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唄と旅がメインの日記ブログ。音楽は歌姫系・ガールズロックを中心に、アニソン・アイドルからメタルまで幅広く取り上げてます。
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2017年4月25日火曜日

[CDレビュー]  ぜんぶ君のせいだ。「アニマあにむすPRDX」


ぜんぶ君のせいだ。「 アニマあにむすPRDX」
(2016/11/9)

1. やみかわぐんまーち
2. 無題合唱
3. オルタナティブメランコリー
4. 痛カルマバ◯ス
5. ルーザーごすぺる
6. ぼっちコネクト終
7. 拝啓、おとなグラム
8. フィリアフィリア
9. WORLD END CRISIS feat.◎屋しだれ
10. 僕喰賜君ノ全ヲ
11. 独唱無題
12. うぇゆうぇゆうぉっ~ヒネクレノタリ~
13. ねおねおじぇらす めろかおす
お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10)




ぜんぶ君のせいだ。の2ndアルバム。
「病みかわいい」をコンセプトにした5人組アイドルグループの作品。
キュートな電波ソング系の曲に加えて今作ではロック系の曲が更に増え
楽曲の表現の幅も広がり、前作から一気に躍進を遂げた。
作詞GESSHI類という謎の作詞家により描かれたアナーキーな歌詞や
2曲目「無題合唱」などでみられるピアノロック系のサウンドなどを聴くと
やはりこのグループもBiSの影響を受けているのがはっきりと分かるが、
時に可愛く、時にけだるいアニメ声歌唱がバンドサウンドに合わさるのは
このグループならでは。前半の4曲目「痛カルマバ◯ス」などでは
そこにラップも絡んできたりといったカオスな電波ロックっぷりに笑ってしまう。
「♪ぱきゅーん」って間寛平さんか?チャチャマンボを思い出してしまった。
6曲目「ぼっちコネクト終」は浮遊感漂うEDM系のミドルチューンで
エフェクトのかかったボーカルも幻想的。こんな曲も歌えるんだと思いきや
7曲目「拝啓、おとなグラム」からはラウド系アイドル色がより強くなっていく。
そして今作のクライマックスが、ゆくえしれずつれづれの◎屋しだれさんを
ゲストボーカルもといゲストシャウターに迎えた9曲目「WORLD END CRISIS」。
この曲はライブで衝撃を受けた曲としても伝説となった。
あまりにも悩ましくて痛々しいほどの愛を歌えばこうなるとばかりに
狂気を芸術へと昇華した楽曲であり、従来のアイドル楽曲の枠なんてのは軽く超えた
ガールズエモーショナルロックの大傑作。サビの終わりのシャウトも圧巻、そして悩殺!
ゆくえしれずつれづれは今や激ロックの常連グループとして紹介されているのに対し
ぜんぶ君のせいだ。は紹介されたことが無いのか・・・載る資格はあるのに。
続く10曲目「僕喰賜君ノ全ヲ」は一転して明るいノリで突き進むデジロックチューンで
何とも微笑ましい。前曲とはうってかわってヤンデレだな。
12曲目「うぇゆうぇゆうぉっ~ヒネクレノタリ~」はラウドロックから
ダンサブルなEDMへと展開、文字通りひねくれた曲ながらもそれでいて
起承転結がバシっと決まっているのが素晴らしい。ライブでも一緒に踊って盛り上がれる。

アイドルであっても曲はアーティスティックで、これまでには無かったような
新たな世界を作り上げたアルバム。自分は例えどんなに陰でバカにされたり煽られたりしても
今日紹介したぜんぶ君のせいだ。、さらにはBiS、椎名ぴかりんなどといった
型破りで面白い楽曲、面白いコンセプトを持った女性アイドル歌手達が好きです。
ガールズロックが好きだからというのも大きな理由ですが。むしろそれが一番だ。
現在はインディーズで活動中だが、もしこの先メジャーデビューとなると
アルバムタイトル通りにアニメタイアップで売り出されたりするのだろうかと
期待してる自分がいる。ジャンルの枠を超えた活動もこれまで通り楽しみにしたい。
ミオヤマザキ、R指定(V系バンドの方)主催の対バンイベント「メンヘラの集い」に
呼んでもらえたのはさすがだなと思いましたよ。ヤンデレだからしょうがないね。









