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2012年1月22日日曜日

[ライブレポ]  JAM Project「GO! GO! GOING!! ~不滅のZIPANG~」

1月14日(土曜日)、尼崎市総合文化ホール・アルカイックホールにて行われた、
JAM Projectのライブツアー「JAM Project LIVE 2011-2012 GO! GO! GOING!! ~不滅のZIPANG~」に行ってきました。




[セットリスト]
・NOAH
・流星Lovers
・Vanguard
・GOING
・弾劾の剣
・ヒカリヘのカウントダウン
・Believe in my existence
・Always be with you
・TRANSFORMERS EVO.
 
(アコースティックコーナー)
・I LOVE YOU 
・メドレー
 FIRE WARS
 嘆きのロザリオ
 STORM
 DRAGON 

・Blue rise 
・BIG BANG EXPLOSION~Song for Ragnarok Party~ 
・Get over the Border 
・SEVENTH EXPLOSION 
・VICTORY 
・メドレー(1コーラス)
 鋼の救世主
 GO!
 Rocks
・GONG 

(アンコール1)
・MAXON

(アンコール2)
・HERO 
・SKILL
・レスキューファイアー










まずメンバー5人が登場し、そして1曲目にいきなり「NOAH」。
これぞまさにヒーロー降臨といっていい、あまりにもカッコ良すぎなステージでした。
そしてその後も、5人の歌唱の迫力、そしてHR・HM界の実力派ギタリストなどによる
バックの演奏の迫力、そしてバックのスクリーンに流れる映像、
それらが全て合わさることで生まれる、すさまじいパワーと、
客席まで含めた会場全体から感じる一体感に圧倒されまくり。

さらにライブパフォーマンスにおいても、メンバー5人全員の前にジャンプ台が置かれていて、
曲中にそれを使って跳びはねるなんていうのはJAM Projectならでは。
歌唱力に関しては全員素晴らしかったですが、その中でも特に、
遠藤さんのロングトーンのスゴさは圧巻の一言。どうやったらあんなに声が出るんだ・・・

中盤にはメンバーの衣装替えということで休憩。
そりゃ休憩も挟まないと持たないよなと思いましたが、その合間に、
会場のスクリーンからは「牙狼~SAVIOR IN THE DARK~」のカラオケが流れてきまして、
それを客席全員で歌いました。ファン達に休憩はないです。
本当はこの曲はJAMの曲の中でも特に大好きな曲だったのでぜひ生で聴きたかったのですが・・・

そしてアコースティックコーナーを挟んで、後半戦はまずバラード曲「Blue rise」から始まり、「BIG BANG EXPLOSION~Song for Ragnarok Party~」にてメンバー紹介。

そして、個人的に今回一番強烈に印象に残ったステージは「Get over the Border」。
ただでさえスゴ過ぎるこの楽曲を、さらに何倍にも引き立ててくれるかのような、
振り付け込みのライブパフォーマンスは衝撃的でした。
ここまで最高にカッコ良いダンスステージというのを、今まで他に見たことがないです。
私は振り付けやダンスに関しては素人なので、細かい技術面とかは分かりませんが
そんなのはどうでもいい。どんなに振り付けが上手くても楽曲がイマイチなら何も感じない。
その点、このステージが最高だった理由は、やはり楽曲と歌唱が素晴らし過ぎるから。

ラストはスパロボメドレーと題して「VICTORY」~「GONG」までノンストップで突っ走り、
会場の熱狂は最高潮のまま、一旦ライブ終了。
すぐさま会場からは「もっともっと!!」コールが。
ここは、他の歌手ならば「アンコール!」というところですが
JAM Projectのライブの場合は「もっと もっと!!」です。

そしてアンコールを計2回やってくれました。最後には、
「SKILL」「レスキューファイアー」そしてまた「SKILL」というメドレーで、
客席全員がジャンプしまくり、「もっともっと!!」の大合唱。
今回、ライブに行って初めて「SKILL」という曲の本当の素晴らしさが分かった気がします。
そりゃこれが無ければライブじゃないとまで言ってもいい、絶対欠かせない曲だなと・・・



MCでは、今回のこの尼崎公演は、奥井雅美さんの地元凱旋公演だということもあってか、
終始奥井さんの話が多かった印象でした。
まず最初の話が、子供の頃に自転車を川に捨てられたという話で、
いきなりこれはディープ過ぎるだろと、メンバーからツッコまれてました。
しかし、高校は武庫川女子という、関西ではお嬢様が行くような学校に行っていたこともあって、
尼崎にはあまり友人はいないとも語ってました。
さらに「Blue rise」の前のMCでは、この曲はあの大震災の映像を見て、
自分たちにできることは何かと考え、それは歌で元気づけることだと思い、
震災の中で頑張る人たちの姿をこの曲にしたと語っていたのは印象的でした。

それ以外の話では、きただにさんが年末のアニソン紅白にソロで出演し、
感電しながら歌ったという話には驚きました。
おそらくマイクのコードが破損していたことと、コードが濡れていたことが原因で、
スタッフから渡されたマイクを持っただけで電流が走り、こんなの持って歌えないと訴えるも、
それでも番組スタッフからは、もう本番だから歌えと言われ、
結局感電しながら歌ったとか・・・ 本当に今無事に生きていて良かったと思いました。
もしきただにさんの身に何か起きてたら完全に番組スタッフの責任ですよ・・・




今回初めてJAM Projectのライブに参戦して、感想を一言で表すと、
「神」。もしくは「スーパーヒーロー」。そんな言葉がこれほど似合うアーティストはいない。
彼らは生ける伝説だといってもいいのではないでしょうか。
それぐらい、圧倒的、神ががり的なステージでした。
こんなすさまじいライブを、今まで10年以上もずっと続けていたとは・・・
もっともっと早く存在を知りたかった。そしてライブにも行っておきたかった。

最後に、ファンが熱狂的なことも印象的でした。
客層自体は子供からおばちゃんおじちゃんまで本当に多種多様で、
男女比は若干男性の方が多かったかなという感じでしたが、
MCの中で、明日の神戸のライブにも行くかというメンバーの問いかけに、
行くと手を挙げていたファンがすごく多かったですし、
さらには日本武道館のライブにも行くといういうメンバーの問いかけにも、
行くと言っていた人が予想以上に多かったです。
さらに、ライブ終了直後には、どこからともなく客席から、
「今回のライブ成功を祝って、三・三・七拍子!」などといった掛け声が聞こえてきまして、
そしてお客さんほぼ全員で、三・三・七拍子をしました。
今まで色んなアーティストのライブに行った中でも、こんな光景は初めてでした。
でもそれだけ熱狂的になれるのも、このライブステージを観たらそりゃ納得。


次回のライブツアーも行きたいと思います。早くも次のアルバムが楽しみだ・・・


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