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2015年9月9日水曜日

[日記]  歌ネタ王決定戦2015の感想

「笑いと音楽の融合=「歌ネタ」の頂上決戦」

まさに当ブログが感想を書くためにあるような賞レースですね。第3回となった歌ネタ王決定戦。
ゴールデン進出ということでてっきり全国放送かと思いきや、公式サイトによると
関西地区(MBS)と熊本県(RKK)でしか生放送されてなかったとは残念。
ということで、プロ野球の阪神巨人戦を8時から録画に回してまで生放送を見た感想を書いていきます。


[1stステージ]

・田中上野 「叫び」  450点
1人がフリップをめくり、もう1人が心の叫びを哀愁たっぷりに歌うというネタでしたが、
個人的には1回も笑うことなく終わってしまった。審査員の志村けんさんもバッサリでしたが。
「助けてアメリカ」で軍隊の絵を何度も何度も繰り返して出すというのは、本人達は深い意味は
無いと言っていたものの、今の時期にこういうネタは避けた方が良かったんじゃないかな。
私ならば同じアメリカでも、途中でデーブスペクターの絵を挟んだりとかしてバリエーションを加える。

・どぶろっく 「○○な女」  474点
鉄板ネタで勝負。今回も笑わせて頂きました。納得のファイナルステージ進出ですね。
普通にやれば優勝候補一番手だろうと思ってましたから。
「タクシーの運転に文句をつける女は免許持ってない」これはすごく分かる。
自分で車を運転できない人ほど他人の運転に文句つけてくるものですよ。ソースはウチのオカン。

・COWCOW 「アイアン・メイシン」  467点
今年のメタル枠。世の中の迷信をイラストと歌で紹介するというネタで、
こちらもまた笑わせて頂きました。近いうちにTHE冠との共演を期待したいです。
「食べてすぐ寝たら牛になる」なるほどCOWCOWなだけに。あらためて聞くとこんな迷信って誰が言い出したんでしょうね。

・パーマ大佐 「森のくまさん」  446点
前コンビのメタルな流れで森のくまさんと言われるとこちらの曲の方を連想してしまった。
ウクレレ弾き語り形式で森のくまさんの歌詞を追加して歌うというネタでしたが、
審査員の清水ミチコさんのコメント通り、マジメ過ぎたというのは私も同じ感想。
メスゴリラという女性のキャラをもっとうまく使えれば・・・もっと弾けたネタが見たかった。

・ドドん 「煩悩」  435点
僧侶芸人と元バンドマンのコンビ。お坊さんが最後にハーモニカを吹いたのは
意外で思わず笑ってしまったのだが、それ以外の肝心のネタがインパクトに欠けた気が
お坊さんあるあるで、もうちょいぶっ飛んだネタを入れてきても良かったのでは。

・バンビーノ 「ピッスッキリ体操」  459点
1人が両手で作った穴の中にもう1人が入るという動きだけで笑わせてしまうのはさすが。
私はこういう体操をうまくやれる自信が無い。ただ歌ネタという感じはあまりしなかったし
爆笑までには至らなかったかなぁ。紹介VTRでは優勝候補筆頭と紹介されてただけに惜しい。

・中山功太 「レディー・ガガ」  473点
今年の演歌枠。そりゃ演歌歌手がレディー・ガガ役をコテコテの関西弁で演じたら
爆笑してしまうに決まってる。和と洋の、何ともミスマッチな融合が面白かった。納得のファイナル進出。
そういえば「アイライク演歌」などと歌っていた冠二郎さんという演歌歌手もいましたね。

・2700 「秘密」  440点
小学6年の女の子がゴリラを飼っていることをヒップホップ調のメロディにのせて紹介。
そのメロディのキャッチーさに関してはプロのミュージシャン級なのでは。
中盤までは面白かったが、終盤になってゴリラの正体は福岡のおじちゃんでしたというオチはどうかと・・・
せっかくのネタの世界を最後に壊してしまったような気がした。もうちょい他に良い終わり方はなかったか。



[ファイナルステージ]

・COWCOW 「富良野あるないラップ」  476点
まず富良野には電気もガスもちゃんとありますからね。有名人ネタに頼り過ぎな感じがして
個人的には今一つハマれずでしたが、審査員の皆さんは高得点連発でしたね。
富良野オムカレーがあるというのはさすがに知名度不足でネタにまではできなかったか・・・

・中山功太 「レオナルド・ディカプリオ」  476点
1stステージに続いての演歌歌手ネタ。続いてやはり演歌と船は抜群の相性というのが
あらためて分かった。「兄弟船」という名曲もあったなと。
映画については全くもって疎いのですが、タイタニックが世界的にヒットした後も
レオナルド・ディカプリオは映画の仕事あったはずだぞ! ツッコミどころ多過ぎで面白かったです。

・どぶろっく 「ふたつの想い」  465点
1stステージで述べた通り私の予想としては、普通にやればどぶろっく優勝かなと思ってました。
そう思っていた私がアホでした(爆) ド下ネタじゃないか!
何というかもう、M-1の決勝で笑い飯がチンポジネタをやって自爆したのを思い出してしまった。
敗者コメント「ちんちんじゃなくておちんちんなら良かった」それが言いたかっただけだろ!
賞金300万円を自ら捨ててまで、別の方向で笑いに走ったという、
その芸人魂は逆に素晴らしいとすら思えてきた。ぜひ第4回大会以降も決勝での大活躍を期待し続けたいです。



1位が2組同点の場合はファーストステージの点数の高い方を上とするのかと思いきや、
同点優勝というルールになっていたとは意外。
その結果、COWCOWと中山功太の2組優勝となりました。おめでとうございます。
全体の感想としては、音楽のジャンルはメタルからラップ、さらには演歌までと幅広く、
さらに歌唱力も皆さんそれなりに高かったというのが良かったです。
私的にはそれだけで楽しめてしまう。たとえ肝心のネタが今一つだったとしても。
とりあえず、次回大会では審査員の円広志さんに、各種CMでおなじみの「飛んで飛んで」の
替え歌ネタで本選にチャレンジして欲しいです。今までこんなにもたくさん自らの名曲を
CMネタにしたのだから、歌ネタ王だって挑戦してもいいはずだ!



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