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2008年3月15日土曜日

[CDレビュー]  いきものがかり「ライフアルバム」


いきものがかり「 ライフ アルバム」
(2008/2/13)

1. Good Morning
2. 茜色の約束 
3. 夏空グラフィティ
4. 青春ライン 
5. @miso soup 
6. ソプラノ 
7. 花は桜 君は美し 
8. ちこくしちゃうよ 
9. 心一つあるがまま 
10. ニセモノ 
11. 東京猿物語 
12. 月とあたしと冷蔵庫 
13. 茜色の約束-acoustic version-  
お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10)




ついに完全ブレイクを果たした、いきものかがりの2ndアルバム。
1stアルバム「桜咲く街物語」があまりに素晴らしすぎたこともあり、
それに比べると今作はどうかなと思ってましたが、
やはり今回も良い作品を作ってくれました。

特に一番良かった、いい意味で衝撃を受けた曲は、11曲目の「東京猿物語」。
これはお見事! ロック・ポップスと盆踊り・演歌が融合したようなサウンドが最高に素晴らしい。
歌詞や歌い方なども含めて、まさに日本のお祭りって感じの曲です。
かつてのザ・コブラツイスターズの曲を彷彿させますね。
まさかこんな曲を、いきものがかりが作ってくれるとは思わなかった。
個人的にはこの曲が今作の一番の収穫だと思います。これからもこの路線の曲は続けて欲しいです。

それ以外の曲は、どれも正統派ですね。相変わらず、暖かさがにじみ出ている曲が多いです。
ただ、2ndともなると、やはり今までの作品と似た感じのミディアム~バラード曲が多いかなと思ったのと、
前作「青春のとびら」「流星ミラクル」「HANABI」のような疾走感溢れる曲が
今作にはあまり無かったのが残念でした。(「夏空グラフィティ」ぐらいか?)
1stアルバムの上記3曲が大好きだっただけに・・・ 
まぁ、でも前作がほぼベスト盤的内容で素晴らしすぎただけですね。
1stを新鮮な気持ちで聴いた頃に比べると、
2ndはやっぱり「慣れ」みたいなものもどうしても出てきますし。
ということで、今作も十分に楽しめる内容の作品だと思います。



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