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2015年3月11日水曜日

[CDレビュー]  藍井エイル「GENESIS」


藍井エイル「 GENESIS(初回生産限定盤)(DVD付)」
(2015/2/18)

1. GENESIS
2. Fairy Tale
3. electric irony



藍井エイルのニューシングル。
まず表題曲「GENESIS」はシングルでは久々となるバラード曲ですが、
これほどまでにサビメロが伸びやかかつキャッチーで、
なおかつバンドサウンドでガツンと聴かせるバラード曲というのは、
最近では少なくなったと感じられる。2000年代まではこういう感じの曲は
DoAsを筆頭に他にもたくさんの歌手の曲が思い浮かんだはずでした。
それだけにこの曲は価値がある。エイルさんの歌唱がこれまた胸に響きます。
「♪永遠じゃなくても 完璧じゃなくても」このサビの歌唱には訴えかける力がある。
切なさを必死に振り払いながら歌っているようにも感じられます。

2曲目「Fairy Tale」もロックバラード曲ですが、主に間奏部分などで
重低音がズシっと響くサウンドに、表題曲とはまた一味違った迫力を感じられる。
まるでガールズメタルバンドが作るバラード曲みたいだ。ハイトーンを聴かせるサビメロが良い。

3曲目「electric irony」は疾走感のあるロックナンバーながらも
シンセや弦楽器の音などが至る所で複雑に絡んでいく曲で、
この曲展開の多さはまるでV系バンドの曲のよう。聴けば聴くほどに味わい深いです。

今作も表題曲、C/W曲ともに素晴らしかったです。
今年は何としてもエイルさんのライブに行きたいと思ってますので
チケットが入手できることを願ってます。既にライブに関する高い評判は聞いているだけに・・・







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