2017年4月24日月曜日

[ライブレポ]  遠藤正明 LIVE TOUR 2017 ~V6遠神~

4月22日(土曜日)大阪・BIG CATにて開催された
「遠藤正明 LIVE TOUR 2017 ~V6遠神~」に行ってきました。
当ブログにおいてこれまで何度も日本屈指のボーカリストなどと書いておきながら
ソロ歌手としてのライブに行くのは実は初めてでした。
やはり1度は生でソロの曲を聴きたいと思い続けていただけに念願が叶いました。



[セットリスト]
・エンジン
・SCRAP & BUILD
・FLOPPY
・笑いのありか
・BRING IT ON!
・OYMGSG
・EASTERN GALE -Theme Song of MAF-
・Hang in there
・会いたくて~I miss you~
・LOVE SONG
・終わらない歌
・スーパーソニックフルソウルダイナマイト
・Re:START
・SPEC
・FIRST COMES ROCK
(アンコール)
・BELIEVE IN NEXUS
・サンシャインズフォーユー
・Winding Road
・戦士よ、起ち上がれ!
・爆竜戦隊アバレンジャー
・勇者王誕生!

全21曲


まずライブ前半は最新アルバム「V6遠神」の収録曲を全曲披露。
1曲目の「エンジン」のサビを聴いた瞬間から感動した。CD同様に歌上手過ぎ。
ハイトーンもロングトーンもどこまでも伸びていく。これを生で聴けるのを待ってた。
続く「SCRAP & BUILD」や「BRING IT ON!」といったハードロック系の曲には
言うまでもなく興奮しまくりで、これがロックバンドのライブだったならば
モッシュが起こって自分もその中に飛び込むのにとか思ってしまった。
その一方で「笑いのありか」や「EASTERN GALE」といったポップでハートフルな曲や
「Hang in there」といった壮大なバラード曲などもちゃんと歌ってくれる。
この多彩さがまた魅力的、アニソン系アーティストは楽曲の幅が広い(定期)

MCでは豪快な歌声とは対照的なまでに丁寧な口調だったのも印象深かった。
まず今回のオリジナルアルバムはJAM Projectでの活動の合間に製作されたそうで
時間との戦いだったとのこと。後になって歌詞を直したくなることもあるそうだが、
でも時間をかけたら良いものができるとは限らない、締め切りがあるからこそ作れるとのこと。
あらためてこんなにも多忙な中で素晴らしいソロアルバムを作り上げたことに感心させられた。
この締め切り日までに良いものを作るという姿勢を見習って欲しい人もいますね・・・
具体的に誰とは言わず匿名にしておくけど某X氏とか早くアルバム出して下さいよ。

さらに「終わらない歌」の前のMCでは、この曲は昨年惜しくもこの世を去った
和田光司さんのことを思って作られた曲だったという話が。
さらにこれまでの思い出話として、和田さんは大の野球好きで
その中でも特に高校野球が好きだったため、このプロ野球選手は
どこの高校出身かといったことまで話しかけてきた時は
マニアック過ぎてついていけなかったといった話が聞けたのも面白かった。
惜しいなぁ、自分ならば和田さんと話が合うこと確実なのにと思ってしまったが(笑)
こういった話を聞いた後に「終わらない歌」を生で聴くと、CDで聴いた時以上に
名曲に感じられる。これもまたライブならではの魅力なんですよね。

ライブ後半は「スーパーソニックフルソウルダイナマイト」「Re:START」「SPEC」と
前作以前のオリジナルアルバムの曲から立て続けに大好きなアッパーチューンを
次々と披露。これには盛り上がるに決まってる。中でも驚いたのは
「Re:START」を歌ってくれたことですよ!まさか今回生で聴けるとは・・・
遠ちゃんのソロ曲で一番大好きな曲を挙げるならこの曲かもしれない。
正面突破のバンドサウンドにのせて聴かせる、夢と希望に溢れた応援歌。
これほどまでに王道の傑作曲は、近年の若手歌手や若手バンドの楽曲には
ほとんど無いのではないかと思う。サブコンで探してもなかなか見つからない。



