GARNET CROW「 Locks」
 (2008/3/12) 

1. 最後の離島 
2. 涙のイエスタデー 
3. 世界はまわると言うけれど 
4. もう一度笑って 
5. この手を伸ばせば  
6. doubt 
7. 風とRAINBOW 
8. ふたり 
9. Mr.Holiday 
10. The first cry 
11. Love is a Bird
お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10)




GARNET CROWの6thアルバム。作風は確かに昔とは変わりました。
初期の頃と比べると、バンド色が強くなったような気がします(6・8曲目とかは特に)
独特の雰囲気や世界観は残しつつも、ボーカルの中村由利さんの歌唱も含めて
力強い一面を感じさせてくれる曲が多かったです。こういう路線もありだなと思いました。
今作は、いくつかの音楽ブログを見る限りでは賛否両論でしたが
私のようなバンドサウンド好きにはむしろお気に入り作品です。

オープニングにして一気に目の前に美しい海の景色が広がるかのような
「最後の離島」、さらには王道バラードの「この手を伸ばせば」
「Love is a Bird」などといった曲は特に大好きな曲でした。

私はもともと、「光」と「影」の両面を持ち合わせたアーティストが好きでございます。
なので、半ばお気楽なラブソングばかり歌っているような歌手は、
私の中ではアーティストとしてそれほど評価しなかったりしますが、
その点、今回のGARNET CROWのアルバムは、「光」の部分が今までと比べると
多くなったと思いますが、それでも依然として、両面のバランスがとれていて
なおかつ個性豊かな音楽は作れていると思います。
これからも「影」の部分は忘れないで欲しいですが・・・