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唄と旅がメインの日記ブログ。音楽は歌姫系・ガールズロックを中心に、アニソン・アイドルからメタルまで幅広く取り上げてます。
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2017年11月21日火曜日

[CDレビュー]  DOLL$BOXX「high $pec」


DOLL$BOXX「 high $pec【初回限定盤】(CD+DVD)」
(2017/11/8)

1. Shout Down  [公式PV]
2. Sub-liminal  [公式PV]
3. HERO  [公式PV]
4. 世界はきっと愛を知ってるんだ
5. Dragonet  [公式PV]
お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10)




DOLL$BOXXのミニアルバム。元LIGHT BRINGERで現在はFuki Communeなどで活躍中の
実力派女性ボーカリストのFukiさんと、Gacharic Spinの楽器隊4人により結成された
最強ガールズバンドの作品。前フルアルバムから約5年ぶりの復活リリース。

今作は試聴の段階から大いに期待した通りに、前アルバム「DOLLS APARTMENT」
よりもハードロック・メタル色の強い作品となっていた。
持ち前のメロディの良さを生かしつつも、ひたすらカッコいい路線を突き進む作品。
Gacharic Spinとしてはよりポップな曲中心の前アルバム「確実変動 -KAKUHEN-」
ではやりたくてもできなかったような曲を思う存分やってのけてくれた。
そしてFukiさんはシリアスなロック系の曲でこそ最大級の魅力を発揮する
ボーカリストだとあらためて感じられた。序盤の1曲目「Shout Down」、
2曲目「Sub-liminal」と立て続けにGacharic Spinの圧倒的演奏力と
Fukiさんの圧倒的歌唱力が響くアッパーチューンを聴かせてくれて、
これには大興奮。ベースの活躍っぷりもキーボードの使い方のうまさも
ドラムを叩きながら歌うはな兄さんのコーラスも他のガールズバンドには無い魅力。

3曲目「HERO」はGacharic Spinでは滅多にやらないはな兄さんのグロウルから始まる
ミドルテンポ調のアニソン・ゲーソンみたいな曲。
4曲目「世界はきっと愛を知ってるんだ」は今作の曲の中では唯一
前アルバムを彷彿させる明るめの路線。それでもイントロからの爆発的演奏は圧巻、
そして何より「♪気づいーーーたーーーよーーー!!」このサビのFukiさんの
ド迫力ハイトーンボイスがスゴ過ぎてこれだけで100点満点と言いたくなる。
こんなん気づくに決まってる!たとえパチンコ店の真ん中で歌ったとしても店内にいる人全員が気づくレベルだ。
5曲目「Dragonet」は龍をモチーフにしたスケール感溢れるミドルバラード。
この曲も含めて全曲の作詞を担当したFukiさんは相変わらず作詞家としても
存分に才能を発揮している。そしてアニメやゲームが好きなのも十分に伝わってくる。
曲名はドラゴンクエストをもじったのではないかと思う。ドラゲナイとは全く関係無さそう。

前アルバムは良い作品ではあったものの、どちらかというと
FukiさんがGacharic Spinのカラフルな曲を歌ってみたといった感じに思えて、
こういう曲ならばはな兄さんとオレオ様が歌えばいい、Fukiさんはむしろ
ダークテイストがかったロック系の曲を歌う方が声質的に合っていると思う、
なので1回限りの夢のコラボということで今後はそれぞれGacharic Spinと
LIGHT BRINGERで頑張って欲しいとこちらに書いたものでした。
だがその後LIGHT BRINGERが実質解散の活動休止となってしまったのは残念だった。
そしてあらためて今作を聴いてみると、この路線ならばDOLL$BOXXをGacharic Spinや
Fuki Communeと並行して活動し続けていってもいいんじゃないかと思えた。
両者の魅力が存分に詰め込まれた、名実ともに最強のガールズバンドだ。
Fukiさんもこれだけの実力がありながら、最近の活躍といえばテレビ東京系列の
カラオケバトルでCyntiaのSAKIさんと共に高得点を出したことぐらいしか無いというのは
もったいなさ過ぎる。DOLL$BOXXで有名音楽フェスに出るところなども見てみたい。
初見の人をアッと驚かすほどの圧倒的なライブステージを見せてくれるはず。
それぐらい幅広い活躍を今後とも期待したくなりますよ!







