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2015年11月28日土曜日

[ライブレポ]  Gacharic Spin「6th Anniversary ONEMAN TOUR」

11月22日(日曜日)大阪・umeda AKASOにて行われたGacharic Spinのライブに行ってきました。
関西でのワンマンは約2年ぶり、メジャーデビュー後は初となるワンマンツアーで
なおかつ最新アルバムが大傑作だっただけに、非常に楽しみにしていました。


[セットリスト]



まず1曲目は「MUSIC BATTLER」、2曲目は「デジタルフィクション」と最新アルバムから傑作曲を立て続けに披露。
楽器隊の皆さんの演奏パフォーマンスは今回もまたスゴかったです。
ベース&リーダーのKOGAさんは首にコルセットを巻いてステージに立ってましたが
そんな首の不調なんてのは全く感じさせないぐらいでした。
それに加えてガチャガチャダンサーズの2人によるダンスが素晴らしい。
特にこの序盤2曲のダンスの激しさはスゴかった。2人とも楽器隊の皆さんより
1回り年下の高校生だとは思えない。相当な練習がないとあれだけ踊れないはず。
こんなライブステージを見せられたら、観ている方も思わず一緒に踊りたくなりますよ。

1回目のMCはキーボード&ボーカルのオレオ様が担当。
今回の大阪でのライブ前にはリハーサルの時間ができたということで、
メンバー揃ってガッツリと練習、それも皆さんが思っている以上にガッツリと練習したそうですが
その後に、KOGAさんやTOMO-ZOさんがSNSに「たくさん練習できて嬉しい」と書いていたのには
思わず目を疑ったとのこと。バンド活動にかける情熱のスゴさが分かるエピソードでしたね。

「ノスタルジックブルー」はオレオ様とねんねさんによるダブルキーボードでのステージ。
今年新たにメンバーに加わったパフォーマー3号のねんねさんは、
まだ高校生にしてあれだけダンスが踊れて、なおかつルックスも可愛い、
それに加えてピアノも弾けてしまうとは、もはや化け物かと(誉め言葉)

「夢言実行」ではオレオ様がセンターに立って歌い、キーボードはねんねさんが担当。
この曲のオレオ様の歌唱は素晴らしかったです。サビの高音の伸びが最高に気持ちいい。
これだけ立派に歌えるのに、バンド内でのボーカルとしてはドラムのはな兄さんに次ぐ
No.2的存在だとは・・・ 魅力的なボーカルが2人もいるのはあらためてスゴいなと。
続く「夢喰いザメ」ではガチャダンの2人がそれぞれ大きな旗を持ってダンスを披露。
ダイナミックなステージングで沸かせてくれました。

「ガチャガチャダンサーズによるMCの時間の時間」ではグッズ紹介と共に
先輩メンバー達のスゴい所について語られました。まずKOGAさんに対しては、
元グラビアアイドルなだけあってジャケット写真撮影が手馴れていることと、
おばさんになっても、お胸が垂れていないのがスゴいと感じたらしいです。
それに対して、オレオ様はお胸が垂れているとのこと。
そして私たちはお胸が無いと、最後は自虐ネタで締めてくれました。
なお今回のMCの点数は、オレオ様の採点によると
言われたくない胸のことについて言われたので65点とのことでした。
ツアーファイナルの東京では100点をとれるように頑張って欲しいですね。

はな兄さんのドラムソロのコーナーでは、頭にヘルメットをかぶり、
そのヘルメットの上に取りつけてある様々なものをドラムと一緒に叩くのが面白かったです。
さらにTOMO-ZOさんが登場し、手持ちのスティックを振って呪文をかけると、
ドラムが一斉に光り、超高速でそのドラムを叩きまくるパフォーマンスが。何ともド派手だ。

TOMO-ZOさんによるMCでは、バンドメンバー紹介と共に暴露話を次々と発表。
はな兄さんはバンド界の志茂田景樹、オレオ様はバンド界の岡本夏生ことセクシーおばさん、
KOGAさんはバンド界の松岡修造などといったキャッチコピーがこれまた面白い。
さらにメンバー内での会話で、オレオ様が「最近年のせいか甘いものが食べられなくなってきた」
と言っていたことを暴露。これに対してオレオ様は「キャラがブレる!」と猛反発(笑)
年だといってもまた20代後半なはずなのに・・・老け込むにはまだ早過ぎるぞ!

「常識デストロイヤー」ではガチャダンの2人が銀行強盗が使うような目出し帽をかぶりダンスを披露。
続く「ダンガンビート」では客席一帯がタオル回しで盛り上がり、
本編ラストの「WINNER」ではガチャダンの2人とガチャマン・ガチャピン子(ファン)の皆さんが
その場で5分間走り、最後はゴールテープが切られ本編終了となりました。

アンコールではKOGAさんから、今回の大阪のワンマンライブについて、
これまで東名阪ワンマンツアーをやった時は、いつも大阪が一番動員が厳しかったが
今日は初めて動員数が名古屋を超えたという発表が。これには歓声があがりました。
後ろの方までビッシリ埋まった客席を見て、嬉し涙を流すKOGAさん。
思えば2年前の大阪ワンマンはソールドアウトできなかったことに悔し涙を流してたよなぁ・・・
(レポはこちら) それが今こうして嬉し涙に変わるとは、何とも感慨深いです。
その後に、バラード曲「宝物」をガチャマン・ピン子と一緒に合唱。
そして終了後にKOGAさんが一言。「Gacharic Spinはこんなしんみりと終わるバンドじゃありません」
すぐさまオレオ様がセンターに立ち、「ケーキよりたこ焼き」「ケーキよりいか焼き」
などといったコール&レスポンズを繰り返した後、インディーズデビュー曲の
「Lock on!」で思いっきり盛り上がって、ライブ終了となりました。


今回も素晴らしいの一言に尽きるライブステージでした。メンバー6人揃ってあんなにも
スゴいライブパフォーマンスをみせてくれるガールズバンドなんて他にいない。
ライブが好きな人ならば老若男女問わず絶対に一度は観るべき。
観ればその圧倒的なスゴさが分かるはず。メジャーデビュー効果もあってか
ライブ動員は確実に増えていることが分かるものの、しかしその一方で、
ファン層についてはほとんど広がっていないように感じたのが惜しかった。
なんでもっと10代20代のファンが増えないのかが不思議。知る機会が無いのかなぁ?
せっかくアニメタイアップなどもつき始めたというのに。今回のライブ会場では子供連れの
ファンの姿も見ましたが、その子はもしかしてドラゴンボールでガチャピンを知ったのだろうか。
てかその主題歌の「Don’t Let Me Down」をやらなかったとは・・・
来年こそは本格的なブレイクを期待したいです。ライブに全力を注いできた、その努力がどうか報われて欲しいです。







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