アンコールではまず「BELIEVE IN NEXUS」を歌った後、
ライブの本編は1時間半ぐらいがちょうどいい、JAMのライブの長さは異常だとか
そんなことを言いつつも、「ライブはここからが長い」この一言には歓声が。
実際本当にここからが長かった。アンコールなのに約1時間ぐらいありましたからね。
続くバンドメンバー紹介では、遠ちゃんとのトーク形式で
大阪の好きな所や、これまでの大阪に来た時のエピソードなどを併せて披露。
ベースのヒロポンからは、以前に大阪でライブをするためにバンドメンバーと共に
車で出発した際に、その車のギアが途中で壊れてしまったため静岡までしか行けず
代車を手配して荷物を積み替えたりして大変だったことがあったという話が。
なので大阪に着いたのは開演時間直前だったため、リハーサル全く無しで
ライブをやったとのこと。「そのライブが一番良かった」これには笑った。
さすがバンドメンバーも含めて超実力者揃いだからこそだ。伝説のエピソードを聞けて良かった。
さらにドラマーのひできさんは手持ちのキャリーバッグが縦縞であることから
大阪でタクシーに乗った時は運転手さんに阪神タイガースの話題を振られるが
ひできさんは横浜出身なので阪神のことはあまり詳しくないといった話が。
だが遠ちゃんが「筒香選手のバッティングの調子はどうですか、解説の掛布さん」と振ると
「ひじょうに、そうですね~」 まさかの掛布さんのモノマネ、これには会場が沸いた。
野球のことは全然知らないのかなと思わせておいてこれだからやられましたよ。

バンドメンバー紹介の後はラブソングを披露。
タイトルは「Winding Road」と言ってたような?この曲だけは知らなかった。
調べてみたところ、2000年代前半に活動しボーカルを務めていたインディーズバンド
「BLIND PIG」のアルバム曲に同タイトルの曲があった。なおバンドメンバーの方は
SHOW-YAの五十嵐美貴、元SLYの寺沢功一との計3人で組んでいただと・・!?
これはぜひ再発して欲しい! SHOW-YA主催のNAONのYAONファンとしてもお願いしたい!

そしてライブも終盤となり、8月28日に開催される誕生日ライブの告知が。
この日をもってついに50歳になるが、アニソンの世界においては50歳は若手だとのこと。
「兄さん(影山ヒロノブ)は未だにプリンスと呼ばれているから」 確かにそうだな(笑) 
遠ちゃんもアニソン界の若獅子と呼ばれてますからね。実際この歌声を聴くと
もうすぐ50歳の声とは思えないよなぁ・・・自分の中では35歳ぐらいで止まってる。
そして最後の最後でついに「戦士よ、起ち上がれ!」「爆竜戦隊アバレンジャー」
「勇者王誕生!」と代表曲のアニソン3連発。
ラストナンバーとなった勇者王誕生では「♪ガガガッ ガガガッ ガオガイガー!」を
観客たちに振って、みんなも一緒に歌う。この一体感はライブならでは。
さらには女子と男子に分けて振ったり、草食系男子、肉食系男子、肉食系女子、
しまいにはもう食べなくていいから成仏してしまった系などという
無茶ぶりまでも飛び出したが、これにも声をあげる人がいたのには笑ってしまった。
間奏部分においてはバンドメンバーも交代で「♪ガガガッ ガガガッ ガオガイガー」
と歌う。この中ではギターのなべさんこと鍋嶋圭一さんの歌声がすごく良かった。
例えるならば大友康平か竹原ピストルに近いような。歌手経験が無いならもったいない。
そして曲終盤で再び、会場がガオガイガーコールに包まれる。観客たちと一緒に
思いっきり大きな声が出せて気持ち良かった!一体感に溢れた最高のエンディング。

JAMではメンバー5人が交代で歌うのに対してソロでは果たして最後まで
あれほどまでの歌声が完璧に持つのだろうかと、行く前までは思ってましたが
これが完璧でしたよ。生歌の上手さに加えて、MCでのトークからは
ファンやバンドメンバーの皆さんへの気配りが感じられて親しみやすかったのも良かった。
また行きたいと思わせてくれるライブでした。終演後に配られたアンケートの
今後歌って欲しい曲の欄には「蒼星-アオイホシ-」や「侍ハリケーン」なども
書いておけば良かった・・・「Re:START」だけで頭がいっぱいになってたから抜けてしまった!