2017年11月12日日曜日

[CDレビュー]  沼倉愛美「My LIVE」


沼倉愛美「 My LIVE(初回限定盤A)(Blu-ray Disc付)」
(2017/6/14)

1. 叫べ  [公式PV]
2. Climber's High!  [公式PV]
3. Good Day
4. Smiling & Smiling
5. Spiral Flow
6. Anti-Gravity
7. Shining Days
8. ハレルヤDrive!
9. Hello,Ms.myself
10. 屋根上の朱い花
11. 暁
12. My LIVE  [公式PV]
お気に入り度:★★★★★★★☆ (7.5/10)




声優歌手、沼倉愛美の1stアルバム。今作はとにもかくにも2曲目に収録された
先行シングル曲「Climber's High!」が、90年代ガールズロックを彷彿させるような
メロディの詰まった大傑作。Bメロの展開が良いのに加えてサビの開放感が最高で、
おまけにCメロでさらに高みを目指すかのような疾走感も加わることで
目の前に果てしないまでの夢と希望が広がっていると感じさせられる曲。
そして歌唱も素晴らしい。ガールズロック歌手の中にはドロっとクセの強い
歌声を放つ歌手もいるがそれとは対照的に、ぬーさんは歌声もルックス同様に綺麗。
「♪心に熱い風纏って 駆け上がって行こうぜ」と歌う姿はまるで
人々に勇気と感動を届けてくれる美人アスリートのよう。熱く爽やかな風を届けてくれた。
この曲が収録されているというだけで今作を手に取る価値があると言える。
本当にどれだけ励まされたか・・・一緒に駆け上がりたいと思える。

ということで1、2曲目の先行シングル曲を聴いた時点で今作には大いに期待していたが、
続く3曲目の「Good Day」という大人っぽくて洒落たポップスを聴いた時点で
早々とこれじゃないんだと感じてしまった・・・
5曲目「Spiral Flow」、6曲目「Anti-Gravity」ではEDMサウンドで
楽曲自体は良いのだが、まるでfripSideみたいな曲が2曲連続で来たのも予想外。
9~11曲目はバラード曲3連発。この中では「Hello,Ms.myself」が
バンドサウンドで良かったが、バラード系ならば2ndシングルのC/W曲の
「星の降る町」が伸びやかなメロディの光る、一番の名曲だったように思うんですよね。

今回期待通りだった曲は8曲目の「ハレルヤDrive!」。
晴れ空の下を駆け抜けるような爽快感のある曲で、タイトルからして
車のカーステレオで聴くことを推奨する曲。WEST GROUNDが作曲した曲は
名曲ばかりということが分かる。なので今作を完全プロデュースしても良かったのに。
さらにラストナンバーのアルバムタイトル曲「My LIVE」は本人作詞曲で
そこまで言い切れるかというほどの熱いメッセージ連発の名曲。
「♪あなたの選択は概ね正解です」そうであって欲しい。迷わずに進む姿は美しい。

ここまでの先行シングル曲がC/W曲なども含めて90年代風ガールズロック&
ガールズポップの進化形といえる曲ばかり、それだけに今作は
2010年代版田村直美みたいな作風のアルバムになるのではと期待していたし、
実際にその路線が歌声に合っていると感じてただけに・・・
アニソン・声優系アーティストは総じて様々なジャンルをまたいだ楽曲を歌い、
アルバムに多様性を感じられるというのが良いところでもあるのだが、
やっぱり3、5、6曲目みたいな曲を歌うアニソン系歌手なら他にいくらでもいるわけで。
「Climber's High!」で美人ランナーと化したぬーさんならではの魅力が詰まった
バンドサウンド中心の作品を、次作では聴いてみたいですね。